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「ジュラシック・ワールド」/「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(映画)

「ジュラシック・ワールド」


 監督コリン・トレヴォロウ

 出演クリス・プラット, ブライス・ダラス・ハワード, ヴィンセント・ドノフリオ


 スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める、「ジュラシック・パーク」シリーズ待望の最新作。革新的で壮大なアクションアドベンチャーのキャラクター原案をマイケル・クライトンが務めた。監督はコリン・トレヴォロウ、脚本はリック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、コリン・トレヴォロウ、デレク・コノリーが担当。原案はリック・ジャッファとアマンダ・シルヴァー。フランク・マーシャルとパトリック・クローリーが製作に名を連ねる。 (C) 2015 Universal Studios and Amblin Entertainment, Inc. All Rights Reserved.



「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

 監督J・A・バヨナ

 出演クリス・プラット, ブライス・ダラス・ハワード, レイフ・スポール

 ジャンル


 あの大惨事から3年――大人気テーマパーク「ジュラシック・ワールド」は、今や放棄され、恐竜たちがたくましく生き抜く、野生の島へと姿を変えていた。しかしある日、島内で巨大な火山噴火の予兆が観測される。タイムリミットが近づく中、選択を迫られる人間たち。




 観る順番間違えた。途中であれ? ってなって、「ジュラシック・ワールド」を後から観た。


 ジュラシックパークから20年後。「ジュラシックワールド」と名前を変え、経営者も変わって盛況なテーマパークとしてよみがえった恐竜の世界。


 テーマパーク運営の目玉として、遺伝子操作された新種のインドラプトルが、予想外の知能と特殊能力によって人間の裏をかいてこのパークを血の海に染める。それと並行して、知能の高いヴェロキラプトルを調教していたり、とこのパークは人間に有利な生物改良に積極的で、生物兵器として使う思惑も出てきている。人の手に負えないのに。

 最終的に、この二種を戦わせようとして失敗。王様ティラノサウルスを檻から放ち闘わせ、更には……。

 無邪気な子ども視点の「ジュラシックワールド」から、そんな手に負えなさを骨身に染みた学者さんたちに軸を移して、「炎の王国」へ。


 妄想に駆られた科学者の生みだした更なる新種VSワールドで育てられたブルー。

 遺伝子操作で生まれたものであろうと、命があるのだから生きる権利がある、とばかりに扉を開けて恐竜たちを野に放つラストは、きっと誰もがもやもやするんじゃないだろうか。

 自分たちが愛着を持って育ててきたものを自らの手で殺すのは辛い。だから、それが関係ない他者の命を奪っているのに、これからも奪うことになると分かっているのに、最終ボタンを押すのが自分ではないなら……。まぁ、いいか。

 な訳ないだろう! と思うのだけど。自分が生き残るための逃走は必死だったのに、他者の命には責任を持たない。

 個人主義を突き詰めると、命の平等性の前には自分の種を守り存続させることさえ、自己責任なのか? 


 まぁ、そんな無責任な学者の姿はともかくとして、恐竜大好きなうちの1歳児といっしょに「がおー、がぶち!」と言い合いながら観る恐竜は迫力あって楽しかった。

 

 


 


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