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東方神回避  作者: Red
9/37

意外な発想

弾幕の描写、戦闘シーンそのものの表現が底辺です。ごめんなさい

読みにくかったらすみません

それでもOKな方、ごゆっくりー

「最初からいくよ!

光符『スターシャワー!』」


 光が1枚目のスペルカードを宣言した。制限時間40秒。野球ボール程の小さな星形の弾幕がシャワーのように降ってきた。

 これが弾幕か。実際受けてみると恐ろしいな。と、考えているうちに弾幕は目の前まで迫ってきた。

 俺は上を見ながら弾と弾の間を避けていく。残り25秒。弾幕の勢いが増してきた。スピードが速くなり、弾の数も増えた。足の動きも段々速くなってくる。

 残り18秒。よし、あれを使うときが来た。


「避けてばかりじゃ勝てないわよ!」


 その通りだが、俺には避けることしか出来ない。

 ならばそれを有効的に使うまでだ。

 俺は光に突っ込んでいった。もちろん、近づけば近づくほど弾の密度は濃くなる。一見無謀に見えるが、神回避する能力があるため弾は当たらない。


「避也、何考えているの!?」


 光の真正面まで近づいた俺は、今度は背中を向けてダッシュ。光から逃げた。

 そしてタイムアップ。弾幕が止んだ。


「ちょっと、今のは何?」


 光は少し頭にきているようだ。避けてばかりじゃなくてちゃんと攻撃しなさいよと。

 分かっている。今のは攻撃できる隙が無かっただけだ。

 光が2枚目のスペルカードを出した。


星符『シューティングスター!』


 制限時間35秒。先程の弾幕より二回り大きい星形の弾幕が、流れ星のように横から沢山流れてくる。今度は跳んで避けないといけない弾幕だ。

 俺はは身を屈めたり、小さくジャンプしたりして避けている。残り27秒。弾幕は勢いを強めてきた。


「まだ避け続ける気? 避也、あなた本気なの?」


「もちろん本気だ」


「じゃあ早く何か動きを見せなさいよ!」


 口ではそう言っているが、光は間違いなく油断している。素人の俺が何も出来るはず無いと思っている。

 だがな、光。俺が避けるだけだと思ったら大間違いだ。

 俺は制服のベルトに差し込んでいたものを抜いた。そして、ポケットからあるものを取り出した。それと同時にスペルカードを唱えた。


「スペルカード!?」


「これが俺の決め技だ!

石符『投石』!」


 差し込んでいたものは、木で作った投石器。それに手頃な石をはめてフルスイング!


「しまった!」


 光は完全に油断していた。俺が攻撃をしてくるなんて思ってもみなかった。

 そして、石は勢いよく光の胴体へ飛んで行く。光は左へ飛び退いたが、右足に石が当たった。


「いっった!」


 光は体勢を崩し、転んだ。

 弾幕が打てない俺が決闘に勝利した。


「弾幕は打てなくても、石とかで弾丸を飛ばすことなら誰でも出来る! 俺の勝ちだ!」


 光は地面に四つん這いになっていた。


「……まさか決闘を1度もやったことが無い奴に負けるなんて。それにしても、投石。これは意外な発想だったわ」


「意外って、誰でも思いつくんじゃないのか」


「普段から弾幕で攻撃していると、そういう方法に足元をすくわれるのよ。避也は上手くそれを突いた。悔しいけど私の負けよ」


 なんだか嬉しい。勝ち負け云々よりも、光とこうして本気で戦えることが嬉しかった。


 2人の戦いを、影で見ていた人物がいた。


「絶対に攻撃が当たらない能力……ね。新兵器の開発に役立ちそうね」


 と言って白い歯を見せた。


 

 博麗の巫女、博麗霊夢は今日も安定のぐうたらぶり。縁側で寝転んで空を見続けていた。境内には枯れ葉と砂が散らかっていて、側に箒が放置されている。掃除を始めてすぐに辞めてしまったようだ。


「あーあ。空から何か面白いもの降ってくればいいのにな」


 なんて呑気なこと言っていたら、本当に降ってきた。

 霊夢は飛び起きて降ってくるものを見たが、落ちる前にがっかりした。

 それが落ちてきたときにはまた縁側で寝ていた。境内に落ちてきたのは、魔理沙だった。箒で墜落してきたらしい。尻餅をついていた。


「いたた、おい霊夢!この魔理沙さんが来てやったぞ」


 しかし霊夢は興味も召さずに頭を掻いた。魔理沙は霊夢に近づいた。


「前言った外来人を見つけてやったぜ。見たいか?」


「いい」


 即行断った。あまりめんどくさいのは嫌だ。


「分かった。じゃあ連れてくるぜ」


 魔理沙は服についた砂を手で払い、箒に乗った。


「あ! ちょっと待ちなさい!」


 霊夢の言葉を全部聞く前に魔理沙は飛び立った。

スペルカードのセンスがめっちゃ無いですけど気にしないでください。

ここら辺から話が始まったと思ってもいいかも。6話位まで茶番のようなもの(笑)

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