プラトン「国家」のススメ
皆さんこんにちは。
今回取り上げるのはプラトンの「国家」です。
プラトンの著作ですが、主人公はプラトンの師匠のソクラテス。というのもソクラテスは著作を残していないのでプラトンが代わりに書いちゃいました(テヘペロ☆
みたいな感じです。もうこの時点で少々ややこしいのに内容はもっとややこしい。
さて、バカとかアホとかクズとか世の中には罵倒の文句が色々ありますが、このソクラテスさんにぴったりくるのはク○野郎です。クズじゃありません。○ソ野郎です。
読めば分かりますが内容を簡単に説明すると、正義についての禅問答です。そんでもってソクラテスさんのク○っぷりはこんな感じです。
「ここにAという命題(問題)がある。しかしこのままでは真偽はわからないのでBという問題に置き換えてみよう。そうするとCが重要なのだがDも重要だ。ではDの為にはまずEから始めてFGHと続け……(以下略)」
これを読み終わったときの私
(゜-゜) 「う、うぜぇ……。」
間違いなく「友達にしたくない奴No1」です。それぐらい回りくどい超ド級の理屈屋です。こんなん読ませたらひねくれた奴になるに決まっています。
といっても確かにこの本はすごい本であることは間違いありません。東大教官がすすめる理由もわかる。
100人殺せば人殺しも英雄とはよく言ったものですが、100の理屈をこねくり回せば賢者になれます。なので法曹志望の人に読ませるのは効果的だと思います。