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農村。

書き溜めしてるので、指摘を受けても小説の書き方がすぐに変わるわけではないです。

むしろ知覚できる速度で書き方が変化したら及第点かと。

ブルーからは、デルタ国王が歩きたいと言ったので歩くことにした。


道無き道を進むたび、デルタ国王が「こちらで合っているのだな?」と聞いてくるので、正直不安だが、こっちで合ってるはずだ。

聞いてみると、どうやら昔はちゃんと石畳とかで舗装されていたそう。

贅沢な話だ。



しかし、またしても幼女形態では獣道は歩きにくいぞ。

基本疲れないし、パワーが不足することは無いんだけど、純粋に身長が低いのはやりずらい。

幼女形態を解除しようにも、前の紙の鎧は既に付与や耐久を移して廃棄済み。着替えがないのだ。


まあ、愚痴もそこそこに進んでいく。

愚痴っていても進まない。

しょうがない。これはそういう装備品だ。

男が幼女の格好をして平気とかおかしいという類のツッコミは受け付けない。


景色の変化も無い、緑たっぷりの面白くない道を歩くが、なにもないのに飽き飽きしていたのは僕だけではなかったらしく、

「もうよい、ミライ…もう転移してくれ」

とデルタ国王が音を上げた。


素直に転移するのも良かったのだが、服の効果の《飛行》を試してみたいので、デルタ国王と手を繋ぐと飛んでみた。


「な、なんじゃあ!?」


ジョ●フみたいなリアクションをしながら慌てる国王。大丈夫か。

まあ、僕の方は焦って地表に降りたりしないが。言ってからやればよかった。


そして、そのまま道なりに飛行していく。

最初からこうすればよかったな。見晴らしいいし、風が気持ち良いし、段差気にしなくてもいいし。

国王も空中に慣れて、余裕な表情を浮かべ始めた。



しかし、割と飛行速度が出ている。

これなら普通の移動にも使えるな。

生身だから結界新幹線に比べると劣化版だけど、これにも結界張れるし問題ない。一人で移動する分には。



そんなことを思っていると、早々にレッドが見えてきた。

速いな。まだ夕日が見えてるぞ。


デルタ国王は放心状態だったが、僕が声をかけると現世に戻ってきた。

危ない。何があった。


とりあえず、どうしようか…

泊まるか、早々に殴りこむか。

多分この流れだと、殴りこむかしか選択肢がないんだよな。


しかし、様子がおかしい気がする。

この時間のレッドは、活気こそあるものの町の外に出ているものは少ないはず。

なにかあったのだろうか…



あー、はい。グリーンで会ったのと同じような集団に襲撃されてますね。

なんでだよ。

このタイトル、前にも投稿したことある気がする。

5番目くらいの投稿だろうか…あまり覚えていない。

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