表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪の手先の風上にも置けぬ  作者: なおほゆよ
第3章 ラストバトル編
70/95

なぜ会話文と効果音だけで物語を進行させるのか…

Write66


また、この日が来てしまった


来るのはわかってた…でもどうすることもできなかった


相談することさえも…


今日こそオレは…死ぬかもしれない


ああー、やっぱりあの人に声をかけとけばよかったな…


最近あんまり見かけないけど…


それに…あの人って彼氏いるんだよな…


でもな…


あの彼氏だろ…


決めた


次に会ったら話しかけよう


…いや、告白しよう!!


そのためには…


今日、生きて帰ろう




カトウ「………」


櫻井「どうかしたか?」


カトウ「思ったんだけどさ。この小説って定番のギャグってないよな」


櫻井「まぁ…定番のギャグはないが…。おまえをいたぶるっていう定番のパターンはあるけどな」


カトウ「ないものは…作るべきだと思わないか?」


櫻井「うん、思わない」


カトウ「昨日一個考えてきたんだけどさ…」


櫻井「あ、そうなの?死ねば?」


カトウ「ぜひ、おまえに見て欲しいんだ」


櫻井「わかった、見せてくれ。オレその間にトイレ行って来るから」


カトウ「見る気0だな、オイ」


櫻井「そんなに見てほしいのか?おまえは」


カトウ「ああ」


櫻井「そんなに自信があるのか?おまえは」


カトウ「ああ」


櫻井「わかった。なら見てやるよ」


カトウ「じゃあ…やるぞ…」


櫻井「………」


カトウ「…いや、やっぱちょっと待ってくれ」


櫻井「なんだよ?」


カトウ「ちょっとハードルが上がりすぎてる。この場でやっても絶対にすべってしまう」


櫻井「いいからとっととやれや。どのみちすべるんだし」


カトウ「バカヤロー!!オレはすべりたくないんてないんだ!!」


櫻井「いまさらすべりたくないなんて言ってんじゃねえよ」


カトウ「すべりたい人間なんてこの世にいないんだ…」


櫻井「わかったよ、無理にでもやらせてやるよ。オーイ!!カトウがギャグを披露してくれるんだってさ!!」


カトウ「ばか、やめろ…」


クラスメート1「マジで!?」


クラスメート2「カトウがギャグを!?」


クラスメート3「でもどうせつまんないだろうからいいや!!」


クラスメート4「うん、やらなくていいよ!!」


櫻井「だってさ」


カトウ「どんだけ興味ねえんだ!?おまえら」


部長「…時期的にもうすぐか」




俊「………」


イエロー「…どうした?」


俊「いや、べつに」


イエロー「そういえば、おまえはときどきここを抜け出すが…だれか会いたい人でもいるのか?」


俊「………」


イエロー「会うのは勝手だが…悟られるなよ」


俊「………」


イエロー「大切な人なら…余計にな」


俊「…わかってるさ」







ドガアアアアアアン!!!!!!!


