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悪の手先の風上にも置けぬ  作者: なおほゆよ
第3章 ラストバトル編
61/95

主人公がショッカーになっていろいろ頑張る話?なんのこと?誰がそんなこと言った?


Write57


始業式


校長「あ~…新学年、始まるぜ」


生徒一同「イエエエエエエエ!!!!!!!」


櫻井「…そんなテイション上がるもんだっけ?始業式って」


生徒「クラスメートそりゃあオレら休みの間は出番ないもん」


校長「あ~…始業式って書いてるけど、めんどいから入学式も兼ねるぜ」


新入生一同「イエエエエエエエエ!!!!!!!」


下等「すげえノリのいい新入生だな」


校長「あ~…まずは新入生に告ぐ、高校生活楽しもうぜ!!」


新入生一同「イエエエエエエエエエ!!!!!!!」


校長「続きまして…新二年生に告ぐ、もっと高校生活楽しもうぜ!!」


新二年生一同「イエエエエエエエエ!!!!!!!」


校長「そして新三年生に告ぐ、死ね」


下等「なぜ!?」


新三年生「イエエエエエエエ!!!!!!!」


下等「なんで盛り上がる?」





マヤ「いや~、学校久しぶりですよ」


佐藤「…秋くらいから来てないからね、森…マヤちゃん」


櫻井「っていうかマヤちゃん一年生からやり直しなんだね」


マヤ「まぁ、授業受けてたのは一学期だけですし…」


佐藤「…入学オメデト」


マヤ「ありがとうございます」


部長「どうだ?周りの反応は」


マヤ「大丈夫ですよ。やはり髪型変えたらみんな森カネテだと気づきませんでし

た」


下等「髪型変えたくらいでわからなくなるって逆に悲しくないか?それ」


部長「よし、入学祝いに帰りにどこか寄るか?」


櫻井「いいですね、どこ行きます?」


佐藤「…カラオケ?」


部長「いや、それはやめてくれ」


下等「じゃあどこ行くの?」


部長「………」


櫻井「どこ行きます?」


部長「そうだなぁ…」


下等「アレ?オレまだ軽く無視されてる感じ?」


部長「そうだ。あそこなんてどうかな…」


下等「アレ?やっぱ無視してるよね?だってよくよく考えてみればオレまだ一回

も質問の返答が帰って来ないもん」


佐藤「…どこ?」


部長「それはな…」




メイド喫茶


あぉメイド「あー!!部長お嬢様!!ひさしぶりですぅ!!」


部長「元気にしてたか?あぉ蒼」


あぉ蒼「はい♡。でもぉ…部長お嬢さんが全然来てくれないから…さみしか

ったぁ!!」


部長「ごめんごめん、いろいろ忙しかったんだ」


佐藤「…なんでメイド喫茶?」


作者「いや…なんかいいとこ思いつかなくて…」


櫻井「メイド喫茶か…久しぶりだな…」


マヤ「あ~…そういえばみなさんで来たことありましたね、メイド喫茶」


下等「そうそう、櫻井がひとりテイション上がってドン引きされてたのだな」


櫻井「なに言ってんだ?。このオレのどこに引かれる要素がある?」


下等「まずその発言にちょっと引くだろ」


部長「そろそろ席に案内してくれないか?あぉ蒼」


あぉ蒼「はい♡。あっ、いまなら間違えてお一人席に案内する天然ボケのオ

プション付けますけどどうします?」


マヤ「じゃあお願いします」


下等「いや、だからいらないでしょ、それ」





