最後の日常
Write59
最近、まったく語っていなかったので久しぶりに語ってみようと思う
語るってなんだ?って思った読者の諸君
語るというのはアレだ、第一話の最初にあった『生きるとは寝るということだ』みたいなやつだ
さてさて、読者のみなさまにご説明をしたところで…なにを語ろうか…
語りについては作者もノープランでやってるからなぁ
ってかこの小説って基本ノープランだからなぁ
よくここまでもったなぁ…
切実にそう思うわなぁ
あれ?途中から作者の小言になってしまっている
はやく語らなければ…
でもなにについて語ろうか…
やっぱノープランだからな…
だめだ、はやく語らなければ作者の小言で終わってしまう
はやく…はやくなにか…ええっと…ううんっと…
パンティーというものがこの世には存在する
…なにを語ってるんだ、オレは
まぁいい、パンティーの話をしよう
でもなぁ…オレはパンティーよりプラジャーの方が好きだからな…
間をとってキャミソールの話をしよう
これは作者談だが…先日、学校のプリントにこう書いてあったんだ
『夏でもシャツやキャミソールを着ていたほうが汗をよく吸収して涼しい』
胸にキュンと来た
…いや、なにがってそりゃあキャミソールにだよ
いや、だからキャミソールっていう単語にだよ
いやいやいや、『は?』ってなるのはよくわかるよ、だってオレも『は?』ってなったもん
いやでもさ、キュンって来たんだからしょうがないじゃん、不可抗力じゃん
だからオレだってよくわかんないんだって
おそらくあまりに女性からかけ離れた生活を送ってきたことで女子抵抗力0になったオレの特殊効果だろうけどさ…
だって文字だもん
いまや世にはびこってる二次元だってまだ絵だよ?
でもキャミソールって単語だよ?文字だよ?
もはや一次元だよ?
なに一次元萌えしてんの?オレ
社会は二次元だってまだ受け入れるのに抵抗あるんだよ?
それなのに一次元って…どれだけ時代の最先端行ってんだ?オレ
どうしよう…生まれてくるのがまだ2万年くらい早かったな、オレ
くそ…2万年後ならオレはカリスマ一次元萌えラーとして崇められるのに…
いや、物は考えようだ
よく考えてみよう
オレは絵は書けないが文字なら書ける
一次元、文字に萌えられるということは…
萌える存在を自ら生み出すことができるということだ
これはもはや無敵ではないだろうか?
紙とペンさせあればオレは満たされる
いつなんとき、どんなところでもだ
なにやってるの?って聞かれても
ん?紙にキャミソールって書いてるだけだよ
ふ〜ん、変わってるね
この会話ならだれもハァハァしてるだなんて思わない
つまり、オレはなれたんだ
自らの性欲を自由自在に操る究極の存在
そう、神に
…ごめん、やっぱ一次元とか論外
人にも見えるタイプの彼女が欲しい…
嗚呼…
下等「空から女の子って降って来ないかな?」
櫻井「オレは物事は信じていれば叶うって思ってるよ」
下等「ありがとう、オレも信じてみるよ」
櫻井「ってか今回はおまえが語ってたんだな」
下等「そりゃあオレだって語りたいときがある」
櫻井「ってかおまえっていうかもろ作者談だったけどな」
下等「しょうがないさ。作者の思考回路を一番受け継いでるのはオレだからな」
櫻井「残念な思考回路だな」
下等「そういえばオレらって三年生になったんだよな?」
櫻井「それがどうした?」
下等「ってことは新学年が始まったんだよな?」
櫻井「だからなんだ?」
下等「可愛い新入生を探しに行かないかい?」
櫻井「おぉ、そうか。達者でな」
下等「いやいや、達者でなじゃなくて…。可愛い女の子って言うのはな、空から降ってくるのを待ってたって手に入れられないんだよ!!自分で探さなきゃいけないんだよ!!」
櫻井「そうか…17にもなってようやく気付いたか…」
下等「さぁ、行こう。未来の奥さんを探しに」
櫻井「うん、だから達者でな」
下等「そんなこと言わずに一緒に来てくれよ。一人でウロついてたら可哀想なやつだと思われるだろ!?」
櫻井「よかったじゃん、イメージと現実が一致して」
下等「とにかく行こうぜ。この際だから可愛い女の子だけじゃなくて面白そうなやつも探しにさ」
櫻井「まぁ、面白そうだし…オレも行くわ」
