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#01 幼馴染と妹



 俺は、水元ノリオ。

 公立高校の2年生。


 今流行りのラノベで言う、ハーレム主人公様ってヤツだ。


 幼馴染のメグっちはいつも俺にベタベタするし

 妹のクルミはお兄ちゃん大好きっ子

 他にもクラスのマドンナや、美人の先輩などなど、みんな俺に首ったけだ。


 俺は罪作りな男、ノリオ。






「ちょいノリオ!何ぶつぶつ言ってんのサ、早よ行くし!遅刻するじゃん!」


 おっと、メグっちのやつめ

 俺と一緒に登校出来るのが嬉しいからって、朝からせっかちな奴だぜ。


「メグちゃん、こんなジジィ、置いてけばいいよ!」


 ふっ、クルミめ

 お兄ちゃんが幼馴染に取られそうだからって、ムキになってお兄ちゃんのお尻蹴るとか、このツンデレさんめ




 俺とメグっちと妹のクルミは同じ高校に通っている。



 幼馴染の土田メグ、通称メグっちは隣に住んでて、もう10年以上の付き合いだ。


 容姿は、所謂ギャルってヤツ。

 オシャレ命で、毎日メイクもばっちり。

 豊満な胸元と太ももを惜しげも無く露出させ、学校でもブイブイ言わせる陽キャってヤツだ。


 メグっちは小学生の頃から早熟で、同い歳のクセして俺にはやたらとお姉さんぶってはお節介を焼いてくれていた。

 そして、遠慮とか無縁の生物だから、俺の部屋にも自由に出入りしている。




 妹の水元クルミは俺の1つ下。


 若干反抗期気味だが、根はお兄ちゃん大好きっこ。

 黒髪ツインテールとクッキリ眉毛がトレードマークの見た目もそのまま妹キャラだ。


 すぐ手や足が出るのが玉に瑕だが、それもお兄ちゃんに構って欲しいが故の行動だろう。 所謂、ツンデレってやつだな。 デレるの見たことないけど。



 メグっちは俺と離れたくないからと同じ高校へ入学し、妹も同じくお兄ちゃんと離れたくないからと1年遅れで入学してきた。 そう言われた訳では無いが、そうに決まってる。


 そう

 俺は罪作りな男、ノリオ。







 学校までは自宅から徒歩で10分程。

 最寄りの駅よりも近い。


 それがこの学校を選んだ最大の理由だ。


 田舎の公立高校らしく、クラスの数はひと学年10クラスもあり、学力的にもピンキリの生徒が集まっている。



 そんな高校にハーレム主人公様のこの俺が在籍しているっていうことが、どういうことか分かるかい?


 そう

 俺は罪作りな男、ノリオ。


 この物語は、この公立高校で俺に群がるヒロインたちの熱い恋愛バトルを描いた、甘く切ない恋物語ラブストーリー











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