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育まれる能力。

チート詰め合わせパックがチート福袋になる話。

ところで思ったが、この作品って全話説明会のような気がする。

僕は、結界新幹線の中で絶望していた。



■ステータス(RB法)

名前:ミライ

体力:6000 / 6000

魔力:32000 / 32000



なんか上がってるし。

魔力が倍になっている。初期の4倍だ。

恐ろしい。


ともあれ、どれだけカッとなったとしてもキレちゃ不味いな。

どんどん育ってしまう。

……どこまで育つのか、ちょっと試してみたくなるけどな。うーん……ちょっとやってみるか。



まずは結界新幹線に32000の魔力を一瞬で注いで結界化する。本来は流すだけでは駄目らしいが、僕の場合はそれのアシストにも魔力を使っているとの話。つまり魔力を消費して残りの魔力を効率よく結界化させてるわけだ。

ちなみに一瞬なのは、魔力の自動治癒が半端ない事になっているからである。1秒で全回復する。



■ステータス(RB法)

名前:ミライ

体力:6000 / 6000

魔力:128000 / 128000



一気に育つんじゃねーよバカタレ。

ハゲるぞ…ってまだ育つ!?



■ステータス(RB法)

名前:ミライ

体力:6000 / 6000

魔力:512000 / 512000



ひ…人じゃねぇ…上の体力がかわいく見えてきた。

信じられるか?体力でさえ過去の偉人の6倍だぜ6倍。

肝心の魔力は512倍という、数えたくもないような数値になっている。


まあ、ね。ほらよく異世界転生系の小説にあるけどさ、技術力なんだよ戦いって、スキルとか数値に頼っちゃうといつか負けちゃうんだよね。

僕、技術はないから強敵にあっさり負けるんだろうね、あははは…

《鑑定》君、僕は人ですか?



■ミライの正体

人族ではありません。亜神の一種「ゲームプレイヤー」です。



人じゃないのか。納得納得。っておい!

人じゃねぇのかよ!


うん、まあゲームスキル持ってる時点でおかしいとは思ってた。

でもゲームプレイヤーって…はあ…マジか。

どうしろと。



一人悶々としていると、モモカが声をかけてきた。


「ミライ?」

「なに?まだかかるよ」

「そうじゃなくて…日が暮れてきたけど、何処に泊まるの?というか止まれるの?」


そういうことか。


「大丈夫、日が暮れるまでには着く予定だし、着かなくても飛ばしたまま寝られるし」

「……まあ、この結界があれば大丈夫か…」


うん、そうだね。

街の結界は魔力1000くらいを薄く伸ばした結界なのに対して、これは魔力32000+αを6畳位の直方体に張ってるからね。

数百倍の硬さだわな。


硬さが分かったところで、聖光属性魔法を付与して自動迎撃するようにセッティングする。

前は何故かイメージで自動付与されていたのだが、今回は移動がメインなので付与されていなかった。

なので、軽く《圧縮光球(ジップライト)》のイメージで付与しておく。

これで、結界新幹線に乗りながら手軽に弾幕シューティングが楽しめる訳だな。

というのをアルトとモモカに伝えると、2人は諦めたような表情になった。



なんか変なことしたかな、僕。

>全話説明会のような気がする。

多分、見つけた矛盾を設定で消してるからだと思います。

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