依存。
続き書かなきゃ;
戦士は先程戦っていたので知っているが、他のメンバーも手慣れっぽい。
勇者、戦士、魔法使い、僧侶の鉄板な組み合わせだ。
コッテコテの勇者パーティー。
大してこちらは辛うじてアルトが前衛も出来る程度。
基本的には全員魔法使いである。
魔法使いがたくさん居るこの世界で魔力消費制限とはかなりのチートだとは思うが、魔法以外にも能力が存在するこの世界ではなんとかなることも多かろう。
というか、普通は武器で攻撃するんだからそれでも大丈夫か。
いや、アルトが前衛の戦闘もできるのはこれが理由か?
魔法封じの能力者があまり少なくないから、前衛でも戦えるように訓練しているのか?
いや、今考えても仕方ないか。
幸い、僕のAIMはスキルによって補助されているので、適当に放っても当てることは出来る。
ただ、何処に当てるかは自分で決めないといけない。
さて、どこにどの属性の攻撃を当てるか。
勇者の格好は両手で持つ剣に軽そうな鎧。軽そうだがその威圧感というか、見た目の耐久力は半端じゃなさそうだ。
靴はブーツになっていて、物理防御はどうか知らないが魔法防御が高そうな構成となっている。
全体的に勇者な見た目になっている、まるでセット装備のようだ。
セット装備であることを考慮しつつ、しかしセット装備にはそれなりの弱点があることを思い出す。
セット装備は付与や耐久度が総て共通となっているため、一部でも破壊すれば全て破壊される。
つまり、どこか破壊できればOKだ。
剣は破壊できそうにないので、鎧を目指す。
弾幕を倍に増やし、その上で《赤外光線》を連続で放つ。
戦士と勇者がタンカーのような立ち回りをして弾幕を消そうとやっ気になっているが、その隙間をぬってより速い線が通り抜ける。
現段階ではギリギリ防げているようだ。
しかし、戦士の斧は柄の部分まで魔法消去の効果があるみたいだし、勇者のセット装備は全身が魔法を消していた。
これはまずいな。対抗手段が無いわけではないが、少ないので対策されてしまえばおしまいだ。
なので、イメージで奥の手を起動する。
《時間属性魔法》を使って、相手のいる位置周辺に時間の流れのムラを作る。
これによって、弾幕と光線と相手は速度が頻繁に変わることになる。
勿論勇者はこの魔法の効果を消しているが、つまりそれは周りだけに緩急が付いている状態であり、自分に緩急が付いているよりはマシだが非常に回避しづらいのは間違いない。
後ろで詠唱していた魔法使いの攻撃魔法が完成したらしく、こっちに飛ばしてきた。
その直後、光の奔流に飲まれる魔法使いと僧侶。
視界を埋め尽くす光が、視界に焼き付いていた。




