国語辞典のススメ
皆さんこんにちは。あけおめことよろ
(-_☆)
さて年始の行事として私はブックオフの100円コーナーでセドリ業者と熾烈なバトルを繰り広げてきたわけですが、幸いなことに彼らの欲する本が私とかぶらないせいか20冊ぐらい買えてしばらくは困らないかなと。釣果報告はしませんが、トマスモアのユートピアが仲間にして欲しそうにこちらを見ていたので、モンスターボール改め、One Hundred Yenでgetだぜ!してあげました。
さてさてそんなわけで、どんなわけかわかりませんが国語辞典で毒書というとピンとくる方もいらっしゃると思います。今回は新明解国語辞典のススメです。
最近、百鬼園こと内田百間の本を読んだのですが、彼は言海より新明解派みたいなことを書いていました。だからあんなにひねくれて居るんでしょう。言海とかこの辺を知りたい方は舟を編んでみて下さい。
新明解は「新明解の読み方」みたいな本が出るぐらい変な辞典です。私は親からの譲り品で手許にあるのですが、ふと「社会人」の定義を知りたくなって調べたらすごいことが書かれていました。
【社会】[ーーー人]
実社会で働いている人。
ここまではわかります。では実社会とは?
【実社会】
実際の社会。[美化・様式化されたものとは違って複雑で、虚偽と欺瞞とが充満する、毎日が試練の連続であると言える、きびしい社会をさす]
いやもう世紀末の荒廃都市をサヴァイヴしなければいけないような言い回しで血も涙もありません。社会人は肩パッドとモヒカンはマストですね。
あとこの辞典はやたら野球が好きです。【イン(in)】の説明なんて最初からインカーブなんて存在するのかよくわからない球種の説明から始まります。
うーん。一応金田一先生編纂なんだけどなぁ。きっと野球が好きなんでしょうね、表紙が赤いので広島ファンなんだと思います(適当)




