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Character rone storys  作者: 路十架
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第3話 記憶の旅路

☆★ 今回の登場人物 ★☆


アンスール

 『言葉のルーン』の名をもつ神。

 この物語の主人公。

ソーン

 『棘のルーン』の名をもつ雷神。

 狂暴さNo.1。


イング

 『生命のルーン』の名をもつ豊穣の神。

 名前しか出てこないのににじみ出る変人臭。


ニイド

 『欠乏のルーン』の名をもつ邪神。

 トラブルメーカー。


ペオース

 『宿命のルーン』の名をもつ少女。

 さばさばしたキャラ。


ベオーク

 『誕生のルーン』の名を持つ結婚の女神。

 アンスールの奥さん。


ヘーニル

 アンスールの伯父さん。

 ジェラヘイムに住みジェラ神族として過ごしている。


ミーミル

 アンスールの伯父さん。

 プロローグに登場。わけあってタコのような姿をしている。


巫女

 ジェラヘイムの巫女。

 不思議な女性。



※今回は名前だけの登場のキャラもいます。


 私は今、ほぼ拉致されている。


 今まで体感したことのない浮遊感とスピード。


 今まで跨ったどんな馬に乗るよりも速い。




 突然新しい世界に引っ張り出される高揚感と不安。


 もう2千年以上も同じような人間関係の中、退屈しないように工夫してきていたつもりだった。


 それにしても、こんな気持ちになるのは一体いつぶりだろうか?




 未知の場所への旅……。


 その行き先が『行きたくて行ける場所ではない』ということが私の気持ちをさらに高ぶらせた。


 実は、現在のジェラヘイムは場所が不明のままだった。


 戦争を終結させ、和睦を結んだのにも関わらずだ。


 今まで行くことどころか、ジェラヘイムの場所を知る方法もなかったのだ。


 わかっていることはただ一つ。


 『資格のある者だけが導かれる』


 たったそれだけだった。



 昔、アンスルガルドとジェラヘイムの間で大きな戦があった。


 きっかけは一人の女神。


 ――昔は、ただただ美しく可憐であった。


 女神の姿を思い出して、私はため息をついた。


 その頃のジェラヘイムは今とは別の場所に存在していた。


 かつてのジェラヘイムにあるのは"強固な城壁だった|存在≪もの≫の残骸"だけである。



 ――本当にあの戦いは必要だったのだろうか?


 ジェラ神族という民族は学問や芸術に励み、とても繊細だ。


 『どうしても戦わなければならないの?』


 かつてのジェラヘイムは花が咲き誇る美しい大地だった。


 その地の……とある女神に私は恋をした。


 『予言の通り成すことは決められているから』


 『……お別れなのね』


 うつむき加減の彼女の顔を私は目に焼き付けた。


 ――運命という誰かの意志。


 いつからか存在する筋書きに、この世界は振り回されている。


 『……再会もまた決められたこと』


 ――そのうち会うことができるようになる。


 あの時、彼女から遠ざかるときの足の重さを私は忘れない。


 私は別れ際の女神の顔を見ないようにして立ち去った。


 決められた時は訪れるまで分からない。


 『またね……オーズ』




 それから千数百年もの時が過ぎ、『予言の時が来た』とミーミルが告げた。


 私はその頃、別の女に入れ込んでいた。


 ――それもまた、予言の通りだ。


 予言の時を迎え、あっさりとアンスルガルドとジェラヘイムは和睦をし、今に至る。 


 娘を嫁にやるのに千年以上も戦いをするなどと、馬鹿らしいとお思いだろうか?


 しかし、これがジェラヘイムの愛情表現とのことだ。


 とにかくこだわりが強く、どうあっても譲ろうとしない国民性……。



 これが問題となり、解決策としてとられたのが人材の交換だった。



 ジェラヘイムは公平に沙汰を下せる人材を交換によって得たいと望んだ。


 私の伯父ミーミルは知識と判断力を期待され、同じく伯父のヘーニルは指導者としての存在感を期待されて渡った。


 代わりに私のところには、嫁ベオークとその親族たちがやってきた。


 ――初めはヤラとイングだけだったのだが。


 『兄が心配だから』とギューフがきて、『姉が心配だから』とフッラが来た。



 あれは300年ほど前だっただろうか。


 ――まさか、わずか2年でミーミルが首だけになるとは。


 暇を持て余すと、人は昔のことをよく思い出すらしい。


 ――決められていることなど、そう多くはない実際にそうなってみないとわからないものだ。


 ジェラヘイムに渡ったミーミルが、300年近くもハガルとアンスルガルドを探して旅をしていたとは……思いもよらなかった。


 ――どこへ向かっているかなど、ついてしまってから考えようではないか。


 考えて分かるなら苦労はしないのだが、それ以外にやることは見つからなかった。


 陸を離れてから、どれだけの時間がたっただろうか。


 どの方向も同じ景色になったところで、ペオースが私に話しかけた・


「おい、メガネ。着いた」


 目的地に着いたようだ。


 私があたりを見回すとどこまでも広がる海を見た。


 ――ここが……ジェラヘイム?


