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ニーチェのススメ
皆さんこんにちは。今回取り上げるのはニーチェです。名前ぐらい知ってるでしょう。フルーチェじゃありませんニーチェです。
昔ある評論家の先生がおっしゃいました。「日本人ってニーチェ好きすぎワロタ」と。
私もそう思います。いやなんとなくですが、ほらよく引用される箴言「深淵を覗くとき深淵もまたお前をm9」
井戸の底の貞子さんもびっくりですよ。え、私見られてんの?って
ニーチェの本は読めばわかりますが、理論的な哲学書というより思想書です。プラトンの国家とは全然違いますがこんな感じです。
「俺の理想はこうだ、だからお前ら俺の話を聞けよわかったな?」
全然違うでしょ笑
ではなぜ毒書なのか。
簡単に言うとニーチェの作品はどれもそうですが凄まじいエネルギーの塊です。しかも言ってることが過激で、優生学とかエリート主義とか独裁も肯定しちゃいます。某ナチスの某ヒトラーさんの思想を彷彿とさせますが、ヒトラーがニーチェの影響を受けたかどうかは判然としていません。
実はニーチェは晩年は狂人になってしまいますが、なんか厨二心をくすぐられます。ポイント高いです。