悪将軍「はっはっは!!」


一般人「キャーー!!ショッカーよ!!」


悪将軍「さあ、ショッカーども!!人質を捕らえろ!!」




学校


KASU「それでこの式をこうすると…」


プルルルル


部長「もしもし?お父さん」


KASU「…部長、いま普通に授業中なんだけど」


部長「…わかったすぐ行く」


KASU「いや、だから…」


部長「カトウ、櫻井。来い」


カトウ「どうした?」


部長「いいからさっさと来い」


櫻井「まぁ、いいけど…」


部長「マヤも呼ばないとな…」


カトウ「だからどうしたんだよ?」


部長「…ショッカーが現れた」






悪将軍「よく来たな、まもるんジャーよ」


レッド「悪将軍…」


ブルー「………」


イエロー「………」


グリーン「………」


ピンク「………」


レッド「人質を解放しろ」


悪将軍「ふっ…そういうのは口で言わずに…力で訴えるんだな」


ピンク「………」






中山家


マヤ「…どうして学校に行かせてくれないんですか?」


メイド長「ごめんね。ご主人様からのご命令だから」


テレビ『速報です。ただいま入りました情報によりますと、ショッカーは…』


マヤ「…わたしはすぐにでも行かなきゃいけないんです。通してくれませんか?」


メイド長「ダメです。どうせ学校になんか行かないでしょう?」


マヤ「…どうしてもわたしを行かせたくないようですね」


メイド長「あなたを危険な目にあわせるわけにはいかないでしょう?」


マヤ「ひとつ聞いてもいいですか?」


メイド長「どうしました?」


マヤ「どうして…今日ショッカーが現れることを知ってたんですか?」


メイド長「中山グループの情報をなめないで欲しいわね」


マヤ「………」






携帯『ただいま、近くにおりません。ピーッとなりましたら…』


部長「…つながらない」


カトウ「どうしたんだろ?マヤちゃん」


部長「わからん」


櫻井「いないものはしょうがない。さっさと行こう」


部長「そうだな」


カトウ「そういうわけだ。通してくれ」


さかもっちゃん「…わかったよ」







ドガアアアアアン!!!!!


レッド「これで終わりだ」


悪将軍「くそ、ショッカーども、撤退だ」


ショッカー「………」


よかった、これで帰れる


ピンク「………」


ショッカー「くそ、こっち来んな!!」


頼むから帰してくれ!!




ショッカー「はぁはぁ…」


ピンク「………」


ショッカー「なんでオレばっか追われるんだよ…」


櫻井「佐藤さん!!」


ショッカー「え…」


あいつは…


ピンク「………」


櫻井「よかった。無事だったんだね」


ピンク「………」


櫻井「さっさと帰ろう。こんなところにいちゃいけない」


ガシッ(佐藤の腕をつかむ音)


ピンク「…放して」


櫻井「え…」


ピンク「それよりわたし…やらなきゃいけないことがあるの」


櫻井「やらなきゃいけないこと?」


カチャ(銃をかまえる音)


ピンク「ショッカーを殺さなきゃ」


ショッカー「………」


櫻井「なに言ってるの?」


ピンク「だから…邪魔しないで」


櫻井「さとうさ…」


カトウ「どけ!!櫻井!!」


ドガッ(カトウが佐藤を蹴る音)


ピンク「邪魔を…するな!!」


バシン!!


カトウ「グハッ…」


櫻井「なにしてんだよ!?ふたりとも!!」


カトウ「バカやろ。おまえだってわかってるだろ」


櫻井「なにがだ?」


カトウ「いまの佐藤は普通じゃねえ。やつらに洗脳でもされてんじゃねえのか?」


櫻井「洗脳?」


カトウ「まぁ、方法は知らねえけどね」


部長「いったいこれはどうなってんだ?」


ピンク「はやく…殺さなきゃ」


ショッカー「く…来るな…」


カトウ「こうなったら無理矢理でも佐藤を連れて帰るぞ」


部長「ついでにそこにいるショッカーも連れて帰ろう」


カトウ「そうだな。櫻井、わかってるな?」


櫻井「…オレはいやだ、佐藤さんと戦うだなんて」


カトウ「違えよ、SEALで封印しろって言ってんだよ」


櫻井「なるほど」


部長「じゃあわたしは…」


カトウ「部長はこの先に行ってくれ」


櫻井「先?」


カトウ「多分…あいつがいるぜ」


櫻井「あいつ?」


部長「…すまない。ここはまかせたぞ」


カトウ「ああ、まかせろ」


ピンク「………」


ショッカー「た…助けてくれ!!」


カトウ「…ちょっと邪魔だな、こいつ」


バミュン!!


櫻井「え?消えた?」


カトウ「違えよ。オレの能力で飛ばしたんだよ、10分後に」


櫻井「そういえばそんな能力あったね。っていうか効果音『バミュン』なんだ…」


ピンク「…やつをどこにやった?」


カトウ「来るぞ。足引っ張んなよ!!櫻井」


櫻井「ああ、わかってる!!」






バンッ!!(ライフルを撃つ音)


カトウ「おっと、危ねえ」


ピンク「…速いな」


バンッ!!バンッ!!バンッ!!


