「ショーシャンクの空に」(映画)
監督フランク・ダラボン
出演ティム・ロビンス, モーガン・フリーマン, クランシー・ブラウン
とある刑務所の受刑者が勝ち取り、分け与えた解放と救い-。誰の心にも静かに、爽やかな感動が訪れる…。 Rating PG-12 (C) 1994 Castle Rock Entertainment. (C) Dividen Productions/PeepShow Pictures. (C) 2004 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
視聴二回目なので、ながら見。物語に関する印象は変わらない。けれど今回は、主人公アンディと、仲間になる黒人の囚人レッドの人柄や関係性が気になった。
原作のスティーブン・キングの別作品「グリーンマイル」でもそうだけど、黒人像は、大人しくて受動的、けれど無邪気で情の深いアンクルトム的な人物。
それに対して、知的で自信に満ちて、逆向にめげず自ら運命を拓いていく力強い白人像。
とてもステレオタイプに感じられた。
こういった人物像を、ロマン主義的人種差別主義というらしい。
それは置いておいて、自分の才覚で獄舎の酷い状況を改善し、自分のことだけでなく、他の囚人たちを啓蒙して希望を具現可してみせるアンディはとても魅力的だ。
可愛がっていた、そして自分の無罪を証明する鍵を握っていたトニーの事件がなかったら、ラストの復讐は変わっていただろうか?
とかとか、初見とは違った感想を持てたことが面白かった。




