巻き戻し。
まさかのストック最後。
今日これから思いつかなければ、ちょっと間が開くと思われます。上手くまとめられないだけですが……
良い表現を選ばないと、クソのような小説からクソ小説になってしまうんですよね。
幼女は、青年と対峙していた。
その表情は両者とも真剣で、しかし勇者の方はあからさまに敵を見るような視線をしているのに対し、幼女の方はまるで興味が無いかのような感情が読み取れる。
やがて、いや、やがてとも言えない短い時間をおいて、青年はその剣を振りかざし、幼女に一太刀浴びせんとする。
その剣速は凄まじく、鋭い刃であるのに剣筋に真空の空間を残す。
しかし、その剣先が幼女に当たることはなかった。
まるで読んでいたかのようにスムーズに回避すると、手慣れた様子で無数の光球を空中に発生させ、全方位から勇者を狙う。
光速で射出された光を勇者が回避する手段はない。
鎧の隙間から光が入り、勇者はその瞬間事切れた。
◆
辺りはしんとしている。
ミライ自身も、今回は何も喋っていない。
どう現実逃避しても、目の前の人の厳然たる死体と、先ほどの夢の内容が思い出される。
あの夢が魔法によって見せられたものなのか、それとも気絶してしまったのかは分からない。
しかし、心のなかに焼き付いたその内容と、思い出した感覚は忘れることがなかった。
相手側の魔法使いと僧侶は服以外消滅しており、少しの布切れを残して跡形もなく消え去っている。
勇者の少し後方には、刃の部分と少しばかりの柄だけになった斧がボロボロの様子で転がっていた。
「ふー……危ない危ない」
「流石はミライ」
後ろで聞こえる声が、やけに遠い気がする。
今僕は何を感じているのだろうか。
何を思っているのだろうか。
一つ分かったことがあった。
今の状況は実に面白く無い。
敵が襲ってきた。だから倒した。
そこにはほぼ何の感情もないし、努力もない。
かつてチート能力がなかった時代の、一生懸命な時代を思い出した。
「……いいかな、リオテ」
『…………唐突ね、予想はしてたけど』
「《時間属性魔法》を使って……《再開》」
『分かった、やっとくわ』
そして景色は歪み始める。
若干表現が悪かったかな




