「マージン・コール」(映画)
監督J・C・チャンダー
2008年、ニューヨーク。ウォール街の大手投資会社で大量解雇が始まった。解雇になったエリックは、部下のピーターに「用心しろよ」と意味深な言葉を残しUSBメモリーを託して去る。原子物理学の博士号を持つアナリストのピーターは、リストラから生き残った数少ない1人だった。
サブプライム暴落前夜の一日の話かな。自分たちの商品がいよいよゴミだと確定したとき、さぁどうするって話なんだけど。レヴューなんかで批判されているのは、その後の世界を知っているからで。はたして現場の彼らが実感できていたかは判らない。さすがに経営陣の爺さん連中は、バブルもその崩壊も何度も潜り抜けてきて、その破壊力を想像がつかなかったとは言い逃れできないだろうけれど。
サブプライム・ショックの映画は、「マネー・ショート」「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」、他にも何かあったかな?
イタリア辺りは、この金融危機での国家財政のひっ迫が、コロナ過での医療崩壊へと結びついていく、と言えなくもない。
自分の会社と自分の給料を守るために売りさばいた金融証券が、未曾有の混乱を引き起こすことは想定されていたのだから。
予測と実感と。それはイコールで結ばれるのかは、謎。




