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悪の手先の風上にも置けぬ  作者: なおほゆよ
第2章 過去話編
55/95

人生ゲームで話を跨いじゃいけませんってあれほど言ったのに…


Write51


警察署


警察『ここに入ってろ』


ガシャン(牢屋の音)


茜『…困ったわね、ここで道草喰ってる時間はないのに…』


恵『どうします?』


茜『なんとかして脱獄できないかしら…』


?『無駄だ』


恵『だれ?』


金沢『オレだ』


和「なんで?」


茜『なんであんたがここにいるのよ?』


金沢『あんたにやられたせいでな』


茜『それは悪いことしたわね』


恵『それで…ここから出る術はないんですか?』


金沢『…無理だ』


茜『いいえ、そんなことないわ』


恵『茜?』


茜『わたしたちが協力すればできる…そうでしょう?』


金沢『…まぁな』


茜『そうと決まればさっそく行くわよ…グレイブドライブ、発動!!』


ドガアアアアン!!(牢屋破壊)


茜『来い、我が相棒タクシーよ!!』


ブロロロロロ(タクシーが来る音)


和「…そんなことできんだ」


茜『飛ばして行くわよ、しっかり捕まりなさい!!』


これから始まる冒険に


恵『はい、わかりました』


少し胸がどきどきした


金沢『しょうがないからついて行ってやるよ』


なにかがすばらしいことが待っている


茜『それじゃあ…行くわよ!!』


ブロロロロロ!!!!!


そんな気がしたから…


マス『警察署で運命の出会いを果たす。13マス進む』


和「運命の出会いって金沢!?」


グルグル「…ってか協力しなくても茜一人で脱出できたのでは?」


工藤「そしてこいつらはなんでこんなボードゲームにのめり込んでるんだ?」


和「運命の出会い果たした後ってなんのマスだっけ?」


グルグル「確かプロポーズ」


茜『この湖で休憩といきましょう』


あれからどれくらいの時がたったのだろうか…


恵『わ~、きれいな湖ですね』


胸のドキドキが止まらない


金沢『そうだな』


それはきっと…


恵『………』


恋をしているからだろう


和「…このボードゲームのコンセプトってなんだっけ?」


工藤「RPG風異世界人生ゲーム」


茜『ちょっと近くの村で食料調達してくるわ、ここで待ってて』


恵『あ…わかりました』


金沢『………』


恵『………』


和「…なんか雰囲気出てるな」


金沢『…オレは…』


恵『どうしたの?』


金沢『…なんでもない』


恵『言ってよ…気になるし…』


金沢『…オレは…おまえらと出会えてよかった』


恵『………』


金沢『おまえらと出会ってなかったら…ずっとあの暗い牢の中にいた…』


恵『………』


金沢『ありがとう』


恵『…わたしも…出会えてよかった』


金沢『………』


恵『ありがとう』


金沢『………』


伝えなきゃ


恵『ねえ』


だって…いつ別れが来るなんてわからないから…


金沢『なんだ?』


伝えなきゃ


恵『好き、結婚して』


金沢『……オレは…』


恵『返事はいい…聞きたくないから…』


金沢『………』


恵『ただ…伝えたかっただけだから…』


マス『思い切ってプロポーズ。20マス進む』


和「…なんかシリアスだな、オイ」




金沢『ごめん…おまえとは結婚できない』


恵『…返事は…いらないって…』


金沢『ごめん…でも、オレも伝えたかった』


恵『いらないって…言ったじゃん…』


金沢『ごめん』


恵『謝るくらいなら…言わないでよ…』


金沢『…もう…行かなきゃ…』


恵『…大好きだった』


…オレも…でも


金沢『オレは…好きじゃなかった』


それは伝えられない


恵『そう…。絶対勝とうね、魔王に』


金沢『ああ…』


だって…オレは…


マス『振られる。30マス進む』


和「…なんだこの展開?」




魔王城に向かう車の中


ブロロロロロ


金沢『………』


恵『………』


茜『…く、暗いわよ、あんたたち。せっかくの魔王城なんだからもっとテイショ

ン上げていきましょ』


和「行ってテイションの上がる魔王城ってなに?」


恵『そう…ですね…せっかくの魔王城ですし、楽しくいきましょうか』


金沢『…そうだな』


茜『それじゃあ、魔王城にレッツゴー』


マス『ゴール。魔王(レベル99)と決戦』


魔王『よく来た、哀れなる勇…』


茜『グレイブドライブ!!』


ブシャア!!


