表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大人に伝える子供経験則  作者: 柊  仁
10/17

嫌われる勇気

初めまして。柊 仁です。

このページを開いて下さり誠にありがとうございます。

タイトルだけでは少し語弊があると思いますが、最後まで読んでいただけたらきっと意味が分かると思います。

このエッセイが皆さんの勇気ある一歩を後押し出来れば嬉しいです。

皆さんはそれぞれ会社や学校、部活などといった組織の中で普段生活していると思います。


組織によってそれぞれ目標やゴールがあり、皆それを目指して日々切磋琢磨しているのだと思います。


その組織が成長して上を目指していくには一体どうすれば良いのでしょうか。


分かりやすい例としてスポーツの分野で考えてみましょう。


大会で優勝したり、全国大会にも毎年出ているようなチームは誰もがその競技に対して高いプライドを持っています。


一人一人がその高いプライドを胸にお互いを高め合い、時にはぶつかり合いながら強くなっていくのです。


一方で、大会であまり成績を残せず名前も知られていないようなチームはどうでしょうか。


選手に恵まれていなかったのも一つの理由ですがそれだけではありません。


勿論強いチームのように高いプライドを持った選手は何人もいます。


ですが、それがチームの中で一部しかいないのが大きな原因です。


一人だけが高い意識を持って練習に取り組んでも周りがついてこなければ組織は強くなりません。


それどころか選手間の対立が起こり、チームは良からぬ方向に進んでいくことも多々あります。


実際に私が中学の頃のチームがそうでした。


以前にも書きましたが、私はサッカー部に所属していました。


私を含め小学校のクラブから一緒に上がってきた4人は、元々強いクラブにいた為練習への意識や目標がはっきりとしていました。


ですが、周りは初心者ばかりでとても自分達の目標には届くようではありませんでした。


普段の練習もだらけてばっかりで、顧問もあまり見にこなかったので遊びたい放題でした。


せめて県大会には出れるように強くなろうと私達は必死に練習に取り組み、時には周りの選手に激を飛ばしたこともありました。


それのせいか周りの選手は初めの頃よりもっとやる気を失い中には部活を辞めてしまった者もいました。


少しやり過ぎたかと思いましたが、今となってはそれは間違っていなかったのだと思います。


何故なら、部活を引退する時にチームの皆から感謝されたからです。


「あの時はっきり言ってくれなかったらここまで来ることは出来なかった」


「ここまでチームを引っ張ってくれてありがとう」


皆の言葉に私は深く感動しました。


自分達のやってきたことは間違って無かったのだと改めて実感することが出来ました。



チームにはどこにでも、“嫌われ役”が必要なのです。


誰かが勇気を出して嫌われ役になることで周りの選手は伸び伸びと自分のしたいプレーをすることが出来ます。


それは社会に出ても同じことが言えると思います。


課長や部長がやたらと仕事が出来ない後輩にガミガミ言ってくることがよくドラマでありますよね。


ですがそれは後輩同士がぶつかり合わないように、自ら嫌われに行っているサインではありませんか?


自らが行くことで後輩同士が慰め合い、そこから新たな絆が生まれてくるのです。


どうですか?


勇気を出して組織の為に立ち上がり、嫌われてみませんか?


あなたのその勇気はきっと周りの皆も理解してくれますよ。








最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

これをきっかけに多くの方が勇気を持ってくれると嬉しいです。

私は皆さんを応援しています。

最後に評価、ブックマークなどお待ちしています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