トイチの利子を10年放っておくと借金が約千兆倍になる
Write73
ショッカーとなったのが高校1年生の春
ライトパウアーを創ったのが高校1年生の夏
それからいろいろなことがあり…
今は高校2年生の冬
もう一度言う
今は高校2年生の冬
つまり作者は秋冬春夏秋をすっ飛ばしているのだ
それを言い出すタイミングがなくて微妙なタイミングでのカミングアウトになったが…
とにかく今は高校2年の冬
もうすぐ3年生である
そして…
茜「協力して共通の目的、打倒悪将軍を果たすの」
正体がばれた
ってか暴露された
茜「だから協力して、恵」
恵「………」
和「いくらなんでもそれは無茶なんじゃないのか?」
茜「そんなことはないわ」
恵「とりあえず…くわしい話が聞きたいです」
茜「まぁ、わたしがわかることなら話すけど…」
恵「なるほど…無理矢理ですか…」
茜「まぁ、わたしも詳しいことまでは知らないけど…」
恵「…わかりました」
和「ほんと!?」
恵「和さんたちのこと…信じます」
グルグル「ありがとう」
恵「で…具体的にどうすればいいんですか?」
茜「ようは悪将軍を倒せればいいんでしょう?。それならどこかにおびき寄せて…」
和「う~ん…できるかな…」
グルグル「それくらいならできるんじゃないのか?」
和「じゃあできるってことで」
茜「わかったわ」
和「あ、そうだ。工藤ってまもるんジャーなの?」
恵「…そうですよ」
茜「あ、やっぱそうなんだ…」
和「それならどうせなら工藤もいた時に話し合った方がいいんじゃない?」
恵「それもそうですね。あと先生にも協力をしてもらうべきです」
茜「先生?」
恵「はい。先生はまもるんジャーブルーですから」
和「…マジで?」
恵「はい、マジです」
和「身近に三人もまもるんジャーがいるなんて…」
茜「世間は狭いものね」
恵「だから先生にも協力してもらいましょう」
茜「それもそうね」
和「それじゃあ工藤と先生がいるときに話し合うとして…どうするよ?」
茜「ん~…じゃあ今日は解散としましょうか」
グルグル「だな」
櫻井家
和「ほんとおまえは…」
茜「なに?」
和「ああいうことをやるならあらかじめ教えろよ」
茜「べつにいいじゃない。どうせあんた教えてもなにもできないでしょ?」
和「まぁ、そうだけどさ…」
茜「まぁ、なんにしても勝手にバラしたことはごめんね」
和「いいけどさ…」
茜「………」
和「…ってか恵さんってまもるんジャーなんだな」
茜「ショッカーが現れたらいつもいなくなってたからそうなんじゃないかと思ったの」
和「…まもるんジャーなになの?」
茜「なにって?」
和「だから…まもるんジャーレッドとか色のことだよ」
茜「そりゃあまもるんジャーピンク…じゃない?」
和「茜も知らないのかよ」
茜「でも普通に考えてさ…レッドは身長からして違うでしょ?」
和「ブルーが先生で…」
茜「グリーンは見た目からして明らかに違うし…」
和「となるとイエローかピンクだな」
茜「恵と工藤はふたりとも同じくらいの身長だから…」
和「ってことはピンクが恵さんか」
茜「でしょうね」
和「で、イエローが工藤か」
茜「でしょうね」
ピンポーン!!(インターホン)
茜「誰だろ…」
和「待て待て、茜。一応、居候なんだからおまえが出るな」
茜「そうでした」
和「で、誰だろ…」
ガチャ(ドアを開ける音)
和「あ…」
彩「…お久しぶりです、お兄様」
茜「彩ちゃんじゃない!!」
彩「あら?お姉様もいらっしゃいましたか」
茜「どうしたの?。ウキクサはまだ帰って来てないわよ」
彩「そう…」
茜「家の中で待つ?」
彩「いや、ここでいいの」
茜「ならいいけど…」
和「まったく、アイツは自分で紳士紳士って言い張ってるのに女の子を待たせるなんてな」
彩「いいの。わたし…待つの好きだから」
和「…6歳児の良い女発言」
茜「わたしだってそんなこと言ったことないわよ」
ウキクサ「ただいま…」
彩「あ…」
ウキクサ「彩、どうしてここに…」
彩「約束…おぼえてない?」
ウキクサ「あ、そうか…今日だったね」
彩「うん…」
ウキクサ「ごめん…忘れてたよ」
和「おまえ、それでも紳士か?」
ウキクサ「紳士だって忘れることもある」
彩「いいの。約束さえ守ってくれれば」
ウキクサ「………」
和「…な、なんだ?このムードは」