『魔王は倒れた』


和「魔王弱!!」


魔王『油断した…だが、ワシにはまだ完全形態が残っとる』


恵『完全形態!?』


茜『そんなのうそよ!!』


魔王『うそかどうかはそこにいる男に聞いてみろ』


金沢『………』


茜『…どういう意味?』


魔王『昔、あるところにひとりの男がいた…』


金沢『………』


魔王『彼は武を極め、肉体を日々磨き上げ続けた。だが、ある日限界を感じた…

それは自らの心に悪が存在していたからだ』


茜『………』


魔王『そこで彼は自ら正義と悪の二つに分けた。…もうわかるだろ?』


恵『ま…まさか!?』


魔王『そう、その悪の心がワシ、そしてその正義の心が金沢だ!!』


和「こいつらはどこのナメック星人!?」


魔王『時は満ちた!!さぁ…再びひとつになろうぞ!!』


金沢『うあ!!』


ピカアアアアアアアン!!!!!


恵『金沢ああああああ!!!!!!』


?『金沢?それはだれのことだ?』


茜『魔王め…』


?『魔王?それも違うな…』


茜『…じゃあいったい…』


?『我は魔王と金沢が再びひとつになった究極の生命体…』


魔沢『魔沢だ』


和「ネームセンスな!!」


魔沢『来い、格の違いを見せてやる』


茜『く…グレイブドライブ!!』


魔沢『効かん!!』


茜『な…どうして!?』


魔沢『そもそもタクシーに乗ってもいないのに不意打ちもなにもないだろ』


茜『…確かに』


和「でもさっき魔王には効いてたぞ」


魔沢『タクシードライバー風情が…このワシに勝てると思うなああああああ!!

!』


ドシャアアアアアアアン(なんかすごい攻撃音)


茜『キャアアアアアアア!!!!!』






恵『しっかりして!!茜』


茜『はぁはぁ…わたしは…もうダメ…』


恵『そんなことないです』


茜『だから…あなたが倒して、魔沢を』


恵『で、でも…無理です…わたしに金沢を倒すことなんて…』


茜『違う。あいつはもう金沢じゃないの…魔沢なの…』


恵『でも!!』


茜『聞いて…もう…あなたしかいないの…』


恵『………』


茜『あとは頼んだよ…だって…わたしの次は…あなたの番…だか…ら…』


恵『あかねええええええええ!!!!!!!!』


魔沢『お別れの挨拶はすんだかな?』


恵『もう…いや…戦いたくなんてない…』


魔沢『では楽にしてやろう…死ね!!』


恵『………』


魔沢『ぐ…ぐああああああ!!!!!』


恵『?』


魔沢『いまのうちに…早くとどめを…』


恵『金沢!!』


魔沢『くそ…金沢のやつめ…まだ支配しきれてなかったか…』


金沢『オレの精神が残ってるうちに…早く…』


恵『でも!!』


金沢『頼む…オレの願いだ…』


恵『…願い?』


金沢『おまえに…生きていてほしい…』


恵『…わたしに?』


金沢『少しでも…長く…幸せに…生きてほしい…』


恵『なん…で…』


金沢『…愛してるから…』


恵『好きじゃないって…言ったじゃん…』


金沢『ぐっ…もう…時間が…』


恵『結婚できないって…言ったじゃん!!』


金沢『…恵…みんなのためにも…』


恵『だとしても!!……つらいよ…』


金沢『大…丈夫…。ルーレットを…回すだけ…だから…』


恵『…わかった』


金沢『ありが…とう…。ひとおもいに…頼む』


恵『…うん』


わたしができる


金沢『ぐわあああああ!!!!!』


最高の力で


恵『あなたを…倒します!!』


カラカラカラ(ルーレットが回る音)


