表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

友達に聞いた真実

♪〜プルプルプル


私はある所に電話をかけた。


「・・・はい?」

「あ。海李うみりだよ」

海李うみり?!」


そう、私は友達の叶佳きょうかに電話したのだ。


「お久だねぇ!あれ・・・。海李うみり陸にいるのにどうして海と繋がるの?」

「ン?この家お母様が用意してくれたからお母様が色々してくれてるんだよ」

「へぇ!お母さんに感謝☆感謝」


こんなこと話してる場合じゃないよ〜。

本題を出さなきゃ!


「・・・叶佳きょうか

「ン?」

「マーメイドだってバレたらどうなるの?」

「人間に?」

「うん」

「うーん・・・。あ!ちょっと待ってて」


そう言うと叶佳きょうかはなにかを探しているようだった。


「あったぁ!」

「へ?」

「あのね・・・。『人間に自分がマーメイドだってバレたらもう二度と陸にあがることも、海上にあがることすらできなくなる』だってさ。マーメイド専門BOOKに書いてあるよ」

「えぇぇぇえ?!」


そんな・・・。

じゃぁ二度と裕樹ゆうきに会えなくなるじゃん・・・。

そんなのやだぁ。


「え?どうしたの??もしかして海李うみり正体ばらす気じゃ・・・」

「そ、そんなわけないじゃん!!」

「だよねぇ。よかった」

「じゃぁありがと☆」

「うん。バイバイ」



ガチャッ



私は電話を切った。


はぁ〜・・・。

どうしよ・・・。


バレたら裕樹ゆうきと会えなくなるし、言ったら裕樹ゆうきに会えなくなるし・・・。


あ〜ん!

誰か助けてぇ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