カトウ「くそ、躊躇ねえな!!」


櫻井「佐藤さん…」


バンッ!!バンッ!!


カトウ「ヤベッ!!」


ドサッ(カトウがこける音)


櫻井「カトウ!!」


ピンク「終わりだ」


バンッ!!


カトウ「クッ…」


バミュン!!


カトウ「はぁはぁ…なんとか成功した」


ピンク「……?」


櫻井「なにをしたんだ?カトウ」


カトウ「オレの能力で銃弾を10分後に飛ばした」


櫻井「おまえすごいことするな」


カトウ「でも正直マグレだな。そう何度も成功するもんじゃねえ」


ピンク「………」


カチャ、カチャ


カトウ「どうやら弾切れらしいな」


ピンク「…関係ない」


ブンッ(ライフルを振り回す音)


カトウ「おっと」


櫻井「ほんと…どうしちゃったの?佐藤さん」


カトウ「っていうかおまえもしゃべってないで戦えよ」





ダッダッダ…(走る音)


部長「はぁはぁ…」


『カトウ「部長はこの先に行ってくれ」』


部長「はぁはぁ…」


『カトウ「多分…あいつがいるぜ」』


ほんとに…いるんだろうな?


『カトウ「…俊が生きてる」』


うそだったら…許さんぞ?


部長「はぁはぁ…」


『…それでも…会いたいんだ』


グリーン「………」


『部長が…もう俊以外好きになれないのも知ってる』


部長「………」


『もう一度…会いたいんだ。…ただそれだけだ』


部長「会いたかった…俊」


グリーン「…オレは…会いたくなかった」






カトウ「はぁはぁ…」


ピンク「………」


カトウ「くそ、強いな…」


だがまだチャンスはある


一瞬だけだが…


バミュン!!


ショッカー「うえ?な、なにがどうなったんだ!?」


櫻井「もうあれから10分経ったのか…」


ピンク「…出て来た」


カトウ「はぁはぁ…」


あれから10分経ったのか…なら、もうすぐだな


ピンク「…もう終わりにしよう」


バン!!!!