恵『ルーレットよ!!わたしの思いに答えて!!」


カラカラカラ


恵『くらえ…これがわたしの…』


カラカラカラ


恵『最高の力だ!!』


カラカラカラ…



恵『………』


こうして世界は魔沢に支配された


和「さんざんやっといてそれ!?」





ハッピバースデートゥーユー♪ハッピバースデートゥー茜♫ハッピバースデ

ートゥーユー♪


茜「ふーー!!」


恵「おめでとー!!」


茜「ありがとね」


和「いやいや、すっかり忘れてたけど誕生日パーティー中だったんだな、オレら


グルグル「やろうって言い出したのおまえ」


工藤「まぁ、しょうがねえよ、作者の想像した以上に盛り上がっちゃったから」


作者「そうなるのを予想してなんとかビンゴ大会で盛り上げたかったんだが…」


恵「まあ、終わったもんは仕方ないです、ケーキ食べましょう」


沙百合「あんたたちが人生ゲームやってた間まったく出番がなかったわたしたち

の身にもなってほしいわ」


優也「大丈夫。出番なんかなくたって僕らは愛を育んできたじゃないか」


沙百合「優也…///」


茜「そういえば、あんたたちけっきょくコスプレ脱いじゃったの?」


和「だって暑いもん」


工藤「オレは着てたかったんだけど見てて暑苦しいとか言われて…」


グルグル「ってかなんで誕生日用のコスプレでクリスマスなんだ?」


工藤「そりゃあクリスマスはキリストの誕生日だからな」


グルグル「いや、まぁそうだけど…」


恵「茜、はいこれ」


茜「なにこれ?」


恵「誕生日プレゼントに毛糸のマフラーを丹念混めて織ったんです」


茜「へ~、手が込んでるわね、ありがとね、季節外れだけど…」


工藤「オレもあるぞ、プレゼント」


茜「なに?」


工藤「さっき着てたコスプレセット」


茜「ありがと、あとで持って帰ってね」


工藤「オレも丹念混めて織ったのに…」


和「…手作りなんだ、あれ」


グルグル「オレもプレゼントを持って来たぞ」


茜「ありがと、でもいらない」


グルグル「せめてなにか聞いてから断れよ」


茜「それもそうね…なに持って来たの?」


グルグル「m…」


茜「いらない」


グルグル「まだ子音しか発してないのに…」


茜「…和は?」


和「ん?」


茜「ないの?誕生日プレゼント」


和「オレの誕生日プレゼントはこのサプライズパーティーだ」


茜「あ…そう…」


和「うそうそ、はい」


茜「…なに?この箱は」


和「開けてみ」


茜「…まさか指輪なんてことはないわよね?」


和「おまえそんなこと言うなら返せ」


茜「冗談冗談」


パカッ


茜「…これ…」


和「誕生日おめでと」


茜「…いいの?」


和「そらいまさら返せとは言わん」


恵「なんなんですか?」


茜「…携帯」


工藤「携帯?」


恵「え~!!携帯電話ですか!?」


グルグル「おまえそんな金どこにあったんだよ?」


和「まぁ、いろいろとな」


グルグル「ああ…だからおまえバイトしてたのか…」


和「恥ずいから言うな」


茜「…ありがと、和。でも月の通話代とか払えるかどうか…」


和「払えないなら無理に払わなくてもいいって」


工藤「でも携帯あるならいろんなとこでバイトできんじゃねえ?」


茜「あ、そっか」


グルグル「…ってことは我が家でバイトすることはもうないと?」


茜「いままでありがとね、グルグル」


グルグル「そ…そんな…」


茜「ねえ、写メ撮らない?みんなで」


恵「いいですね、撮りましょう」


工藤「そういえばまだみんなで撮ったことなかったな…」