マヤ「あれ?先輩たちどうしたんですか?迷子ですか?」
櫻井「迷子って…」
下等「ふっ、まぁ確かに僕らは愛を探し求める迷い子だな」
マヤ「そうですか。保健室はこの角を曲がったところにありますよ」
下等「いや、べつに保健室に用はないよ」
櫻井「そうだよ、もう手を施し尽くしたんだから」
下等「いや、だから…」
マヤ「そうですか…残念です。屋上はこの階段を登った先にありますよ、先輩」
下等「なんで屋上案内した?飛び降りろってか?」
櫻井「そうだよ、女の子は空から降ってくるのを待ってるだけじゃダメなんだろ?。ちゃんと迎えに行かなきゃ」
下等「なんでいまそれを言う?飛び降りて昇天しろってか?なんか紛らわしいな」
マヤ「で、けっきょくなんの用なんですか?」
櫻井「なんか新入生に面白そうなやついないかなと思って」
マヤ「あぁ、なるほど。三年生にもなって暇なんですね、先輩たち」
下等「否定はできない」
櫻井「で、誰か面白そうな人いない?」
マヤ「面白そうな人ですか?うーん…私も1年生にもなって間もないですから…」
下等「それもそうだね」
マヤ「あ、そういえばクラスに黒魔術使える人が…いや、でもこれは微妙ですね」
櫻井「いや、それすごいだろ」
マヤ「うーん…だれか面白そうな人…隣の席の人が授業中によく幽体離脱しますね。いや、でも私でもできますからねぇ…」
下等「いや、だから…。ってか幽体離脱出来るんかい」
マヤ「そういえば私の斜め前が妙に身体が半透明で脚がなかったような…。いや、でもそのくらいならちょくちょく見ますし…」
櫻井「いや、それもはや人じゃないと思う」
下等「ってかキャラ濃いやつ多いね、マヤちゃんのクラス」
櫻井「ああ、うちのクラスとは大違いだ」
クラスメート「いや、オレだってポケットから亜鉛メッキスクリュー釘ぐらいから出せるからね」
櫻井「あっそ。ってかなぜここにいる?」
クラスメート2「隙あらばいつだって出てくる、それが我々クラスメートの生きる道」
櫻井「その面白そうな人ってどこにいるの?」
クラスメート3「あ、ちょ、無視しないで」
マヤ「うーん…どこにいるでしょうかね…」
クラスメート4「ほんと無視しないで。無視されると消えちゃう存在なの、オレら」
マヤ「たぶん今は霊安室にいますね」
櫻井「わかった、霊安室ね。ってオイ!!」
マヤ「どうしたんですか?乗りツッコミでスベって」
櫻井「この学校って霊安室なんてあるの?」
マヤ「はい。そりゃあ死者を奉る場所は必要じゃないですか」
下等「まぁ、死者を奉る場所は必要だけど」
櫻井「それをなぜ学校に作る?」
マヤ「そんなの私に聞かないでくださいよ」
櫻井「まぁ、それもそうだね」
下等「で、どうやったら行けるの?霊安室って」
マヤ「えーっと、とりあえずこの階段を登った先に行ってください」
下等「あれ?それって屋上じゃないの?」
マヤ「えぇ、その後はフェンスを飛び越えれば後で誰かが運んでくれますよ」
下等「それ正式ルートおおおおおお!!」
櫻井「正式ルートじゃなくて普通に場所を教えてよ」
マヤ「場所は私のクラスの隣ですから、目の前にありますよ」
下等「あ、ほんとだ」
マヤ「目の前にあるのにどうやって行くのって聞かれたらそりゃあ正式ルートの方を聞いてると思いますよ」
櫻井「まぁ…それもそうか…」
下等「ってか教室の隣が霊安室かよ…」
櫻井「そりゃあクラスに半透明のやつの一人や二人いるわな」
顧問「えーっと…今日は先生がお休みしてるので、副担任のボクがホームルームします」
櫻井「そうなんですか。初めまして、ボクは櫻井ウキクサっていいます」
顧問「いやいや、初めましてじゃないでしょ。顧問に向かってなにを言ってるの?」
櫻井「あ、そうですか。顧問なんですか。…なんの?」
顧問「いやいや、なんの?ってショッカー研究部の…」
櫻井「あぁ、そういえばそうでしたね」
顧問「まったく…。ボクから顧問であることを取ったらなにも残らないんだからそれくらい覚えといてよね」
櫻井「はっはっは、それもそうですね」
顧問「それそうですねじゃないでしょ。ほんとにまったく…」
櫻井「はっはっは、すみません」
顧問「はは、ほんとにもう…」
