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「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(映画)

 監督:ジョン・ワッツ (2019)


 ピーターは夏休みに、学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。しかしそこに待っていたのは、元S.H.I.E.L.D.長官であるニック・フューリーだった。 迫りくる新たな脅威を察したニックは、スパイダーマンの力を必要としていたのだ。目の前に立ちはだかる脅威にピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。ヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパ都市をはじめ、各国を危機に陥れるのは、“火”や“水”など自然の力を操るクリーチャーたち。 世界に脅威が迫る中、ニックはミステリオをピーターに引き合わせる。異次元から来たという彼もまた、ピーターと共に敵に立ち向かっていく。そしてこの戦いに、ソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない。ピーター=スパイダーマンはこの危機にどう立ち向かうのか――今、世界は彼に託される・・!




 うちのチビさんがスパイダーマンが好きで、「これ、これ」言うのを適当に観たので三部作の二作目から。どうも話は続いていて、アベンジャーズやアイアンマンが前作では絡んでいたらしい。とはいえ、これ1本でも十分楽しめた。


 昨今のヒーローものの主人公は、ヒーローになるより普通に生活したい巻き込まれ型なんだな。だけど、頑張らないとたくさんの人が犠牲になる、それはなんとかしなくちゃ、と消極的。世界平和や人類救済よりも、好きな子や仲間が巻き込まれないかが先決で、替わってもらえるなら是非お願いしますって感じで。託された使命は自分を縛る呪いのよう。そのスタンスが今の若者なのかな。ホログラムでひと芝居打ってヒーローを演じるミステリオが父親世代(多分)なのは、世代間意識の差でもあるのかな、とかとか。


 

 舞台は夏休みの旅行先のヨーロッパだし、見せ場は、最新のホログラムを使ったバーチャル世界で、興味の対象が合致していて楽しめた。胡桃も頑張らないとね。

 バーチャルを作るミステリオがなぜこんなことをしているのかは、独白で語られるので、なんとなくの説明にはなっているのだけれど、詳しく知るにはアベンジャーズを見ないといけないのかな? それともそっちにはそれほど出てこないのかな? のめり込んで好きなら同じ世界の繋がりは楽しいだろうけど、ちょっと知りたいくらいじゃ面倒くさいの想いが勝る。


 ともあれ、ベネチア、プラハ、そして最後の闘いの場がロンドンブリッジで今身近な分だけ楽しかった。


 うちのチビさんは怪物が出てきて闘うシーンだけ、じっと見てました。





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