ピンク「なんの音!!」


カトウ「今だ!!。はあああああ!!!!」


ピンク「クッ…」


カトウ「…よけられた」


ピンク「危なかった」


カトウ「いや、チェックメイトだな」


ピンク「え…」


櫻井「SEAL」


ピンク「な…に…」


カトウ「ふー…よく反応できたな、櫻井」


櫻井「多分おまえのことだからただ単に銃弾を10分後に飛ばしただけじゃ終わんないだろうなって思ったから」


カトウ「よくわかってるじゃん。で、あとは飛ばしてから10分経った銃弾が床に当たった音に反応した佐藤のスキをついたってわけだ」


櫻井「おまえはだれに説明してんだ?」


カトウ「しょうがないだろ。作者の戦闘描写は死んでるんだから」


佐藤「…さく…らい?」


櫻井「佐藤さん?大丈夫?」


佐藤「ここはどこ?わたしはなにをしてたの?」


櫻井「おぼえてないの?」


佐藤「…なにも」


カトウ「まぁ、いいや。さっさと連れて帰ろうぜ、そこのショッカーも」


ショッカー「え?オレ?」


イエロー「悪いがそれは無理だ」


櫻井「え?」


カトウ「な…」


ショッカー「いつの間に…」


佐藤「放して!!」


イエロー「悪いが命令には逆らえん。じゃあな」


シュン


櫻井「佐藤さん…佐藤さん!!」


ショッカー「…消えた」


カトウ「…いまのはまさか…瞬間移動?」






櫻井「くそ!!いったいどうなってるんだ!?」


カトウ「………」


ショッカー「え~っと…そろそろオレ、おいとましてもよろしいでしょうか?」


カトウ「ダメだ」


ショッカー「…すみません」


カトウ「櫻井、こいつをさかもっちゃんの元まで連れて行ってくれないか?」


櫻井「それよりイエローを…」


カトウ「おそらくさっき消えたのは瞬間移動だ。もう追ったって間に合わねえよ」


櫻井「瞬間移動って…まさか…」


カトウ「とにかくいまはそいつを連れて行ってくれ」


櫻井「わかったけど…おまえはどうすんだよ?」


カトウ「部長を探して来る」


櫻井「…わかった。ほら、行くぞ」


ショッカー「………」






部長「………」


カトウ「…ここにいたか」


部長「…カトウか」


カトウ「悪い、佐藤に逃げられた」


部長「…そうか」


カトウ「でっと…あいつに会えたか?」


部長「…会えなかった」


カトウ「そっか…。悪いな、変に期待させちゃって」


部長「気にするな」


カトウ「櫻井が待ってる。行こう」


部長「ああ。…カトウ」


カトウ「どうした?」


部長「…いや、なんでもない」


カトウ「なんだよ、気になるじゃねえか」


部長「気にするな。櫻井が待ってるんだろ?さっさと行こう」


カトウ「…なんだよ」






部長家


神崎「ほんとうにすまない!!」


櫻井「神崎さん?」


神崎「わたしもやつらが現れたのを聞いてすぐに向かったんだが…間に合わなかった」


部長「いいよ、べつに気にしない」


神崎「…だが」


櫻井「いいですよ。それより聞くべきことがあるでしょ」


ショッカー「………」


神崎「…そうだな」


部長「まずはわたしが話そう」


カトウ「頼んだぞ」


ショッカー「………」


部長「まずは安心してくれ。わたしたちは君の味方だ」


ショッカー「………」


部長「君が無理矢理ショッカーをやらされてるのは知ってる」


ショッカー「………」


部長「君が情報をもらしたら爆発するってことも知ってる。だから無理にしゃべらなくていいぞ


ショッカー「………」


部長「まずはそうだな…自己紹介でもしようか。わたしは…」


ショッカー「神崎薫さん…ですよね?」


カトウ「なんで?」


ショッカー「それと…加藤勝さん」


櫻井「カトウまで知ってるのか…」


ショッカー「オレ…実は先輩たちの2こ下で同じ中学校だったんです」


部長「そうなのか?。…話したことは?」


ショッカー「ないです。でも有名でしたし…正直憧れてましたから」


カトウ「そ、そうか。照れるな」


ショッカー「先輩たちのネオグレイモア脱獄事件の話を聞いてファンになりました」


櫻井「…なにやってたんだ?おまえら」


部長「ま、まぁ知ってるんなら話は早い。わたしたちに協力してくれないか?」


ショッカー「協力?」


部長「ショッカーを倒すために協力をしてほしいんだ」


ショッカー「………」


カトウ「言っておくが命がけだからな。断る権利はあるぞ」


ショッカー「………」


部長「今日はもう帰ってもう一度ゆっくり考えて欲しい。で、それで協力すると言うなら…もう一度その足でここに来て欲しい」


ショッカー「…はい」


櫻井「ほんと命がけだから慎重に決めた方がいいよ」


ショッカー「………」


櫻井「シカト?」


神崎「それじゃあわたしが送ろう」


部長「もう一度言うが…無理に勧誘はしないからな」


ショッカー「…わかりました」





学校


先生「おはよう。今日もいい反省文日和だな」


カトウ「反省文を書くのにふさわしい天気ってなんだ?」


先生「晴れときどき曇りに決まってるだろ」


カトウ「知るか。みんながみんな反省文のこと考えてるって思うなよ」


クラスメート1「うむ、今日は見事な反省文空だな」


クラスメート2「やはりこの湿度が書いてて気持ちいい」


クラスメート3「天気予報も今年一番の反省文日和って言ってたぞ」


先生「まぁまぁ、そうあわてて書く物じゃないぞ、反省文は。…で、カトウはなんか言ったか?