 どこまで見ても海しかない。


「ジェラでは特別な赤い石が採掘できる。それをとってこい」


 そして、私は水面が近づいてくるのを感じた。


「おっ、おい! どこを調べればいい?」


 どこま見ても水面が広るだけだ。


「いちいち聞くな。このまま落としてもいいのだぞ?」


 こんなところにあのジェラヘイムがあるとは思えなかった。


「しかし……」


 ――そうは言っても、ヒントぐらいは欲しい。


「メガネは伊達なのか? 頭のよいふりか? 自分で懸命に考えよ。そうでなければ行く意味はない」


 ――どこまでも腹の立つことばかり言う女だ。


 腹は立つが言い返す言葉は浮かばなかった。


『下手なことは言わずに様子を見よう』と心に決めた私は女の動向を見守ることにした。


「わかってきたではないか」


「言葉ではなく、それ以外のことから情報を集めなければならぬということなのであろう?」


 おそらく正解なのだろう。


 無表情と思っていたペオースは口の両端をニッとあげた。


「お前は知っている。ジェラの民のことを」


 水面に大渦が現れ、ペオースは私をそこに投棄した。


「赤い石をもって、戻ってこい……私は、待っている」


 渦の中で呼吸が出来なくなり、私は気を失った。




 □■□■□




「おい! アンスール」


 ――何者かが私の頬に刺激を与えている。


 私は聞き覚えのある声と容赦ない往復ビンタを喰らって目覚めた。


 目覚め方としては割と最悪だ。


 ――少しは加減をしてほしいものだ。


 目を開けるとそこにいたのは、伯父ヘーニルであった。


 身の丈は2mほどで、容姿端麗と謳われたその姿は300年経った今も健在だった。


「あ、あぁ。伯父上。お久しぶりです」


 腑抜けた返事にヘーニルはがっくり肩を落としてこちらを見ている。


「無事か? まさか、家出か何かか? 兄上は元気か? アンスルガルドはどうなっている?えっとー」


 立て続けに質問を繰り返してくる伯父に懐かしさと不安を覚える。


「とりあえず、生きています。家出ではありません。拉致されました。ミーミル殿はつい数年前アンスルガルドに生還されました。アンスルガルドには新しく城壁を築きました」


「そうか、無事で何よりだ。家出じゃないならなぜこんなところにきた? どうやってきた? 一人できたのか? 拉致ってどういうことだ? 城壁は頑丈か?」


 伯父ヘーニルは同時に質問をいくつも投げかける。


 その癖に、答える順番を間違うと混乱し、癇癪を起して暴れ出してしまうという厄介者だ。


 沢山のことを同時に処理するのは悪いことではないが、もう少し融通が利くとありがたいのだが。


「赤い石を取ってくるよう言われました。空を飛んで大渦に飲まれこの様です。私を拉致してきた人間が運んでくれました。拉致については私もまだ現状を把握しておりません。城壁は今まであった物より頑丈になり、それを祝って毎年のように平和の祝祭を行っております」


