表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/55

駄々っ娘ボスと老幹部

カレイ・モルダ

犯罪組織《BREAK》のボス。年齢19歳。

コロンビア大学を飛び級で卒業した天才。趣味はハッキングと株式投資。興味あることには全力で行動するが、興味が無いことにはとことん興味を示さない性格。

 BREAKのアジトは観光地から少し離れたところにあった。一見すると普通のビルのような感じだ。このビルの最上階の部屋、その部屋のベッドの上にBREAKの若きボスはいた。寝そべったままノートパソコンを開いている。


「ここをこうして、こーやってっと。ふう、やっぱりボクは天才だナァ~」


 そういうと画面上の数字を確認した上で、満足そうにパソコンを閉じる。ふいにドアを開ける音がする。


「ハァ、ハァ、お、お嬢! 探しましたよ、早くホテルへ」


 息を切らしたフレドは今にも倒れそうで、部屋の壁に持たれていた。


「おいおいフレド~! 入る前にノックくらいしてくれヨォ~。それともそういう……趣味なのカ……? いきなり襲いかかるみたいナ?」


「違います! フレドをからかうのはお止めください! まったく、私はことごとく寿命が縮まりそうです!!!」


 だいぶ息もフレドは頭を抱えたままぐったりと死にかけていた。


「はいはい、今のでその台詞を聞くのは合計693回目だヨォ。次はも~すこ~し、違ったセリフが聞きたいナァ」


「お嬢ッ!!!!!」


 フレドはかれた喉から精一杯の声をかける。


「はいはい、分かったヨ!!! 行けばいんダロ、行けバ!!! 早く車を用意シテ! それと、さっきの株取引で100万ドル作ったから、ちゃんと管理しておいてくれヨ!」


 そういうとカレイはショートヘアーの髪を揺らしながら部屋を出ていった。


△▼△▼△▼


 同じ頃、ニューヨーク市内、少し小さめのビル。その中では、職員が電話対応に追われていた。ここはジョバンニ物産。表向きはボルサリーノ・ファミリー幹部、フロリド・ガスティーの取り仕切る貿易商社だった。


「社長~! 社長にお客様がお見えになりました~」


 女性社員の一人が社長席に座るガスティーに声をかける。両手を組んで椅子の背もたれに寄りかかったガスティーは我に帰ったかのように起き上がる。


「……! おう、お疲れ。…すまん、寝てた」


「あ、お休みになってたんですか~。って、ええええええええ!!!」


 女性社員は驚きのあまり、手元に持っていた資料を落とした。


「いやいや、目開いてましたよね、目っ! 開いてましたよね!」


「ん~、俺ぁいつも寝るとき目ぇ開けてんだよ~。んで、何だったっけかな?」


「はぁ……。社長にお客様がお見えになりました~」


「ああ゛? お客様の対応はお客様対応センターの仕事だろぉ?」


「あ~もう!!! しゃ・ちょ・うにお客様ですっ! 何度も言わせないでください!」


 女性社員が呆れていると、そこに秘書ガブリエル・ドルミーレが現れる。


「社長、コルボ・アレグロ様がお見えです。私と一緒に来てください」


「お~、ガブ~! ったく面倒だあな、こらまったく」


 それを聞いたガスティーは面倒くさそうにゆっくりと腰をあげた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング←ポチっとしていただけると嬉しいです!よろしくお願いしますm(__)m     関連資料はこちら←作中に登場した銃器や独特の言い回しをまとめてあります!ぜひ、こちらも参考にしてください! コラボさせて頂いた作品です!ぜひ(*^^*)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