カトウ「…ほんとみんながみんな反省文のこと考えてると思うなよ!!」


先生「…今日も佐藤は来てないか」


櫻井「…佐藤さん」





カトウ「どうだと思う?」


部長「なにがだ?」


カトウ「あの例のショッカーだよ。オレらが中3のときにあいつは中1だったんだから会ったことぐらいあるだろうし」


部長「おまえは覚えがないかを聞いてるのか?」


カトウ「その通り」


部長「さすがのわたしも全員を把握してるわけじゃなかったからな…」


カトウ「それもそうか」


櫻井「…ってかおまえら中学校時代なにやってたんだよ?」


部長「いろいろやったぞ、いろいろ」


櫻井「だからいろいろって…」


クラスメート1「部長とカトウ、なんか1年生が呼んでるぞ」


カトウ「1年生?」


部長「だれだ?」


クラスメート1「さあ?。とりあえず教室の前にいるから行ってやって」


櫻井「まぁ、とりあえず行こうぜ」


カトウ「そうだな」




1年生「こ、こんちわっす」


カトウ「お、おう…こんちわっす」


櫻井「こんちわっす」


部長「で、おまえはだれだ?」


1年生「え~っと、オレ…実は先輩たちのに2こ下で同じ中学校だったんです…て言えばわかります?」


部長「もしやおまえ…」


カトウ「昨日のショッカーか」


1年生「初めまして。オレ枝加斗真っていいます」


櫻井「枝加君ね。何組なの?」


枝加「………」


櫻井「?」


マヤ「せんぱーい!!ほんと昨日はすみませんでした!!」


カトウ「あ、マヤちゃん」


マヤ「昨日はわけあって行けなかったんです…って、もしかしてお取り込み中ですか?」


部長「まぁ、取り込み中と言えば取り込み中だが…」


マヤ「それじゃあ放課後にまた来ます」


部長「ああ、悪いな。枝加も放課後にまた来てくれないか?」


枝加「わかりました」





部長家


マヤ「いやいや、初めまして。わたし1年の中山マヤっていいます」


枝加「1年の枝加斗真です。こちらこそよろしく」


マヤ「ああ、同学年なんですか。でもわたしは敬語がアイデンティティなんでタメであろうが敬語で話すんで、そこんとこよろしくお願いします」


枝加「へー、敬語がアイデンティティなんだ。やっぱそういうアイデンティティってあった方がいいのかな?」


マヤ「あった方がいいですね。これがないとキャラが薄いどっかの主役みたいになっちゃいますからね」


櫻井「へー、それってだれのこと?」


枝加「主役のくせにキャラが薄いって…死ねば良いのに」


櫻井「枝加君?」


部長「一応わたしも改めて自己紹介しておこう。神崎薫だ」


カトウ「加藤勝だ」


櫻井「そういえばオレは自己紹介してなかったな…」


枝加「…櫻井ウキクサ」


櫻井「あ、知ってたの?」


枝加「年齢は17歳、誕生日は10月6日、血液型O型。特技は萌え萌えジャンケンというわけのわからないもの。趣味は料理と言い張るがこれといって上手なわけでもない、おそらくは料理できるアピールをしたいだけのただのカス」


部長「…詳しいな」


カトウ「でも言い方に毒がある」


枝加「加えてカナヅチ、KYのダメ人間。おまけにナルシストな一面も持っている。そして携帯の着メロのセンスがないということに気づいて最近になってようやく変えたがけっきょくセンスがない」