 ――もう、すでに……ものすごく帰りたい。


「そうか……何よりだな。私も息災にやっておる。赤い石か……あれはとても危険なものなのだが、何に使うんだ?」


 やっとこちらも質問が出来そうである。


「何に使うのかは教えてもらうことができないようですが、どういった代物なのですか?」


「お前もよく知っておろう。首を斬り落とされたミーミルを」


「それが、何か関係があるのですか?」


「水を飲んだだろう。兄上は」


「えぇ、水を飲んでいましたね。そのお陰で賢くなったといわれています」


「水を飲んだものの遺骸は赤く輝きを放ち、周囲の人間を襲う」


 ――危険な水だから飲むなと伯父上がムキになって怒るのはそのためであったか。


 スッと合点がいった。


「事情は分かりましたが、私はそれをもって海の上へ戻るようにいわれております」


 ヘーニルは心配そうにこちらを見ている。


「どうにか手はありませんか?」


 私の質問にヘーニルは少し迷って、右手の親指を一噛みすると答えた。


「この国の巫女に会って知恵を借りるとよい。私もずいぶん助けてもらっている」


 そうして私は伯父に導かれるままに、その巫女の元へと向かった。


 □■□■□


 海の中だというのにその場所には空があって、緑が豊かで多くの花々が咲き乱れていた。


 ヘーニルが向かった先には簡易的な小屋があり、高名な巫女が住むとは思えない場所に感じられた。


 小屋に入るとよい香りが立ち込め、その奥には幾重もの美しい織物がつるされている。


 その織物がユラユラと揺らめくと、中から現れたのは見覚えのある懐かしい顔があった。


「あなたがアンスール様? よくいらっしゃいました。いらっしゃることは存じ上げておりましたが、本当にこの地においでいただけるとは……」


 にっこりとほほ笑む巫女と思われる女性の顔には少し戸惑う気持ちが現れていた。そして、どことなく豊穣の神イングに似ていた。


「イングはお暇を頂いたときはこちらにも来てくれているのです。よくして頂いているようで、礼をいつか述べたいと考えておりました」


 ジェラ神族との和睦の際、アンスズ神族はその豊穣の技能を願い出た。


 安定した食糧需給はどんなものより心と体を豊かにし、要らぬ争いを避けることができるかどうかの重要なポイントである。


「お陰様で、イング殿もよい働きを見せ、アンスズの民は皆飢えることなく息災にやっております」


 豊穣の神イングは今のアンスルガルドには欠かせない存在である。


 その父ヤラもまた豊穣の神、今は港で漁の成功をみまもる海の神として働いている。


 つまり、目の前の巫女はヤラの元奥さんでイングの母君ということになる。


 流石、ジェラ神族の女神! 美しい。


 こちらが見惚れていてもニッコリと品よく返してくるのが素晴らしい。


 アンスルの女神はどうも気が強い。


 ジェラヘイムの女神は強力な呪術を操る術師でもある。


 戦争の最中は悪魔のようにも見えていたものだが、不思議なものだ。


「それで、アンスール様は赤い石をご所望されているのでしょう」


「頂けるのでしょうか?」


「しかし、それは到底かないません。欠片であろうとあれを動かせばジェラヘイムの一角に大きな被害が出るでしょう」


「しかし、持って帰らぬわけには……」


「そもそも、ここを出る手段は限られております。いらっしゃるだけでも苦労されたでしょう?」


「何か手段はないのでしょうか? できることであれば教えを請いたいのです」


「アンスール様。ここは海の中であって、海の中ではありません。そして」


 何かを言いかけて、ヘーニルは続きを遮った。


「巫女殿、やめておかれよ。あまり多くを知らせるのはこの世界のバランスを崩すことにつながる」


 ヘーニルの言葉によって、巫女は多くを語ることは辞めてしまったようだ。


「そうですね、石を持ち帰ることができれば、今は問題ないのでしたね」


「さっき、バランスがどうとか、持って帰れないと……」


「気のせいです、アンスール様。ヘーニル様、縄を……」


 ――えっ?


「赤い石にくくりつけ、この世界から追放します」


 ――えええええええっ〜!?


「万が一にも軌道を間違えれば、この世界もあちらの世界も……ホホホホホッ」


 ――なんか、この人怖いんだが!!


 できればそんなハイリスクなことは即刻中止して欲しい。


 伯父ヘーニルは私の体を引きずり、ミーミルの体がある方へ向かう。


 その周辺には電気を帯びた暗い空間が広がり、その中央には赤く不気味に光る大きな何かが蠢いてその一部を伸ばしエネルギー源となる生物を探し、彷徨う。


 ――あんなのに括り付けられたら……そもそも、近づくだけでかなり危ない。


「な、何か策を考えましょう。これはこれでなんとかせねば……その気持ちは私も同じです」


「ミーミルの首があれば、この現象は収まるかもしれないが……それによって収まるとは限らぬ」


 そう言ってヘーニルは私を元ミーミルの体だった物体に向かって放り投げた。


 縄で身動きの取れない私に無数の腕が襲いかかってくる。


 ――もう、ダメかもしれん!!




