表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ってこんな感じでしたっけ?  作者: レイド
序章
1/8

死んで壊れて転生だ!

目がさめると辺り一面真っ白な空間だった。



なぜここにいるのかなぜこんなところで寝ていたのか全くわからない。なんとなく少年は辺りを見渡していた。



「やっと目が覚めたかい」



背後から老人の声が聞こえ、少年は少し驚きながら振り返るとそこには白髪の老人が立っている。



「誰?」



少年の問いに対し老人は1秒の間も無く即答した。



「神様じゃ」



「ん?」



少年は何を言っているのかよく分からず聞き返そうとしたが口を開こうとする前に老人が話し始めた。



「西暦2017年8月9日に斎藤 優馬 16歳きみは交通事故で死んだんだ」



数秒の沈黙のあと少年の頭に膨大な量の記憶が一気に流れ込んだ。そして少年は頭を抱えその場にうずくまってしまった。



「あのとき俺は道に飛び出した猫を助けようとして…」



今までなぜ思い出せなかったのだろう。事故の記憶、家族との思い出その全てが彼の頭を一瞬でよこぎった。同時に少年は泣き叫んだ。消えることのない悲しみの叫びが真っ白な空間のどこまでも響いていた。







少年が平常心に戻るまで3時間以上かかった。



落ち着いたのを見て老人は少年に話しかけた。



「君には一つ選択をしてもらわなければならない」



老人が話始めたと同時に少年は顔を上げた。老人はそれを確認するとさらに話を続けた。



「選択肢は2つ。このまま記憶を消して今の世界で赤子からやり直すか、この世界とは異なる世界で魔王と戦うかのどちらかだ。」



少年は即答した。



「異世界での新生活でお願いします」



このまま異世界に行けばアニメのように美女と旅ができるんじゃね?と辛い思いをしすぎた少年の心は3時間前とは別人の思考になっていた。そして神は叫んだ



「迷いはないようじゃな。では行け少年よ新たな門出のときじゃ」



「はい!」



少年の返事とともに少年の頭上に光の紋章ができ吸い込まれていった。



「斎藤 優馬16歳今異世界にいっきまーす!」




これは若くして死んだ高校一年生斎藤 優馬が以外だらけの異世界で仲間と出会い旅を楽しむ異世界ストーリー。





そして物語は異世界へと移っていく









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