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大人に伝える子供経験則  作者: 柊  仁
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努力をしない奴に未来を語る価値は無い

初めまして。柊 仁といいます。

今回は私の人生の恩師と言ってもいい、中学校の顧問との経験談を書かせていただきました。

夢や目標がある人は、このエッセイを読んで一歩前に進んで欲しいと思います。


皆さんは、自分の特技というものを持っていますか?


将来就職するための面接をするときに、特技を持っているとそれは自分にとって大きなアピールポイントになります。


ですが、私はそれを持ち合わせていません。


私のような特技を何一つ持っていない人間は、どうやって自分をアピールすれば良いのでしょうか。


それを教えてくれたのは中学校の部活の顧問でした。


私はその頃サッカー部に入っていて大した武器は持っていませんでしたが、幼稚園からサッカーをやっていたお陰か先輩の代に上がってレギュラーを取ることが出来たのです。


そのときの顧問は私達に「自分の武器を探せ」とよく言っていました。


私は自分の武器なんて持っていなかったのでこれからどうしたら良いのかとずっと悩んでいました。


悩んだ末、とりあえず人一倍努力してみることから始めました。


私は先輩達より身体がだいぶ弱かったので筋トレを中心にフィジカル面を鍛えました。


するとトレーニングを重ねていくうちに、だんだんと先輩達に当たり負けしなくなってきたのです。


これまでの努力が実って、本当に嬉しかったのを今でも覚えています。


ですが、それは先輩達に追いついただけで自分の武器とは言えませんでした。


代が変わり、私は3年になり顧問も他校から来た先生になりました。


この先生との出会いが私を大きく変化させたきっかけなのかも知れません。


3年になっても私は筋トレを欠かさずにしていました。


しかし、同じ3年の仲間達の身体はぐんぐん成長して私はまた皆に敵わなくなってしまいました。


あんなに努力したのに今までの努力は何だったんだろうと私は自暴自棄に陥りました。


自主練もそこからあまりしなくなりました。


そんなとき、顧問が私にこんな言葉を掛けてくれたのです。


「お前の武器は自分をしっかり把握していることだ。自分を分かっている奴ほどこの先強くなることが出来る」


そのとき私は思いました。


武器は目に見えるものだけじゃ無い。心にもあるんだ。心で理解出来れば出来るほどいつかそれは具現化される。


それから私は今までより更に努力を積みました。


今の自分に必要なトレーニングは何かを考え、食生活にも気を付けるようになりました。


そうして私は自分達の代でもレギュラーを勝ち取り、市選抜にも選ばれるようになったのです。


今回の話を通して何が言いたいのかというと、自分に特技又は武器がない人は一回自分を見つめ直してみるということです。


苦手な部分があっても、努力をすれば平均以上に持っていくことが出来ます。


勿論努力で何とかならないものもあると思います。


ですが、それは努力してみないと誰も分かりません。


私が好きなキャラクターでNARUTOに出てくるマイト・ガイ先生という人がいます。


ガイ先生は作中でこんな言葉を言っています。


「努力をしない奴に未来を語る価値は無い」


本当にそう思いますよね。


夢や目標があるのならまずは努力をすることから始めましょう。


例えその分野で無くてもそれが実ればいつかは自分の大きなアピールポイントになると思いますよ。


皆さんの夢を応援しています。


読んでいただき誠にありがとうございました。

皆さんには人生の恩師がいらっしゃるでしょうか。

もしいたらその人の言葉を思い出してもう一度新たな気持ちで何事にも挑戦して欲しいと思います。

気にいっていただけましたら下の方にある評価、感想、ブックマークなどしていただけると嬉しいです。

今後のモチベーションに繋がります。

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