謁見。
この作品、日常回が短すぎないか?
適当に街を周り、食べ物屋さんを探す。
いつもの癖で関西風の食べ物を探してしまうが、ここにはそういうお店はほとんどないらしい。
適当に練り歩いた結果、お腹がなった時にちょうど前にいたという理由でそのお店に入った。
店内は明るく、カウンター席とボックス席が用意され、まるで日本の飲食店のようだった。
どこから持ってきた。いや、このお店のスタイルは合理的なのかもしれないな。
ボックス席に案内され、僕らはメニューを開いて適当に選ぶ。
どうやらこのお店は麺類のお店らしく、見たことないようなものからラーメンっぽいものまで並んでいる。
結局みんな地球っぽいメニューになってしまったが、それぞれラーメンやパスタ、うどんなどになってしまった。
「ねえ、これからどうするの?」
アルトが唐突に聞く。そういえば、アルトは普通の人族だよな。ランクも高いし、勝手にこっちに来てよかったのだろうか。
「え、謁見して」「その後の話!」「ああ…」
謁見した後の話か…
人族国家に戻るのも後で良いか。戦争が起こるわけでもなし。
「という訳で、獣人大陸を適当に旅しようと思う」
「はい?」
「日本に帰る手段は?」
なんか総ツッコミだな…
「だって日本に帰る手がかりなんて殆ど無いよ?なら、適当でも歩いてればいつか当たるかもしれない」
「うーん、まあそうなんだけど…もういいわ…」
「???」
話はまとまったようである。
という訳で、適当に獣人大陸をぶらつこうか。
◆
謁見の時がやってきたらしい。
セレナが戻ってきて、緊張した面持ちで「さあ、謁見の時間です!」とか勝手に意気込んでる。
国王だからって、そこまでビビる必要はあるのか?そしてここからすぐに着けるのか?
そう思ったが、どうやらセレナは《瞬間移動》が使えるらしい。
《瞬間移動》とは非魔法スキルの一種で、RB法での走力、いわゆる"素早さ"を未来から前借りして瞬間的に移動するスキルらしい。
そのため、使用後は使用者が弱体化する。なので、《転移》のように長距離を瞬間移動することは辛うじて出来ても、不意打ちとかはできないらしい。微妙に使えないスキルだ。
複数人に対しての使用にペナルティーはないようなので、彼女にお任せして《瞬間移動》してもらう。
すると、明らかに規模の大きい街に一瞬で入った。
これが王都と言うやつか。デカイな。
お礼の代わりに、セレナに《[Nice! RPG Editor]技能編集》しておいた。
■結果:《[Nice! RPG Editor]技能編集》
猫獣人セレナのスキル《瞬間移動》の説明を、「素早さを未来から前借りして瞬間移動する。距離制限無し。前借りした分の素早さは未来に爪痕を残す。」から、「魔力を消費して瞬間移動する。距離制限なし。魔力は本人の魔力の他、大気中や敵から吸収する。」に書き換えました。
これでよしと。
セレナもちょっぴりチートの仲間入りだ!
…よく考えると、チートって「不正改造」って意味だからがっつりチートだよな?
※他人のステータスを勝手にいじるのは犯罪です(できねーよ




