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フロイトと管理社会のススメ(後編)
皆さんこんにちは。前回の続きです。
そもそも精神分析は精神病を治す為に生まれました。フロイト以前の精神医学では現代のうつ病や精神疾患はほとんど分裂病(統合失調症)の一語で片付けられていたんです。適当だなぁ。
まずこの精神分析は芸術活動に波及することになります。近代文学、映画、絵画等々枚挙に暇がありません。
これが次に生活に波及します。そうビッグデータです。集合知についてはフロイトよりもユングをオススメします。
ところで、私は結構ディストピア作品が好きなのですが、ディストピア作品はだいたいテーマが決まっています。要するに「管理社会×何か」というふうに、例えば思想、本、健康、予防警察等々。
この「何か」に人間のリビドーを入れたら……これが私の考えていたことなんです。
が、気づいたら実装されていました笑
アマゾンのオススメ機能やグノシーなんかはそうです。それにGoogleやアップルストアもそう。私たちの欲望はある意味では管理されていると言っても過言ではありません。
なのでとりあえずオススメに身に覚えのないAVを表示するの止めて下さいアマゾンさん。