茜「こっちまでドキドキするわね」
彩「………」
ウキクサ「………」
彩「それじゃあ…約束通り…」
ウキクサ「………」
彩「…100円返して」
和「約束って金のことかい!!」
ウキクサ「来月まで待って!!絶対返すから!!」
和「ってか紳士なら金なんか借りるなよ!!」
彩「いいの。わたし…待つの好きだから」
茜「彩ちゃん…」
彩「だって利子がトイチだもん」
和「そりゃあ待つのが好きになるわな!!」
茜「で、あんたらってどういう関係なの?」
ウキクサ「と、いうと?」
茜「ウキクサと彩ちゃんって…そ、その…つ、付き合ってるの?///」
和「なぜおまえが照れる?」
彩「いいえ、お付き合いをしてるわけじゃないわ」
茜「じゃあ友達?」
ウキクサ「よりは仲がいいね」
和「じゃあセフレか?」
茜「8歳児になんてこと聞いてるの!?」
彩「まぁ、そんなところね」
茜「いや、否定しよ、そこは」
ウキクサ「でも三つの内で一番近いのはセフレだな」
茜「けっきょくそれはどんな関係だ?」
彩「そろそろおいとまさせてもらおうかしら」
茜「あら?帰っちゃうの?。なら送ってあげなさい、和」
和「オレが?」
茜「あんたしかいないでしょ」
和「イヤだ」
ウキクサ「まったく…女性を守れるナイトになれる権利をみすみす手放すなんて…紳士の欠片もない」
和「その女性に金を借りたやつはだれだよ?」
ウキクサ「返せばいいんだ、返せば」
彩「トイチだからね」
ウキクサ「…わかってる」
茜「それじゃあ行ってらっしゃい」
ウキクサ「行ってきます」
彩「おじゃましました」
和「…行ったか」
茜「ねえ、和」
和「ん?」
茜「8歳児の言うセフレってなに?」
和「戦隊フレンドだろ」
茜「…なんだそれは?」
『メイド長「あなたも知ってるでしょ?。わたしは中山家のメイドだってことを」
工藤「………」
メイド長「メイドはご主人様の命令で動く」
工藤「…だからなんだ?」
メイド長「さて…ここで問題」
工藤「問題?」
メイド長「わたしのご主人様はだれでしょう?」
工藤「………」』
工藤「………」
くそっ、いったいどういうつもりなんだ?
あいつがなにか重要なことを知っているのは確か
だからこそ尾行までしたがバレた
あいつはわざわざ核心に迫るようなことを教えるわけがない
だからあいつの言葉を鵜呑みにするわけにもいかないが…
中川家のメイドか…
グルグルのことは信用してる
だからこそ自分がまもるんジャーであることを明かした
だから避ける意味もないだろ…
それなのに…
彩「イツ兄」
工藤「…彩、こんなところでどうした?」
彩「イツ兄こそ…」
ウキクサ「ん、おまえは…」
『和「でもおまえ工藤もナンパしてたぞ」
ウキクサ「はっ?」
茜「料理対決の時に恵といっしょに審査員やってたメイドよ」
ウキクサ「え?」
和「そういえばそのときメイドにコスプレしてたからな、こいつ」
ウキクサ「う…うそだ!!そんなのうそだ!!」
恵「うそじゃないですよ。男性をナンパしたんですよ、あなたは」
ウキクサ「そんな…バカな…」
茜「顔色悪いわよ?大丈夫?」
ウキクサ「ごめん、しばらく立ち直れそうにない…帰るよ、今日は…」』
工藤「和の弟もいっしょだったのか」
ウキクサ「お、おまえは…」
ウキクサ「オレのトラウマ!!」
工藤「ん?」
ウキクサ「彩、すまない…ボクが君を守れるのはここまでのようだ」
彩「うん、わかった。金は返してね」
ウキクサ「うん、必ず返すよ」
彩「それじゃあ、イツ兄、送ってくれる?」
工藤「ああ、もう時間も遅いしな」
彩「送ってくれるついでに晩ご飯でもどう?」
工藤「遠慮しとく」
彩「…最近イツ兄が来てくれなくてみんな寂しがってるよ」
工藤「………」
彩「特にお姉ちゃんが避けられてる気がするって言ってたよ」
工藤「避けてるか…そうかもな…」
彩「どうかしたの?」
工藤「彩にとって和はどう見える?」
彩「和?」
工藤「ウキクサの兄貴だよ」
彩「ああ、あの人ね」
工藤「どう見える?」
彩「ん~…通行人Bかな?」
工藤「ぷっ…いいな、それ」
彩「?」
工藤「そういえば彩はグルグルのこと知ってたっけ?」
彩「グルグル?。そういえばお姉ちゃんが話してたような…」
工藤「そういえば直接会ったことはなかったか…」
彩「メイド好きの変態なんでしょ?」
工藤「ああ、ド変態だ」
