わんわんお。
タイトルの適当感が凄い。
それはそうと、ミライのオプションが増えます。
犬獣人の国に入国した。
そして、何故か僕の頭には猫耳が乗っかって…いや、生えている。
あの後、衛兵さんが「強いんだねー、この前これ見つけたんだけど要るかな?」みたいな感じで猫耳の単品装備を貰ったのだが、何故かモモカやアルトではなく僕が装備している。
この世界は、僕だけはPCユーザーだが他の人はそうではないので、重複した装備品を装備することが可能らしい。
僕は?と思ったが、システムが空気を読んでくれたのか読んでくれなかったのか、普通に装備出来た。
ちなみに効果は下記のとおりである。
■末っ子の猫耳
▼耐久
最大物理耐久力:300
累積物理耐久力:0 / 600
最大魔法耐久力:400
累積魔法耐久力:0 / 560
重さ:0.3[kg]
▼付与
・暗視…自動発動の非魔法スキル。光がなくても周囲を見ることが出来る。
・天使の微笑み…自動発動の非魔法スキル。《魅了》のような効果で、装備者を見た者に対して"かいわいらしい"という好印象を与える。バッドステータスではなく、視覚や精神に直接作用する。
・愛玩生物…自動発動の非魔法スキル。人に"抱きたい"という印象を抱かせ、ついでに抱かれたときに体重を軽量化する。軽量化の方には自動で魔力が使用されるが、これも魔法ではない。
・同化…常時発動の非魔法スキル。猫耳は頭に完全に定着する。猫の尻尾も生える。ただしこの装備の解除には人化系統の食べ物アイテムが必要になる。
・感覚共有…常時発動の非魔法スキル。猫耳、尻尾に感覚や聴覚が備わる。人間の方の耳は、その効果を装備中一時的に失う。
異世界転移と言えば、猫耳や幼女の要素はあるかもしれない。
でも、それらの萌え要素が何故自分に追加されていくのか、理解不能である。
まあ、うーん…今回の装備品は、付与の数が凄い割にあまり良い品では無いみたいだけど…
特に《暗視》以外はTS小説要素以外の何物でもない。《愛玩生物》って……これを作った人は、さぞ良いご趣味をしていらっしゃるのでしょう。
だってどう思うよ…身長120cmかそこらのかわいらしい幼女が首輪に鎖つけて猫耳まで生やしてたら。
犯罪にしか見えない。
モモカは予想外の視線の集まりに動揺しているが、鎖を離すとそれはそれで面倒なことになると思っているのだろう、そのまま歩いている。
アルトは…キョドっている。そりゃそうだよね。
物凄い量の視線を感じて落ち着かないが、不思議と恥ずかしさは無いし、気持ち悪いとは思われてないっぽいのでよしとする。
当たり前の話だが、これしきで恥ずかしがるようなら紙の鎧のところから心が折れていただろう。
あ、強面のお兄ちゃんに抱きかかえられました。
なんかいやな予感。
なんかヒロイン変わってきた。
これってハーレム無しタグでOKだよね。
(GLタグ付けてたっけ…)




