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コオリノ怪談~Something wicked this way comes.  作者: カンキリ
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エピローグ

たそがれ時。

夕焼けの陽光がてらてらと、喫茶店『かかぽ』の前にたたずむマスターとコオリノの姿を赤く染めている。

マスターは店の扉に下げられた、『本日貸切』の看板を静かに外すと、コオリノに向き直り小さく頭を下げる。


「ありがとうございました」


マスターのその言葉が合図というように、コオリノは店に背を向けゆっくり歩き出した。



少しして彼女は、はたと気づいたように微笑みながら口をひらく。


「アナタに真実(マコト)は見えましたか?」







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