グルグル「後でオレらにも送っといてくれよ」


茜「わかった。…で、これってどうやって撮るの?」


優也「オレが撮ってやる」


茜「ありがと」


優也「撮る時のかけ声は『人生にもっとも必要なものは?』でいいか?」


和「それなんて答えりゃいいの?」


グルグル「メイドっしょ」


工藤「コスプレっしょ」


和「おまえら黙っとけや」


恵「わたしはお金だと思います」


和「シビアだな、オイ」


茜「そんなの愛と情熱と変態ズムに決まってるじゃない」


和「だから変態ズムってなに?」


優也「バカヤロー!!家族に決まってるだろ!!」


和「いいからさっさと撮れや、くそジジイ!!」


忘れない


優也「わかったよ」


この日を


優也「準備いいか?」


この喜びを


和「万端」


この幸せを


優也「じゃあいくぞ…はい、チーズ」


わたしは絶対…忘れない




病院


ミンミンミンミン(蝉)


マヤ(5歳)「いつになったらわたしは…この白い鳥小屋を飛びだして蒼き自由

の空に羽ばたけるのだろうか…」


?「すぐに良くなるさ、お医者さんだってそう言ってるし」


マヤ「そのセリフをどれだけ前に聞いたと思ってるの?お兄ちゃん」


光「………」


マヤ「最近思う、ずっとこのままじゃないのかな…なんて…」


光「マヤは…病気治ったらまずなにしたい?」


マヤ「…スカイツリーに行きたい」


光「じゃあいっしょに行こう、治ったら」


マヤ「約束だよ」


光「うん、約束だ」


医者「あ、来てたのか…光君」


光「どうも」


医者「じゃあ今日も診断しよっか」


マヤ「わかりました」


医者「…うん…うん…。大丈夫そうだ」


光「………」


医者「それじゃあ、わたしはこの辺で…。光君、ちょっとこちらに」


光「…わかりました。それじゃあちょっと行って来るぞ、マヤ」


マヤ「うん」





医者「夏…だね」


光「…そうですね」


医者「まぁ、君ももう中学生だしうすうす感づいてると思うし、単刀直入に言う

よ。だいぶ長引くね、カネ…マヤちゃんの病気は」


光「………」


医者「ほんとは君じゃなくて親御さんに言うことなんだけどね…」


光「すみません」


医者「ごめん、そういうつもりで言ったわけじゃないんだ…」


光「………」


医者「まぁ、マヤちゃんの話をしようか。知っての通り、マヤちゃんは暑いのが

苦手だ。だから夏は特に運動を控えなきゃいけない」


光「はい」


医者「それで…もし発作が起きた場合なんだけど…」


光「とにかく冷やすことを先決に、ですよね?」


医者「うん。それでなるべく早く助けを呼ぶこと」


光「はい、わかってます」


医者「まぁ、ボクらもなるべくそばにいるようにはするけどね」


光「先生…ひとつ聞いてもいいですか?」


医者「どうぞ」


光「マヤは…」


ドカアアアアアアアン!!!!!!!!!!


医者「なんだ!?」


悪将軍「お邪魔させていただくとしよう」





アナウンサー「こちらはショッカーが人質をとって立てもこっている病院です!

!」


アナウンサー「あ!!いままもるんジャーが来ました!!」


レッド「ホスピタル…どこか似ているホスタイル、まもるんジャーレッド!!」


ブルー「ホスタイル…どこか似ているホスピタル、まもるんジャーブルー!!」


イエロー「ホスピタル…どこか似ているホスタイル、まもるんジャーイエロー!

!」


ピンク「ホスタイル…どこか似ているホスピタル、まもるんジャーピンク!!」


グリーン「ホスピタル…どこか似ているホスタイル、まもるんジャーグリーン!

