200文字小説集 vol.2 爆弾低気圧(200文字小説) 作者: 日下部良介 掲載日:2018/01/22 爆弾低気圧の影響による大雪。ニュースでも早く帰宅するよう呼びかけている。他の社員は既に帰宅した。 「お疲れ様」 外回りに出ていた部下が戻って来た。 「直帰しろと言っただう」 「商談が長引いて機会を逃しました」 彼はここに泊まるつもりだと言った。 「主任が居ると思って…」 彼がコンビニ袋を机に置いた。酒とつまみが詰め込まれていた。 「付き合ってくれますよね?」 「仕方ないな」 定時は既に回っている。 長い夜になりそうだ。