唐突に。
今回は書き方が適当なのではなくて、雰囲気が適当です。
「「やあ」」
「誰だ」
唐突に目の前に男女数名が現れた。
なんか、転移の男女比偏ってる?
僕が男で、モモカが女性だから偏りがなければ相手も同じはずなんだけど、男が多いな。
なにか原因があるんだろうか?
さっきまで普通に抱かれたまま歩いてたはずなんだけど、いつの間にか気が遠くなっていた。
あれ睡眠薬だったのか?と聞いたが、アルトが見た感じでは睡眠薬と媚薬を混ぜたモノだったらしい。
後遺症の残らないレベルの品だし、大丈夫だと思ったとか。
そして、やはり(寝顔を見るために)モモカの《状態異常無効》は外してあったとか。
おい。こっちは身の危険を感じたんだぞ。
目の前の男女数名の中には、タツヤとミキも居る。
やっと来たのか。
「やっと見つけたよ」
「どれだけ苦労したことか」
「首輪が壊されるとはね……」
「あっうん ご苦労様」
適当に返す。
攻撃してくるようなら、こちらには瞬殺出来るだけの戦力があるのでなんとかなる。
筋力は見た目そのままだが、持久力は上がってるし一撃くらいは回避可能だろう。
まずは結界を無詠唱で用意。このくらいは容易。いや、ウケを狙ってるわけじゃないけど。
発動させたのは《結界騎士》。前回の、板が飛び交うイメージじゃなくてちゃんと騎士にしてみた。
結界は、速度は落ちるが空中以外にも存在できるので地中に待機させておく。
その数、とりあえず10体。相対する敵の数は6人だ。
「……出て行くつもりは無いようね」
「何故分かったし・いや、《鑑定》か」
「そう。ステータスやスキルを見る時以外は抵抗されないから」
初耳だぞそんな情報。
へー、そんなに便利だったのか。
刹那、何もない空間から高速で投擲用ナイフが飛んで来る。
準備していた《[砂漠の孤島 2nd] 近接戦闘アシスト》が自動起動し、後方に回避する。
後ろから飛んで来るのに後ろに回避するのは、多分スキルがないと無理だ。
同じく、モモカも《危険察知》のサブ効果により自動回避行動を取る。
が、アルトが遅れてしまった。
身体を防御しようと出した手のひらに、鋭い刃先が飛び入る。
鈍い、安物の金属光沢が吸い込まれるようにしてアルトの手に刺さ――らなかった。
間一髪、僕の《結界騎士》が間に合ったのだ。
10体総てが姿を表した結界の人形たちは、飛んでくる数多の攻撃を軽くいなしてゆく。
《演出》もちゃんと仕事をしている。派手な戦いだ。
その割には、安全性のせいで気が抜けているが。
あれ?チート転移者の扱いが雑魚になってね?
―元からですか。そうですか。
雑ではなく、"適切で合っている"適当な描写をしたいところです。
ただしそれほどの向上心はないので、書くのを楽しむだけですが。