!」


アナウンサー「おおっと、まもるんジャーです!!まもるんジャーが作者やる気

なしのセリフで登場しました!!」


イエロー「これからわれわれまもるんジャーは病院に侵入しようと思っています


グリーン「だから巻きぞいを喰わないようにもっと離れてもらうとありがたいわ


アナウンサー「わかりました」


レッド「それじゃあ…行きますか…」




悪将軍「こりずに来たか…まもるんジャー」


レッド「それはこちらのセリフだ。おまえがこりなさすぎて作者が書く気がなく

なって困ってるんだぞ」


悪将軍「知るか、ボケぇ」


レッド「このままでは本当にマンネリ化してしまうぞ?ってことでお縄につく気

はないか?」


悪将軍「だから知るか、ボケぇ」


レッド「それで、人質を解放する気になったか?」


悪将軍「…もっとマシな説得をする気はないのか…」


医者「頼む、患者だけでも解放してくれないか!?」


悪将軍「………」


医者「ここには重病の患者だっているんだ!!その人たちだけでも解放してくれ

ないか!?」


悪将軍「…黙れ」


医者「頼む!!」


悪将軍「黙れと言ってるだろ!!」


カチャッ(銃をかまえる音)


バン!!


医者「あぐっ!!」


人質「きゃあああああ!!!!」


悪将軍「騒ぐな!!」


人質「………」


光「…大丈夫ですか?」


医者「大丈夫…急所からは遠い。…それよりマヤちゃんだ」


光「人質のなかには見当たらないです」


医者「ということは…まだ病室にいるかもしれない。ここで人質になってるより

はマシかもしれないな」


悪将軍「それで…まもるんジャーよ、相変わらずだが人質を取られたら手も足も

出まい」


レッド「そんなことはないぞ、人質させいなけりゃおまえなんて秒殺なんだから

な」


ブルー「でも肝心なのはその人質が大量にいることだろ」


レッド「だからほんとどうすりゃいいんだろ」


イエロー「実は作者自身なにも考えがないからまったく状況を変えられない」


グリーン「ほんとこの小説メタ発言多いわね」


ピンク「いまそんなこと話してる場合じゃない」




和「………」


グルグル「頼むから今日はキレないでくれよ」


和「わかってる。…でも見てるだけってのは…」


グルグル「どうせおまえひとりで突っ込んでもなんにもならねえぞ」


和「…それもわかってる。でも、できることはしたい」


レッド「悪将軍よ、ひとつ聞きたいことがある」


悪将軍「なんだ?」


レッド「おまえには大切な人がいるか?」


悪将軍「………」


レッド「まもりたいと思える大切な人はいるか?」


悪将軍「だったらなんだ?」


レッド「だったらこんなこともうやめろ、いますぐに」


悪将軍「ふっ…ははははは…はっはっはっはっは!!!!」


レッド「………」


悪将軍「ならばオレもひとつ聞こう」


レッド「なんだ?」


悪将軍「おまえは目玉焼きに醤油をかける派か?それともケチャップをかける派

か?」


レッド「…は?」


悪将軍「だからおまえは目玉焼きに醤油をかける派か?それともケチャップをか

ける派か?」


レッド「…きゅうになんだ?」


悪将軍「いいから答えろ」


レッド「…なにもかけない派だ」


悪将軍「オレはそう言うやつが世界で一番大嫌いだ!!」


レッド「いや、知らんし…」


悪将軍「オレとサシで戦え、レッド。おまえにお酢派の力を見せてやる」


レッド「マニアックだな、おまえ」






キン!!


キン!!


悪将軍「グハッ…」


ドサッ(悪将軍が倒れる音)


レッド「それで終わりか?悪将軍」


和「自分から挑んで行く割には弱いな、オイ」


悪将軍「ちくしょ~、退散だ!!」


イエロー「逃すか!!」


悪将軍「いいのかな?」


ドガアアアアアアアアン!!!!!!!