カトウ「なんか言いたい放題言われてるぞ。なんか言い返してやれよ」


櫻井「な、なんで着メロのこと知ってんだ!?」


カトウ「図星かい」


枝加「そして…なにより許せないのが…こいつが佐藤彩さんの彼氏だということだ!!」


櫻井「え?」


部長「…なぜ佐藤が?」


枝加「なぜこのクズ人間が…どうして…どうして…」


カトウ「…おまえ佐藤のこと好きなの?」


枝加「はい、一目惚れしました!!」


カトウ「…あっそ」


枝加「とにかく!!。…オレはおまえが大ッ嫌いだ!!!!」


櫻井「…だからずっとシカトされてたのね、オレ」


マヤ「恋のライバル登場ですよ、先輩」


櫻井「ライバルって…いまそれどころじゃないでしょ」


枝加「そういえば最近佐藤さんを見かけないけど…どうかしたんすか?」


櫻井「佐藤さんはいま…」


部長「櫻井とケンカ中だ」


櫻井「ちょ、部長?」


部長「まだ仲直りしてないんだろ?」


櫻井「…そういえば」


部長「まぁ、そういうわけでいまはチャンスだぞ」


枝加「うっっっしゃあああああ!!!!!。佐藤さんを愚図の魔の手から救ってやるぜ!!」


櫻井「愚図の魔の手ってだれだ?。ってかおまえ後輩なんだからもっとマヤちゃんを見習って敬語で話せ」


マヤ「ちょっとは考えろや。敬語キャラがふたりもいたらキャラが被るだろうが。はったおすぞ、てめぇ」


櫻井「すみませんでした、マヤさん」


枝加「それで…佐藤さんはどこに?」


櫻井「………」


カトウ「最近体調が悪いらしくてな。あまり学校に来れないんだ」


櫻井「カトウ?」


枝加「なんかの病気とか?」


部長「いや、そんなに悪くはないんだが…大事をとってな」


枝加「そうっすか」


マヤ「そういえば枝加先輩は佐藤先輩に話したことはあるんですか?」


枝加「ない」


マヤ「それは…前途多難ですね」


櫻井「っていうかなんでマヤちゃんは『枝加先輩』って呼んでんの?」


マヤ「アイデンティティ決まってるじゃないですか。わたしは人だと認識できる者には全員敬語で話しますよ。そんなのも理解できねーのか、櫻井は」


櫻井「ごめんね。とりあえずオレは人として認識されてないっていうことしか理解できなかった」


部長「そろそろ本題に入ろう」


カトウ「まずは…なんでマヤちゃんは昨日来れなかったの?」


マヤ「家から出してもらえなかったんです」


櫻井「え?」


マヤ「危険だからっていう理由でメイドたちが止めてくるんですよ」


カトウ「メイドが?」


部長「振り払えなかったのか?」


マヤ「それがですね…。ひとり、とても力が強い人がいて…」


櫻井「力が強いって…マヤちゃんは適合者なのに?」


マヤ「はい、わたしよりも強かったです」


部長「…中毒者か?」


カトウ「マヤちゃん、そいつって顔色悪い?」


マヤ「顔色ですか?。いや、べつに悪くないと思いますが…」


櫻井「なんで顔色なんて聞くんだよ?」


カトウ「中毒者は心臓が動いてないから血の巡りが悪いから顔色も悪いんだよ」


櫻井「へ~…知らなかった」


マヤ「えーっと…というか、こんなところでこんな話をしてもいいんでしょうか?」


枝加「………」


部長「かまわん」


枝加「あの…適合者とか中毒者って?」


部長「まぁ…あんまり気にするな」


マヤ「あの…なんで枝加先輩をここに?」


櫻井「枝加はショッカーなんだ」


マヤ「え?」


カトウ「そろそろ決めた方がいいだろ」


部長「そうだな。…枝加」


枝加「はい」


部長「おまえがやろうとしてることは命がけだ」


枝加「………」


部長「失敗すれば確実に命を落とす。そうなったときわたしたちは責任は取れない」


枝加「………」


部長「成功するか失敗するかは全ておまえにかかっている。おまえの責任は重大だ。それでも…やってくれるか?」


枝加「オレはショッカーをやってて…すぐにだれかが助けてくれると思ってた」


カトウ「………」


枝加「でも昨日考えてみてわかったんです。たぶんだれも助けてくれないんだって」


マヤ「………」


枝加「だったらもう自分でなんとかするしかない…そう思ったんです」


部長「自分の力でなんとかしたいと?」


枝加「それと単に神崎さんたちといっしょに戦ってみたいだけっていうのもありますけどね」


部長「…そうか」


枝加「戦います。いや、戦わせてください!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