表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

宗教で俺は変わるのか

作者: 廃色の猫


 今日、家によく来る創価学会の男性から、一人の若い男性を紹介された。若いといっても俺と同じくらい。まあ、俺があまりにも酷い様子だから、気を利かしてくれたのだろうね。



 ついに俺にも、宗教の手が迫ってきた。



 昔は創価が嫌いでしたね。宗教自体は嫌いではなかったけど、押しつけてくるのが嫌だった。


 今はというと。別に本人が好きでやってる分には良いんじゃないかと。本音を言えば、羨ましくもありますね。不確かなものを信じれる心があって。



 今の俺にはないっす。人と関わるのも怖いっす。さらに本音を言えば、若いちゃんねーだったら、さっき番号交換してたかも。多分。



 めんどくさい。打算のない善意が一番しんどい。俺なんかには勿体ないよ。核問題よりも、明日の生き方で精一杯な俺なんかには。多分、ちゃんねー相手でもしんどいよ。



 祈れば先が変わるの?


 それとも祈る気持ちが、先を変えるの?


 先を変えたい気持ちが、祈りになるの?


 ほんと申し訳ないよ。



 今日も田んぼの蛙は鳴いている。あそこに混じってこようかな。通報待ったなし!!



 多分ね、変わりたいと思ってる人じゃないと、宗教は効果ないよ。学会さん。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