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愛犬ハイド君  作者: 智楼
20/30

小さな落武者

いつもは決まったお店でハイドのトリーミングをお願いしていた。

真夏のある日、ホームセンターで犬用のバリカンを見つけ購入する事にした。足裏の長くなった毛や、お尻の回りなど、家で出来たらと思い、少しだけカットするつもりで買ったのだが、あまりにも毛が伸びて暑苦しそうだったので、「この間、買ったバリカンでハイドのカットしてみようか?」なんて旦那と話しをして初めてだったがやってみる事にした。

プードルは毛が細く、絡まりやすい。毛玉が出来ると、もうどうにもならなくなり切るしかない。

また、毛玉を放置していると皮膚病になると聞いていた。

ハイドを台に乗せ、私が軽く押さえる。バリカンは旦那にお願いした。

素人がカットするんだから色々なカットは出来ないが、ある程度は短くは出来ると思っていたが・・・

最初はバリカンに7ミリのゲタを付け体を刈っていく。切れ味の良いバリカンなのか意外と上手く整った。

シッポも丸くボンボンが付いているみたいに可愛く出来た。

次は頭、ここが難しい。「ハイド動くなよ!」

ゲタを付けると時間が掛かるし、ハイドもだいぶ飽きてきているしノーマルの状態でやると言い出した旦那、

『大丈夫?ゲタがないと切り過ぎちゃうよ!』と言ったが聞かず、ハイドの頭をバリカンで「サーサー」とやり始めた。最初は遠慮気味にやっていて、このまま続けてたら可愛く仕上がったのに。

旦那の手直し・また手直しが・・・

これが落武者の始まりだった。

仕上がったハイドの頭の毛の長さは約3ミリ、フワフワ感はゼロ!

あまりにも頭の毛が短く平らになって落武者にしか見えなかった。ハイドだって、いつまでもジッとはしていない。あんな変な髪形にするなんて、私は旦那を恨んだ。

それからと言うもの、ハイドを見ると旦那は笑ってしまう。

『犬は・・・特にハイドは自分が笑われているの分かるんだから、ハイドの前で笑ったらダメ』と言い

もう2度と旦那にはバリカンでカットさせないと思った。

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