あぉ蒼「萌え萌えジャンケン!ジャンケン…」


櫻井「ポオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!」


佐藤「………」


あぉ蒼「わああぁぁ…相変わらず強いですねぇ」


櫻井「そりゃあひたすらに厳しい修行を積みましたからね」


下等「だからどんな修行?」


櫻井「どんなって…ジャンケンだよ」


下等「だからわからんって」


佐藤「…イチャイチャしやがって…」


部長「彼女の前で他の女と仲良くするなと言ってるぞ」


佐藤「祖絽祖絽呪位殺素…」


下等「…なんか呪いの呪文を唱え始めたぞ…」


佐藤「祖絽祖絽呪位殺素下等…」


下等「あれ?よく見たら『そろそろ呪い殺す下等』って訳せるぞ?」


マヤ「あれ?櫻井先輩ようやく佐藤先輩と付き合うことになったんですか?」


櫻井「ま…まぁね…」


マヤ「付き合ってるなら他の人とイチャイチャするのはやめましょうよ」


櫻井「…すんまへん」


下等「そうだそうだ、頼むからおまえもっと主役らしいとこ見せてくれ」


部長「あぉ蒼、例のアレ頼めるか?」


あぉ蒼「はい♡。期待してて待っててください」


マヤ「なにをですか?」


下等「アレだよ、オムライスだよ」


マヤ「ああ、あの櫻井先輩が空気読まなかったやつですね」


下等「そう。櫻井がKYだったやつ」


櫻井「KY言うな」


下等「っていうかさ…なんで普通にオレと会話してるの?」


部長「なんの話だ?」


下等「だってさ…さっきまでオレのこと軽く無視してたじゃん?なのにいきなり

普通に会話しちゃってていいの?」


櫻井「作者があきたんだろ」


下等「まぁ、そんなとこだとは思うが…やめるならやめるでさ、もうちょっとな

んかやってからやめて欲しいんだが…」


マヤ「それもそうですね。すみませんでした、配慮が行き届かなくて…これから

は徹底的に無視するように務めます」


下等「いや、そうじゃないよ!?」


佐藤「…あぉ蒼は中学校同じなんだよね?」


部長「ああ、そうだな。一個下の後輩だ」


マヤ「どういうつながりで仲良くなったんですか?」


部長「う~ん…なかなか衝撃的な出会いだったからな…」


櫻井「衝撃的な出会い?」


下等「そうそう、アレは衝撃的だったわな。だって屋上のフェンスを挟んでの出

会いだったからな」


佐藤「…それで、どんな出会い?」


下等「聞いてた?オレの話」


部長「あぉ蒼と初めて会ったのは学校の屋上だったな」


下等「アレ?やっぱオレのこと再び無視する気?」


櫻井「屋上って…まさかフェンスを挟んでご対面とかそういう類いで?」


下等「まさかもなにもオレがさっき言ったばっかだからね」


部長「まぁ…そのまさかだな」


マヤ「…ちょっと信じがたいですね」


櫻井「うん。あんな明るい子が…」


下等「あぉ蒼はな、普段はあんな明るくないんだ」


佐藤「…信じられない」


部長「あぉ蒼は普段はあんなに明るくないんだ」


下等「ちょっと真面目な話してるんだから無視やめようぜ」


マヤ「普段は?」


部長「ああ、いまはメイドだからな」


櫻井「ああ…そりゃいまはメイドですもんね」


下等「…なんでおまえそれで納得すんの?」





あぉ蒼「できましたぁ!!あぉ蒼ウルトラスーパーハイパーオムライスΩです!

