「ジゴロ・イン・ニューヨーク」(映画)
監督ジョン・タトゥーロ
出演ジョン・タトゥーロ, ウディ・アレン, ヴァネッサ・パラディ
ブルックリンの本屋店主は、代々続いた店が閉店に追い込まれ苦悩の 日々。そして思いついたのは、花屋のバイトの友人をジゴロにして、 男娼ビジネスをスタートさせるという迷案?! 戸惑う友人を必死で口説き、ジゴロ業 を開業するやいなや、意外にもクールでダンディなジゴロは裕福な女性たちをたちま ち夢中にさせていく。ところがジゴロがある未亡人と恋に落ちてし まい…。(C)2013 Zuzu Licensing, LLC. All rights reserved
題名に偽りありじゃないのか。ジゴロの物語かと思いきや、まさかのユダヤ人ネタ。さすがに、最後まで観て、これどう読めばいいのだろうか、と思ったよ。
戒律にがんじがらめの未亡人が、殻を破って新しい人生に踏み出すきっかけを、彼が与えたのはわかるのだけど。それは一足飛びに、彼らが結ばれるような飛躍したものでもなく。
ジゴロの経験は、彼を変えたのかどうかも分からない。小遣い稼ぎ以上の価値はあったのだろうか? そもそもこの男、どういう人格の持ち主なのかもよくわからなかった。本屋店主にいいように使われているだけで。
本屋店主は本屋店主で、やたらと人助けというか、それを金に結びつけて稼ぐ手段に友人を使って、罪悪感もなく。すっかりヒモのようになってるし。
ウッディ・アレンの映画のなかでも、とりとめのなさは断トツ。山なし、谷なし、流れのまま――。




