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「トランス・ワールド」(映画)

監督ジャック・ヘラー


人里離れた森の中で、夫とドライブ中にガス欠になり、ガソリンを買いに行った夫を待つサマンサは、同じように車のトラブルで立ち往生しているトムに遭遇し、無人のキャビンで一緒に夫を待つことに。




面白かった。

設定も展開も、物語としてはありきたりな気もするのだけど、サスペンスとしても緊張感もあり、怖くもありで。タイプの違う女性二人が、反発しあいながらも打ち解けていくのも自然で微笑ましかった。そして、トムが第一印象から好印象。それぞれが何か抱えているらしい映像がフラッシュ・バック的に何度も挟まれるのだけど、バックではなくこれは未来の映像だったとは。


彼らの関係性が解ってからの連帯感や、運命を変えるための行動もわくわく応援できる。


冒頭とラストのドラッグストア強盗の場面で、あの店主と金庫が運命の扉だったのかと思わせる構成が上手い。


脚本が王道ながらよくできていると、思える作品でした。まぁ、深く考えだすと、人殺しまでする自分の運命は、親や養育者だけのせい?とつっこみたくはなるけれど。もし、運命がここで変わったのだとしたら、ハンスだけは全てを知っていた始祖となるわけだから、彼のその後の生き方が子孫たちの運命をも変えたということになるのだろうか。







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