!」


下等「…もうちょっと名前をどうにかできたんじゃないか?」


マヤ「おいしそうです!!」


あぉ蒼「ちゃんと4人分用意してるんでどうぞ」


下等「あたりまえのようにオレを省くな」


櫻井「見た目は…1年前とは大違いだな」


あぉ蒼「はい。改良に改良を加えてようやくたどりついたオムライスです」


櫻井「そうか…ではいただこうとするか」


下等「どれだけ上から目線なんだ?」


佐藤「…いただきます」


マヤ「いただきます」


部長「いただきます」


あぉ蒼「…どうですか?」


佐藤「…おいしい」


マヤ「はい、おいしいです!!」


あぉ蒼「ありがとうございます!!…部長お嬢様は…」


部長「あぉ蒼」


あぉ蒼「…はい」


部長「すごくおいしいぞ」


あぉ蒼「…本当に?」


部長「ああ。これなら胸を張って認められる」


あぉ蒼「ほんとに…認めてくれるんですか?」


部長「ああ…いままでよく頑張った、あぉ蒼」


あぉ蒼「はい…ありがとう…ございます…(涙)」


マヤ「泣くほどうれしかったんですね」


あぉ蒼「これで…わたしもようやく…一人前のメイドを名乗れます」


佐藤「…おめでと」


マヤ「おめでとうございます」


部長「おめでと」


あぉ蒼「はい!!ありがとうございます!!」


櫻井「…水を刺すようで悪いんだけどさ…」


下等「出た、KY」


櫻井「このオムライスを認めるわけにはいかない!!」


部長「次はなんの料理に挑戦するんだ?」


あぉ蒼「次はおいしいお味噌汁に挑戦しようと思ってます」


マヤ「家庭の味ですね」


あぉ蒼「はい♡」


佐藤「…頑張って」


あぉ蒼「頑張ります!!」


櫻井「あの…聞いてます?」


マヤ「でもみそ汁ってなんか簡単そうですね」


部長「でも奥深いものなんだろう」


櫻井「…これはまさか…オレも無視のスタンスで?」


マヤ「とりあえずみそ汁でアドバイスできることっていうと…沸騰させちゃいけ

ないってことぐらいですね」


部長「風味がなくなるからな」


櫻井「………」


下等「ようこそ、存在の無き世界へ」


櫻井「か、下等…おまえいつからそこにいたんだ?」


下等「ふっ、どうやらようやく君にも見えるようになってきたようだね、存在無

き者の姿を」


櫻井「そ、存在無き者だと…」


下等「そう、ここは存在が他に認められなくなった者たちの世界。この世界に来

てしまった以上、君の存在はもはや一般人には認識されない」


櫻井「そんなバカな…」


下等「うそだと思うのなら君の愛しの彼女にでも話しかけてみなよ、反応してく

れないから」


櫻井「さ…佐藤さん?」


佐藤「…みそは赤みそのほうがいいよ」


櫻井「そ、そんな…」


下等「これでわかっただろう?今の君は存在が赤みそ以下だってことを」


櫻井「赤みそ以下だと…。どうすれば…どうすればオレは元の世界に戻れる?」


下等「ふっ、知ってたらボクだっていつまでもこの世界にとどまってなんかいな

いさ」


櫻井「そんな…」


下等「君は調子に乗りすぎたんだよ。主役という地位に甘んじてKY発言を連発し

たり、人としてドン引きする発言を連呼したり…」


櫻井「そんなつもりじゃなかったんだ…」


下等「まぁ、なんにしてもさっさと元の世界に戻ろう、そろそろ作者も無視する

のあきてきたし」


櫻井「だがどうやって!?」


下等「いま思い出した話だが…こんな話聞いたことあるか?」


櫻井「どんなだ?」


下等「昔々、ある国に大変美しいお姫様がいました」


櫻井「ある国のお姫様?」


下等「どのくらい美しいかと言うとそれはそれは美しく、その美しさと言ったら

あの下等勝と釣り合うことができるくらいの美しさでした」


櫻井「おまえと釣り合うってことは…あぁ、ヒキガエルの国の話ね」


下等「せめてほ乳類の国にしてくれ」


櫻井「ほ乳類?。てめぇ、魚類じゃない分感謝しろよ!!」


下等「差がよくわかんねえよ」


櫻井「まぁ、それで…ヒキガエルの国がどうした?」


下等「…まぁいい。でだ、そのヒキガエルの国の中で唯一人間である美しいお姫

様がいたんだ」


櫻井「なんだ?そのお姫様への執着心は?」


下等「ある日そのお姫様が好んで毎日食べているパンを作っているパン屋で使っ

ている小麦を作っている工場の工場長の近所に住んでいる男がいたんだ」


櫻井「どうでもいいけどお姫様関係ないね」


下等「その男は…ある日突然存在無き者の世界に迷い込んだ、なんの前触れもな