彩「そっか、イツ兄といっしょだね」
工藤「え?オレがド変態だと?」
彩「コスプレ好きのド変態じゃん」
工藤「それを言われたらなにも言い返せない」
彩「…よかった」
工藤「なにが?」
彩「いつものイツ兄だから」
工藤「…そっか」
彩「じゃあね、今度はご飯食べに来てね」
工藤「ああ、その内行くよ」
グルグル「オレの家に来ないか?」
和「なんで?」
グルグル「じつは我が家で大会を開くんだ」
和「どうせ天下一メイド会的なもんだろ?」
グルグル「そう、天下一メイド会を開くんだ」
和「ずばり当てちまったよ、オイ」
グルグル「そこでは世界中からありとあらゆる一流のメイドが集結して、だれが天下一のメイドかを決めるんだ」
和「ふ~ん、おまえ暇なんだな」
グルグル「競技としては家事はもちろん、礼儀作法、品格、人格、戦闘力、心意気、愛、それらすべてから審査されるんだ」
和「戦闘力?」
茜「で、なんでそこにわたしたちを呼ぶわけ?」
グルグル「いっしょにその大会の開催を…阻止して欲しい」
和「なぜ!?」
グルグル「オレはメイドたちが奉仕してるところなんて見たくないんだ!!」
和「そういやそうだったな」
グルグル「オレはメイドに奉仕なんてして欲しくない!!。だってオレがメイドに奉仕してるときが一番興奮するんだもん!!」
和「大きな声で変態発言は控えましょう」
グルグル「ってなわけだ、いっしょに開催を阻止してくれ」
和「やだ」
グルグル「なぜ!?」
和「理由なんて聞くな」
グルグル「どうしても止めたいんだ、なにを犠牲にしても!!」
和「じゃあ家でも爆破させろ!!」
グルグル「おまえ…天才だな!!」
和「おまえは馬鹿過ぎだな!!」
茜「ねえ、和」
和「ん?」
茜「おもしろそうだからわたしたちも行こう」
和「…まぁ、そうだな。見に行きますか」
中山家
ウキクサ「第491回、天下一メイド会…始めるゼええええええ!!!!!!!」
群衆「いえええええええええ!!!!!!!!!!」
ウキクサ「さて、司会は毎度おなじみ真の主役こと、櫻井ウキクサが務めます」
和「なぜおまえが?」
ウキクサ「紳士だからに決まってるだろ」
和「理由になってねえよ」
茜「わたしも出たいな、この大会」
和「なぜ?」
茜「おもしろそうじゃん」
ウキクサ「さて、ここでは厳しい予選を勝ち抜いた世界各国からの一流のメイドが競い合い天下一のメイドを決めるわけなんですが…」
グルグル「………」
ウキクサ「飛び入り参加ありなんで姉ちゃんも参加できるよ」
和「じゃあ予選いらねえだろ!!」
ウキクサ「…確かに!!盲点だったわ…」
和「単純にバカだな!!」
群衆「な、なんてことだ!!この大会にそんな盲点があったなんて…」
群衆2「て、天才だ、あの少年は」
群衆3「ワンダフルボーイだぜ」
和「会場全体でバカだな!!」
群衆4「あのボーイ、間違いなく優勝候補の一人となりうる」
群衆5「無名のダークホースがこんなところに現れるなんて…」
群衆6「櫻井和、か…覚えておこう」
群衆7「潰すなら…まずはあの少年から」
和「オレはそもそも出場しないから安心しろ!!」
群衆8「バカな!!アレだけのポテンシャルを秘めていながら出場しないなんて…」
群衆9「君はもっと自分の才能にうぬぼれていいというのに…」
群衆10「本当のバカというのは、才能を無駄に浪費していく君のことをいうのに…」
和「バカで悪かったな!!」
ウキクサ「それでは第一種目、掃除洗濯食事対決!!」
茜「まずは家事ね」
ウキクサ「これはとりあえず掃除洗濯食事をしてもらいます」
メイド「やってやるわ」
ウキクサ「それでは第一種目…開始」
群衆「うわああああああ!!!!!!」
和「…とうとう始まったな」
グルグル「…メ…メ…」
和「…どうした?」
グルグル「メイドの…メイドの…」
和「………」
グルグル「メイドの手を煩わせるんじゃねええええ!!!!!」
和「グルグル!?」
グルグル「うおおおおお!!!!!奉仕させろおおおお!!!!!」
ズバババババババ!!!!!!!
ウキクサ「おおっと!!これはいったいどういうことだ!?。突如現れた男がすさまじいスピードで家事をしているぞおおおお!!!!!」
ズバババババババ!!!!!!!!
グルグル「ウオオオオオオオオオオ!!!!!!!」
ズバババババババ…ダン!!!!!!
