夏目漱石のススメ
皆さんこんにちは。今回は夏目漱石です。皆さんも夏の読書感想文とかで読んだことあると思います。
実は私の漱石デビューは「こころ」でクっっっソつまんなかったので他に全然読んで居ませんでしたが、文庫が大量にゴミ捨て場に捨てられていたので拾って読みました。(札なら良かったのにクソが)
夏目漱石で一番面白いのは絶対に「吾が輩は猫」です。異論は認めません。そんでもってそれ以外は読まなくてもいいです。三四郎と坊ちゃんぐらいなら読んでも構いませんがあとは毒か面白くないです。
夏目漱石の本は絶対に読む順番が決まっています。だから「こころ」から読んでもその毒には気がつきません。それぐらい微量なんです。
彼のすごいところは、ある特定の年令の特定の状況の特定の一瞬を切り取るのが非常に上手い。しかもその出来事って結構私達の身の回りにあることなんです。勿論ハッピーなことじゃありません。それがかえって生々しい。
ちなみに私は夏目漱石のエッセイ(随筆)が小説よりも好きなんですが、その中の夏目漱石のクズエピソードが最高です。
例えば、こんな感じ。
文鳥買ってきたぞー。
でも世話が面倒くさいからポイッと。
おい嫁、文鳥の世話よろしくー。
おい嫁、そういえば文鳥どうなったー。
あー死んだかー(´_ゝ`)