く」


櫻井「………」


下等「だがその男は生還した、帰って来たんだ、元の世界に」


櫻井「…どうやって?」


下等「それはわからない」


櫻井「…じゃあなんでこの話した?」


下等「………」


櫻井「なんか言えや、オイ」


下等「すくなくとも元の世界に戻る方法はある、そういいたかったんだ。オレは


櫻井「おまえ美しいお姫様って言いたかっただけだろ!!オイ」


下等「それのなにが悪い!!」


櫻井「こっちは主役の存亡がかかってるんだよ!!ヒキガエルと会話してる場合

じゃねえんだよ!!」


下等「おまえいつヒキガエルと会話した!?」


櫻井「今じゃボケぇ!!」


部長「おまえらうるさい」


櫻井 下等「すんまへん」


こうしてボクらは元の世界に戻って来れた


マヤ「…こんなオチでいいんですかね?」


佐藤「…よく出来た方だよ、これ」


あぉ蒼「と、いうかわたしの話はどうなっちゃったんですかね?」




あぉ蒼「また帰って来てくださいね!!」


部長「ああ、また来る」


マヤ「オムライスおいしかったです」


佐藤「…みそ汁に期待」


櫻井「同じく今度こそオレを納得させるようなみそ汁に期待」


下等「同じく今度こそオレもみそ汁を食せることを期待」


マヤ「楽しかったですね、メイド喫茶」


下等「そうだね、オレ無視しかされてないけどね」


佐藤「…オムライスおいしかった」


部長「そうだな」


櫻井「ふん、あんなオムライス、しょせんはアマチュアの味」


下等「またおまえは…」


マヤ「というか…なんで櫻井先輩って料理の話になるとそんなうるさくなるんで

すか?」


櫻井「なんでって…そりゃあオレ、料理得意だもん」


マヤ「えっ…そうなんですか?」


櫻井「『そうなんですか?』って…知らなかったの?」


マヤ「知りませんでした。…というか…ほんとに得意なんですか?」


櫻井「もちろん。ねえ、オレって料理うまいよね?」


佐藤「…そんなの初耳」


部長「わたしもだ」


櫻井「なに言ってるんですか?何回か作ったことあるでしょ?」


下等「ああ、そういえばあったな、森ちゃんが合格した入部試験の時とか」


マヤ「ああ…そういえば作ってましたね。あと森じゃないです」


下等「ごめん、土下座で謝るよ」


マヤ「土下座ですか?ちょっと謝り方が軽くないですか?」


下等「ごめんね、でもオレは土下座以上の謝り方なんて知らないの」


佐藤「死んで詫び…」


下等「それはやだ」


部長「じゃあ心中して謝罪とか」


下等「さっきとの差を教えてくれ」


マヤ「で、話を戻しますけど…そういえば入部試験のときに作ってましたね」


部長「ああ、わたしが食べたやつだな」


佐藤「…どうだった?」


部長「マズかった、どちらかというと」


櫻井「いや、だってアレは卵だけで調味料もなにもなかったですし…」


マヤ「言いわけなんて見苦しいですよ」


櫻井「言いわけじゃない、事実だ!!」


下等「…そういえば…オレたちも喰ったことあるな、おまえが作ったやつ」


マヤ「ありましたっけ?」


部長「いつだ?」


下等「ほら、誘拐された部長を救出する前日だよ」


佐藤「…そういえば」


マヤ「…おぼえてませんね」


櫻井「おぼえてないの?マヤちゃんおいしいってって言ってたじゃん」


マヤ「う~ん…おぼえてないですね。おいしかったですか?下等先輩」


下等「マズかった、オレのは焦げてた割には中に火が通ってなかった」


部長「最悪だな」


マヤ「ここまで聞いた話だと…先輩ただのカスですよ?」


櫻井「いやいやいや」


佐藤「…ダメ人間//」


櫻井「相変わらずだね」


部長「………」


櫻井「なんか言いましょうよ」


下等「やっぱおまえカマドウマだわ」


櫻井「それおまえだよ」


櫻井「そこまで言うならいいよ、いまからオレが料理作ってやるよ!!」


マヤ「いや、いまお腹いっぱいなんでけっこうです」


櫻井「ここまで言わせといてそれ!?」





ザアアアアア…


大通り


わかっているんだ


もう会えないなんてことは


でも…気がついたらまたここで待っている


わかっているんだ


無駄だってことは


だからあいつらにこれ以上付き合わせるわけにはいかない


だから嘘をついた


そしてしばらくはここに来なかった


欺くために


ザアアアアア…


こんなわたしを…おまえはどう思う?


