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「セッション」(映画)

監督デイミアン・チャゼル


2015年度アカデミー賞®のダークホースが、3冠を獲得!!名門音大に入学したドラマーと伝説の鬼教師の狂気のレッスンの果ての衝撃のセッションとはーー!?[才能]VS[狂気] この衝撃に、息をのむ。© 2013WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.



 あーこさんと。うちの赤子のだーちゃんが、ドラムの音に食いつきがいいのでいっしょに観たくて。


 映画自体は好きじゃない。こうして二度目に観て、更に好きじゃない。これもエディプスの話なのかなぁ、と。西洋人、こうして抑圧的な親父(実の父親は母親的役割だけど)に反抗して乗り越えなきゃいけない、との刷り込みというのか既定路線というのか、があるみたい。


 主人公がどんどん狂暴化して、傲慢な言動をするようになるのも、ジャズにかける情熱というよりも、教師の性質ややり方をそのまま取り込んだ同一化の権化のようで。


 それにしても、あーこさんの、「新海誠の映画みたい」の評がなるほどなってなった。どこまでも、二人の世界。バンドは、音楽は、ドラムと指揮者だけで構成されているわけではないのに、他は一切無視状態。そもそも私怨で、曲を偽って楽譜を渡さず、大事なステージに傷をつけるようなマネをするとか、指導者とは思えない。練習中楽器を足蹴にするところからして嫌。


 好感がまるでもてない主人公と指導者。


 育てる側が甘くなりすぎて、高みを目指すことができなくなった、って言い分はとても良く解るのに。悔しい想いをして、見返してやる、圧倒してやるという意気込みを持てというのもよく解るのに、彼のしていることは違うと思うよ。






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