櫻井「ははは…でもその部活ももうないけどね」
顧問「あ、いっけね、そうだったぁ」
下等「もう、早とちりさんなんだからぁ」
顧問「ははははは」
櫻井「ははははは」
下等「ははははは」
顧問「ははは…死にたい」
櫻井「そうだよね、もう部活もないんだから顧問でもなんでもないよね」
下等「今後はなんて呼べばいいんだろうか…」
作者「じゃあカスで」
櫻井「よろしくな、カス」
カス「いやいや、カスはないでしょ」
作者「じゃあKASUで」
櫻井「よろしくな、KASU」
KASU「見た目変わっただけで発音がまったく変わってないんですけどおおおお!!!??」
櫻井「いいぞ、名前がすごい似合ってるぞ」
KASU「不名誉極まりないけどね!!」
櫻井「それより佐藤さん来てないけど、どうかしたんですか?」
KASU「それよりって…」
下等「お、櫻井さんが彼女さんの心配してますよ」
クラスメート「このリア充が…」
クラスメート2「爆破しろ」
クラスメート3「櫻井だけ爆破しろ」
クラスメート4「ってか死ね」
クラスメート5「苦しんで死ね」
部長「リア充に厳しいクラスだな」
櫻井「ベースが下等だからね」
部長「あぁ、なるほど。一次元萌えが多いんだな」
KASU「あのさ、部活なくなったけど部長は部長にままなんだからさ、ボクも顧問のままで良くない?」
櫻井「だからそれより佐藤さんはどうしたんですか?」
KASU「無視…。佐藤さんは理由はわからないけど今日は来てない」
櫻井「…あとでメールでもしてみるか…」
メール『今日来てないけどどうしたの?』
部長「おまえ、そのメールは素っ気なさ過ぎるんじゃないか?」
櫻井「なんですか?きゅうに。ってか人のメール覗かないでくださいよ」
下等「確かにこれは素っ気ないな」
部長「絵文字の一つや二つ入れてやれ」
櫻井「いや、オレはメールに絵文字顔文字を入れない主義なんです」
下等「初耳だぞ、そんな主義」
部長「ちょっと貸せ、私が見本見せてやる」
櫻井「ちょ…返してくださいよ」
下等「まぁまぁ、ここは部長に任せようぜ」
櫻井「離せ!!佐藤さんには自分自身の言葉で伝えたいんだ!!」
下等「じゃあ絵文字の一つや二つ入れてやれ」
部長「できたぞ」
メール『プギャハハハハハ(^O^☆♪
ごきげんよう、はにゅい♪───O(≧∇≦)O────♪
元気かい(^_−)−☆
我が輩ははにゅいがいなくてちゃみちいでしゅ。・゜・(ノД`)・゜・。
どうちて学校来ないんでちゅかあ。・°°・(>_<)・°°・。』
部長「送信っと」
櫻井「待てえええい!!!!」
部長「どうした?そんなに慌てて」
櫻井「マジで送った?マジで送っちゃったのおおおお!?!?!?」
部長「ああ、ちゃんと送ったぞ」
櫻井「なんで送っちゃうかなあ?なんで送っちゃうのかなあ?」
部長「心配するな、佐藤はノリがいいやつだから」
櫻井「ノリが良い悪いってレベルじゃないよねえ!?」
下等「黙ってはにゅいを信じてやれよ」
櫻井「はにゅいってなんだあああああ!?!?!?」
携帯『メールだぜ、アニキ』
櫻井「やばっ、そうこう言ってるうちに返信来た」
部長「…着メロ替えたんだな」
下等「…なんかキモい着メロだな」
メール『つわっわっわっわっわ*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
どうしたんだい!(◎_◎;)
いつもより甘えん坊さんじゃないかい(。-_-。)
わたくしはちょっと体調が反抗期を迎えてだうん中_| ̄|○
わたしもにゃーりんに会いたいいいいいいいいいいいいいいい。・°°・(>_<)・°°・。・゜・(ノД`)・゜・。』
櫻井「にゃーりんってなにいいいいい?????」
下等「最初のつわっわっわっわってのもなんだ?」
部長「な、ノリいいだろ?」
下等「ギャップありすぎだろ」
佐藤家
……ダヨ
佐藤「…また」
メグみょん「入るよ、彩」
佐藤「あ…お姉ちゃん」
メグみょん「どう?体調は?」
佐藤「…大分楽になった」
メグみょん「無理しちゃだめだよ」
佐藤「…わかってる」
モウスグダヨ
佐藤「ウッ…」
メグみょん「…大丈夫?」
佐藤「う…うん」
モウスグハジマルヨ
佐藤「………」