俊…


下等「こんなとこでなにしてんだよ…」


部長「…なんだ、下等か」


下等「いつまでこんなとこにいるんだよ…」


部長「べつにいいだろ、わたしがここにいたって」


下等「もう…忘れろよ…」


部長「………」


下等「忘れてくれよ…」


部長「おまえは…どうしてもわたしに俊のことを忘れさせたいようだな」


下等「あんまり見たくない、部長の悲しそうな顔」


部長「悲しそうな顔?」


下等「なんかもう…泣きそうな顔してんだよ」


部長「…泣きそうな顔か」


下等「だから…見たくないんだ」


部長「…知るか、おまえの要求なんて」


下等「………」


部長「おまえは知ってるだろ?。わたしと俊を…」


下等「確かに…部長と俊の仲は知ってる。三人でいるとき『やべぇ、オレ居場所

ねえ、ってかオレむしろ邪魔じゃね?これ』とかよく思ってた」


部長「………」


下等「部長が…もう俊以外好きになれないのも知ってる」


部長「………」


下等「それだけ俊のことが好きだったのも…知ってる」


部長「なら…口出ししないでくれ」


下等「いやだ!!」


部長「いやだって…おまえ…」


下等「見たくない!!悲しそうな顔!!」


部長「おまえ…いい加減に…」


下等「もう…俊はいないんだ!!!!」


部長「…わかってるさ、でも」


下等「オレじゃダメなのかよ!?」


部長「………」


下等「オレじゃ…俊の代わりにはなれないのかよ…」


部長「…愚問だな、そんなこと」




小さな話と書いて小話と読む


櫻井「そのままだな」


そういうわけで小話


マヤ「さぁさぁ、みなさんお待ちかねの小話の時間ですよ」


櫻井「逆に小話が待ちかねられるような小説ってどれだけ本編がクソなんだ?」


マヤ「いや~…ようやくわたしも登場しましたね、中山マヤとして」


櫻井「まだときどき森ちゃんって書いちゃうけどね、作者が」


マヤ「まぁ、無理もないでしょうけどね」


下等「じゃあオレが呼び間違えただけで土下座させないでよ」


マヤ「土下座は先輩が勝手にしただけです。それにまだわたしは先輩のことを許

してないです」


下等「土下座しても許してくれないならもういいです」


マヤ「それはそうとですね…この小説が櫻井先輩が主役に戻ってから…なにやっ

てんですか?」


櫻井「なにやってるとは?」


マヤ「いや…ですから…そもそもこの小説のコンセプトってなんでしたっけ?」


佐藤「…主役がショッカーになって頑張る話」


マヤ「そうなんですよ。それなのに主人公はもやはショッカーじゃありませんし

、頑張ってもいませんよ」


櫻井「いや、一応そこそこ頑張ってるつもりだけど…」


下等「ようするにマヤちゃんはこの小説がほとんどただのギャグに成り下がって

ると言いたいの?」


マヤ「まぁ、そういうことです」


下等「まぁ、一応ちょくちょく進めようとしてるけどね」


マヤ「例えばなにですか?」


下等「え?例えば?え~っと…櫻井エクストリームアルバトロスレジェンドとか


櫻井「なに言ってんだ?おまえ。廚二か?」


下等「うるせーよ、廚二以下って言ってるだろ」


マヤ「そうそう、わたしも櫻井先輩に言いたいことがあったんですよ」


櫻井「なに?」


マヤ「この幼女強姦犯が!!」


櫻井「きゅうになに?」


マヤ「なんですか?あのデートは」


下等「ああ、佐藤とのデートの話ね」


マヤ「ほんと…見損ないました、というかもともと見損なってましたから…見埋

