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愛犬ハイド君  作者: 智楼
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言ってはいけない言葉

ハイドは相当の数の言葉を理解している。

「お買い物」 「お散歩」 「お留守番」 「行く」 「待っててね」 「ホームセンターの名前」等々。

休みの日、何気ない私達の会話を聞いているハイド。

お散歩と言ってしまうと直ぐ行きたいハイドだから、ここは、ちょっと違う言葉を言ってみる。

「おシッポ?」 「おさんさんぽ?」 「おてんぽ?」 ハイドは首を傾げている。

しかしハイドは「お散歩行こうか?」って次に言ってくれる事を知っている。

「ハイドもお散歩行く?」と言うと、リード・ハーネスが置いて有る所の前に行きお座り。

『フンフウン』行きたいアピール。

私達に早くリード・ハーネス付けてと言っているように聞こえる。

例え小声で喋っていてもハイドには通用しない。

しかし、ハイドが行けない場所と分かった時は、自分からケージに入り待って居るほど賢い犬である。

あの健気な姿を見ると、出かけても早く帰ってこようと思ってしまう。

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