メグみょん「やっぱり…最近なにかあったの?」
佐藤「…べつに…なにも…」
メグみょん「…あんまり一人で悩まないでね」
佐藤「…うん」
メグみょん「それじゃあわたし行くね」
佐藤「…お姉ちゃん」
メグみょん「なに?」
佐藤「一つ…聞いてもいい?」
メグみょん「どうしたの?」
佐藤「…はにゅいって…なに?」
メグみょん「…え?」
佐藤「だから…はにゅいってなに?」
メグみょん「えーっと…歯の治療法…かな…」
佐藤「………」
メグみょん「………」
佐藤「………」
メグみょん「そ、それじゃあわたし行くね」
佐藤「…あ、あともう一つ」
メグみょん「なに?」
佐藤「まもるんジャーピンクのスーツって…どこにあるの?」
メグみょん「そこの押入れにあるけど…どうしたの?」
佐藤「…近いうちに必要になる…そんな気がする」
メグみょん「そう……頑張ってね、彩」
下等「最近、アッチの方はどうなんだ?」
部長「…おまえには関係ない」
下等「違えよ、俊の方じゃねえよ。奴らの方だよ」
部長「そっちか…。悪い、これといった手がかりは…」
下等「そっか…。そういえば…マヤちゃんの兄貴、元イエローはどうなったんだ?」
部長「あぁ、三谷のことか…。あれから半年近く経ってるが…一向に見つからない。おそらくは…もう…」
下等「そっか…。マヤちゃんに教えるべきかな?」
部長「その必要はないだろうな。マヤも表には出さないがわかってるはずだ」
下等「まぁ、それもそうか…」
部長「…あれから1年経つのかか…」
姉(電話)「あれから一年経つのよ?」
櫻井「なにが?」
姉「だから…私と恵が再会する約束をしてからよ!!」
櫻井「…あったっけ?そんな約束」
姉「あったじゃない!!去年のゴールデンウィーク明けに約束したじゃない!!」
櫻井「そういえばそんな件あったような…」
姉「いつになったら会えるのよ!?。うかうかしてたら三十路超えちゃうじゃない!!」
櫻井「ごめんごめん、早めに話とくよ」
姉「ほんと頼むわよ」
櫻井「はいはい」
姉「んじゃあ、そろそろ切るわ」
櫻井「ん、じゃあね」
姉ちゃんとメグみょんか…
櫻井「うーん…どうなるのだろうか…」
姉ちゃん変なことしなきゃいいけど…
マヤ「独り言ですか?先輩」
櫻井「いつの間に…」
マヤ「ちょっと見かけたんで声をかけようと思ってたんですけど…」
櫻井「あぁ、そう…。森ちゃんはなんでここに?」
マヤ「マヤです。ちょっと散歩してたんですよ」
櫻井「ふーん…暇なんだね」
マヤ「先輩ほどじゃないです」
櫻井「マヤちゃんって散歩なんかするんだね」
マヤ「あ…いや、前まではしてなかったんですけど…最近は家のメイドが煩わしくて…」
櫻井「なるほどね、息が詰まるわけだ」
マヤ「なかなか疲れますよ、お金持ちは」
櫻井「貧乏よりはマシ」
マヤ「はは、それもそうですね。…貧乏よりは…マシですね」
櫻井「…どうかしたの?」
マヤ「なんでもないですよ」
櫻井「ちょっと聞きたいんだけどさ…」
マヤ「なんですか?」
櫻井「三谷さんって…どうなったの?」
マヤ「………」
櫻井「………」
…やべ、爆発掘っちゃった?
マヤ「…先輩」
櫻井「な、なに?」
マヤ「察しましょうよ、そこは」
櫻井「え…」
マヤ「皆さん空気を読んで聞かなかったんですよ。まったく…相変わらずKYですね」
櫻井「ご、ごめん」
マヤ「佐藤先輩も可哀想に、こんなダメ人間に惚れて」
櫻井「う、うん…」
マヤ「どうしたんですか?不思議そうな顔して」
櫻井「いや…なんか…思ってたよりも軽いなって思って…」
マヤ「まぁ、そりゃあ兄妹といっても10年も空白があるんですよ?」
櫻井「で、でもさ…」
マヤ「そりゃあ…悲しくない、なんてわけないじゃないですか」
櫻井「………」
マヤ「そんなわけ…ないじゃないですか…」
櫻井「マヤちゃん…」
?「また会ったな。元気そうでなによりだ」
下等「そういうおまえは顔色悪いな、俊」
俊「あまり時間がない、単刀直入に言う。逃げろ」
下等「…なんだよ?きゅうに」
俊「薫といっしょに…逃げろ」
下等「…なんだよ…どういう意味なんだよ!?」
俊「始まるんだ…とうとう」
佐藤家
ジュンビハイイ?
佐藤「……うん」
サア…
ハジマルヨ