もれました」


櫻井「見埋もれた?」


マヤ「どうして…どうしてラブホしか見えてないんですか!?」


櫻井「仕方がなかったんだ。あの状況で読者の目を惹き付けるにはいまだかつて

ないデートをするしかなったんだ」


マヤ「そうやって読者読者って…どうしてそこまで読者にこだわるんですか!?


櫻井「それはオレが主役だからです!!」


マヤ「主役って…そんな言いわけ聞き飽きました!!」


櫻井「マヤちゃんにはわからないさ!!オレがどれだけ多くのものを背負ってい

るのかを。オレがどれだけ普段から努力してるのかを。…オレはこうでもしない

と主役でいられないんだ!!」


下等「それって単純のおまえに主役は荷が重いだけじゃね?」


マヤ「そうですね。ぶっちゃけ主役に向いてないんじゃないですか?」


櫻井「ちょっ…」


マヤ「そろそろ楽になりましょうよ、櫻井先輩」


櫻井「か、仮にオレが主役じゃないとしたらだれが主役やるんだよ!?。まさか

下等がやるのか?。それならオレの方がまだましだよ」


マヤ「…正直な話言っていいですか?」


櫻井「なに?」


マヤ「わたしは下等先輩が主役に賛成です」


櫻井「なんで!?」


下等「とうとうボクのかっこよさに気づいてくれたのかい?」


櫻井「ほら、こんなやつだよ?こんなやつでいいの?」


マヤ「いや、正直…下等先輩の方がカッコいいと思いますよ」


櫻井 下等「…え?」


マヤ「ですから、下等先輩の方がカッコいいとわたしは思っていますよ」


櫻井「え、なんでなんで?どの辺が?」


マヤ「いや、だって…下等先輩は普段はなんかもうアレですけど、シリアスなと

ことかだと真面目で頼りがいがありますし…」


櫻井「いやいやいや、でもさ…」


マヤ「それにシリアスな場面で作戦とか考えてるのはいつも下等先輩ですよ。櫻

井先輩だって何回も当てにしてたじゃないですか」


櫻井「でもさ、超がつくいじられキャラだよ?。そんなやつが主役って…おまえ

もなんかいってやれよ、下等」


下等「ウぅ…グスッ」


櫻井「…なんで泣いてんだ?おまえ」


下等「いや…この人生17年で…初めてカッコいいって言われたから…」


櫻井「………」


下等「オレ、ほんとはこんないじられキャラじゃなかったのに、空気を読んで無

理してた」


マヤ「もういいんですよ、下等先輩。もう無理なんてしなくていいんですよ」


下等「でも…オレに残されたポジションはもうここしかないんだ」


マヤ「そんなことありませんよ。ほら、ひとつポジションに空きができましたか

ら」


下等「空きのポジション?」


マヤ「はい、主役です」


櫻井「ちょっと待てい!!」


マヤ「すみません、いまいいとこなんで黙っててくれません?クラスメート13


クラスメート13(櫻井)「クラスメート13ってだれだ!?」


マヤ「さぁ、下等先輩…ポジションが空きましたよ」


下等「うん、わかったよ。オレは…生まれかわるよ、カッコいいイケメン主役と

して!!」


マヤ「はははは。あくまで櫻井先輩よりカッコいいってだけですから…調子乗ん

なよ?」


下等「…マヤちゃんのタメグチ…初めて聞いた」


マヤ「そういうわけで、小話もこの辺にして本編に戻りましょう!!」


クラスメート13「え?ってかほんとにオレこのままなの?」


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