人質「キャアアアアア!!!」


ブルー「なんだ?」


悪将軍「あらかじめこの病院に爆弾を仕掛けておいた、もう何分もしたらこの建

物は崩壊するだろうな」


イエロー「悪将軍め…」


悪将軍「ではさらば」


スウ(悪将軍が消える音)


ピンク「また消えた…」


レッド「人質を救出するぞ!!」





光「…マヤ」


医者「待つんだ!!光君。まもるんジャーにまかせるんだ!!」


光「すみません、オレ行きます」


医者「光君!!」


イエロー「傷、大丈夫ですか?」


医者「大丈夫だ、それより…」




グルグル「逃げるぞ、和」


和「…待ってくれ…いま中学生くらいの子が病院の奥に…」


グルグル「ほっとけ、はやくしないとオレらまで巻き込みをくらうぞ」


和「大丈夫、ちょっと見て来るだけ」


グルグル「オイ!!和!!」





光「マヤアアアア!!!!いるなら返事しろ!!」


マヤ「…い…ちゃん」


光「マヤ!?どこだ!?」


マヤ「こっち…」


光「ケガはないか!?」


マヤ「大丈夫…でも、さっきの爆発で閉じ込められちゃったの…」


光「すぐにガレキをどかす」


和「オレも協力する」


光「え?…な、なんでショッカーがここに…」


和「大丈夫、協力するだけだから」


イエロー「その子から離れろ!!」


光「まもるんジャー!!」


イエロー「今すぐその子から離れろ!!」


和「ま、待ってくれ、オレはただ協力をしようと…」


イエロー「問答無用!!」


ドガッ!!(殴る音)


和「ガっ…」


ドゴオオオオオオン!!!!!(和が壁に激突する音)


光「すごい…」


イエロー「ここでとどめをさしてやる…」


マヤ「…ホ…ゴホ…ゴホ…」


光「マヤ?」


マヤ「ゴホゴホゴホ!!」


光「マヤ!!」


マヤ「はぁはぁ…」


光「まもるんジャー!!お願いだ!!妹が発作を起こした!!。早くしないと手

遅れに…」


イエロー「…わかった、離れてて…」


イエロー「はあ!!」


ドガアアアン!!!


マヤ「はぁはぁ…」


光「マヤ!!しっかりしろ!!」


イエロー「はやく連れて行こう」


和「…く」


やばい…動けない…


和「もう時間もないのに…」


これはまずいな…


和「やっぱり出しゃばるもんじゃないのかな…」


意識も…もう…


ドサッ(和が倒れる音)


グリーン「…バカねぇ…ほんと」


ドガアアアアアアン!!!!!!!!(爆発音)






和「………」


グルグル「おう、起きたか」


和「…ここは?」


グルグル「アジトの医務室。病院のそとで倒れてたとこを発見して保護したそう

だ」


和「…病院の外?」


グルグル「そう聞いたが」


和「アレ?でもオレ…確か…男の子を追って病院の奥に行って…それで協力しよ

うとして…でも……けっきょくなんにもできなくて…」


グルグル「…寝てろ」


和「オレ…なんにもできなくて…」


グルグル「…いまに始まったことじゃないだろ」


和「でも…なにかしたい…」


グルグル「………」


和「…決めた」


グルグル「なにをだ?」


和「やっぱオレ一人じゃ無理だ」


グルグル「ようやく気づいたか?」


和「うん、気づいた。だから協力してくれ」


グルグル「は?」


和「やっぱまもるんジャーに協力をあおるのは無謀だったんだな」


グルグル「え~…つまりおまえは悪将軍を倒すためにまもるんジャーではなくオ

レに協力しろと?」


和「正確に言うとおまえだけじゃなくなるべく多くのショッカーでな」


グルグル「…悪の手先で悪を倒すと?」


和「そう。オレたちで創ろうと思うんだ…ライトパウアーを」


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