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転生者 キッシュ Ⅰ

ボクは妖精族、家庭科部部員。燈夜という人間だった記憶を有効活用して生きている。おかげで人間社会には自然に馴染むことができ、これから起きることも予想してこの部活に入部していたりしている。


(だって、ボクは攻略対象の一人、しかも家庭科部の部長で妖精。本当なら後輩でユーちゃんとべたべたしたかったけれど…かわいい先輩で彼女を猫かわいがりするのもいいよね。)


乙女ゲー主人公は入学してくるのが高校から。ユーちゃんがエロゲの場合に友人夫に襲われるのは二十歳過ぎ、ギャルゲなら生まれてから今までで狂っているはずだけど普通に過ごせている。他の可能性のミステリはこんなファンタジーでなかったから除外。RPGは他の登場人物が学園にいないから多分あまり関係ないとおもわれる。


「うん、でも一応ギャルゲ主人公やエロゲ主人公、他の男が変な気を起こさないとは限らないからね。ああいうゲームって主人公の顔がわからないから面倒だよね。」


あまり頭はよくないボクは思い出したことや重要なことは手帳に書いている。その手帳をふむふむと見ながら考える。企む頭はあるからね。


「ふふふ…どうやってユーちゃんをボク好みに育てようかな…?」

ユーちゃん逃げてー。エロイことは任せろーなキッシュ君です。割と燈夜に引きずられているので見た目に反してエロガキ腹黒です。でも演技がうまいのでメンバーにしか本性は知られていないのです。


<ゲームでのキッシュ>

背の小さい妖精先輩。種族的には大きいほうではあるものの高校生の時点で乙女ゲー主人公より低い。人懐こい家庭科部部長で乙女ゲー主人公によくお菓子の差し入れをしてはボディタッチをしているがそれは好意からではなく彼は暗殺者という裏の顔を持っていて情報収集のためと嫌々している。あまり感情が読めないので好感度がわかりにくい攻略対象。


…とりあえず今のところ出てきた人たちは出しましたが、攻略対象の攻略難易度高いですね、この乙女ゲーム。絶対私は投げ出すレベル。

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