 □■□■□




 眼前のおぞましい情景にうなされていたはずなのだが、次の瞬間には沢山の花が咲く小高い丘にいた。


「ちょっと! ちょっと! 起きてよアンスール!」


 聞き覚えのある声だった。


 ――ニイドか。なぜここにあるのであろうか。


「ゆ……夢であったか」


 最近心労が続いていたためか、どこからが夢なのかがわからなくなってきている。


「夢って……早くこの石を持って帰らないと、イスが」


 なんだか、どうでもよいと感じ始めていた。


「そうであったか」


 腑抜けた返事にニイドは焦っているのか、怒っているのかはわからないが、いつもより強い口調である。


「エオーにアンスールは置いていくように言おうか?」


「そうであったか」


「言わないけどさ、アンスールも……兄さんもショックだったんでしょ?」


 話がコロコロ変わる奴め。


「何のことだ?」


「その……僕の結婚。なんて言っておけばよかったのかな?」


「いいんだ。私も悪かった」




 □■□■□




 夢というものは深層心理が現れる。


 求めているもの、感じているもの。


 人それぞれの価値観と経験則を元に時に記憶の整頓を行い、時に未来の経験を体感させることもある。


 ――思い出した。


「夢想の石、Reverie(レヴェリー) garnet(ガーネット)


 精神と肉体のバランスをとるパワーを持つ希少な石のことを思い出した。


 母がまじないに使用していた石だった。


 使用用途もなんとなく想像がつく。




 私の放り込まれたのは、記憶の渦。かつてはジェラヘイムに存在したものであった。


 赤い石を持った私は海面を漂っていた。


「なんだ、見つかったのか」


 私は朧げな意識のまま手に持った石を高く掲げる。


 ペオースは石を見ると私を回収すべく、手を高く掲げた。


 私の体は再び天高く持ち上がり空を連行されていく。


 今見てきたジェラヘイムは私の記憶が作ったジェラヘイムなのかもしれないとは言え、希少な体験だった。


 時間はどれくらい経ったろうか……。


 私は考えることがつき、連行者の観察を始めた。


 神秘的な髪色だ……紫と桃色が入り混じるアンスルガルドの女神でもこの色は持ち合わせていないだろう。


 ――私はこの者を知っているはずだ。


 私は長い長い日常で薄れた記憶を辿る旅へと連れ出されたのかもしれない。


 ――旅とは良いものだ。


 私は赤い石を手にして、ようやくこの旅の目的を理解した。


 アンスルガルドの民は体の時を止めて無限にも近い時を生きながらえてきた。


 その代償は大きい。


 たまには有限の世界に身を投じて魂を磨くことも良いかもしれない。


 この世界の指導者の引退とも言えるラグナロク。


 それを引き起こすのは義弟ニイド。


 巫女は滅びと呼ぶが、視点を変えて見るとそれらは新たな旅立ちなのかもしれない。


 今思うと私は平和ボケをして能力が衰えてしまっていたように思う。


 ――帰還したら、アンスルガルドの行事ごとを見直すこととしよう。


 そんな事を考えていた。


「メガネ。お前にはもうすぐ死んでもらう」


 ――はっ?


 耳を疑った。


 気づくと足元にはマンナズガルド(人間界)のディアナ修道院と呼ばれる建物があった。


 ペオースは修道院に入ると私の体を地下室にある寝台に固定した。


「さぁ、旅立て。そして、その石を真の姿に変えてこい」


 ――また、自分で考えろと……そういうことか。


 身動きもできない私はそのままを受け入れることにした。


「ペオース・ラーグ・イーサ・スリサズ……」


 スリサズのルーネが入った術式に私は息を飲んだ。


 スリサズのルーネは棘を意味する。


 命がけで使えば、集中力の限界点へ達することもできるだろう。


 しかし、失敗することも多々あり、術者のセンスと実力が大きく効果を左右する。


 これが入ると術は呪いめいたものになることが多い。


 正しく効果を得られる術者はあまりに少なく、実用性に乏しいルーネである。


 ――もしかすると、本当に戻ってこられないかもしれない。


「安心せよ。痛くはしない」


 私の意識は、父ボルの故郷イーサヘイムへと飛ばされていく。


 永遠の闇と氷の国……。

現在、Reverse character rone storys の制作を行っています。

こちらの書き直しやキャラクターについての情報とルーン占いをしていくための解説ページなど、やってもやっても終わらない作業に絶賛、悪戦苦闘中です。


できれば秋までに仕上げたいのだけれど、今年中に形になるかしら?


イラストに関しては毎月2キャラずつ掲載予定。


更新が鈍くなってしまっていますが、突然一気に更新することもあると思います。


夏休みまでには一挙更新を予定。


それまではUP済み分をちくちく直していきます。


気長にお付き合いいただけたら幸いです。

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