グルグル「…完了」
ウキクサ「すごい!!すごいぞ!!あっという間に自分の分だけでなく他の選手の分もすべて片付けたぞ!!」
グルグル「はぁはぁ…メイドの手を…煩わせるな」
群衆「ウオオオオオオオオオ!!!!!!」
ウキクサ「やつはいったい何者なんだああああ!!!!!!」
群衆「神だ!!!神が降臨したぞおおおお!!!!」
グルグル「日々、全メイド分の掃除洗濯食事をしているオレをなめるな」
ウキクサ「だが家事だけではない。今度は戦闘力を測る!!」
和「どうやって測るんだよ?」
ウキクサ「こちらで用意した刺客と戦ってもらう」
和「刺客?」
ウキクサ「いでよ、ネオメタルキメイラ」
ネオメタルキメイラ「フシャアアアアア!!!!」
グルグル「メイドの手を煩わせるんじゃねええええええ!!!!」
チュドオオオオオオオン!!!!!!!!
ネオメタルキメイラ「フシャア…アア…ア…」
ドサッ!!(ネオメタルキメイラが倒れる音)
ウキクサ「い、一撃だとおおお!?!?!?!?」
群衆「神来たああああああ!!!!!!」
ウキクサ「だがまだ最終種目、愛を測る競技が…」
グルグル「メイドの手を煩わせるんじゃねええええ!!!!!」
ドゴオオオオオオオン!!!!!!!!
結局
ウキクサ「天下一メイド会、優勝は中山卓!!」
群衆「ウオオオオオオオオオオ!!!!!!」
ウキクサ「しかし…おまえはいったい何者なんだ?なぜそんなにも強いんだ!?」
グルグル「オレは…ただメイドに奉仕してハァハァしたい…ただそれだけだ」
ウキクサ「なん…だと?」
メイドとは元来、雇い主を奉仕する者
雇われの身
だから立場は圧倒的に低い
その立場の低い弱き者をいたわり、金を払って奉仕する人間
なんという優しさ…いや、慈愛
そうか!!彼こそ紳士
紳士オブ紳士
オレの進むべき道しるべ
ウキクサ「オレを弟子にしてください!!」
和「なぜ!?」
グルグル「…オレの教えは厳しいぞ?」
ウキクサ「かまわない!!」
グルグル「ならばついて来い、オレのすべてを教えてやろう」
ウキクサ「はい!!師匠!!」
和「けっきょくなんだったんだ?この大会」
茜「ほんとなんだったんだろうね」
和「…そういえば出場してたね」
コンビニ
和「いらっしゃいませ」
男の子「………」
和(…なんかやけにキョロキョロしてるな…あの男の子)
男の子「………」
ガサっ(商品をポケットに入れる音)
和「………」
男の子「………」
ウィーン(ドアが開く音)
和「…万引きだ」
和(…って言ってる場合じゃねえ)
和「ちょっと!!そこの男の子待って!!」
スタッフ室
和「はい、じゃあ取ったもの出して」
男の子「………」
ドサっ(商品を置く音)
和「…なんで取ったの?」
男の子「……なさい」
和「ん?」
男の子「ごめんなさい…うあああああん!!!」
和「………」
男の子「もうやらないから許してええ!!うわああああん!!」
和「………」
グルグル「まぁ、今回は厳重注意ってことでもう許してやろうぜ、まだこの子も小さいし。それに商品だって戻って来ただろ?」
男の子「うわああああん!!!!」
和「…とりあえず保護者に電話だな。家の電話番号は?」
男の子「…覚えてないです」
グルグル「…じゃあしょうがないから今日は見逃してやろうぜ」
和「…いや、待て」
グルグル「どうした?」
和「最近の子供っていうのはどうもマセてるからな、ウキクサとか。ほんとに反省してるかどうか…」
男の子「…うわああああん!!!」
グルグル「反省って…こんだけ泣いてんだから…」
和「さっきは右のポケットから商品を出してたけど…左のポケットはなんか入ってないの?」
男の子「………」
ドサっ(商品を置く音)
グルグル「…まだ商品を持ってたのか」
男の子「…ごめんなさい、出すのを忘れてました…」
和「うそつけ。言われるまで出す気なかっただろ?」
男の子「………」
和「この手口で何回万引きした?おまえそうとうな万引き常習犯だろ?」
グルグル「おい、和…」
男の子「…ふはははは!!。よくわかったね、お兄さん」
グルグル「………」
男の子「そうだよ。み~んなバカだからさ、泣いたらすぐに許してくれるんだよね」
和「………」
男の子「で、どうする?警察にでも通報する?。でもこんな子供を相手にするかね?」
和「…名前は?」
男の子「ん?」
和「だから名前は?」
男の子「そういえばまだ名乗ってなかったね。オレは加藤勝、よろしくね、お兄さん」




