過去編に入ってからだいたい14話くらいになります
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ミンミンミンミン(蝉の声)
和「…あっつ」
茜「今年はとくに熱いらしいわよ」
優也「猛暑ってやつか…」
沙百合「だから日本はいやなのよ」
和「………」
優也「そうだな。よし、ハワイにでも行くか?」
沙百合「そうね、そうしましょ」
優也「じゃあ、そういうわけで行って来るぞ」
沙百合「留守番よろしく」
和「ちょっと待ってええええええ!!!!!!」
優也「どうした?おまえもいっしょに来るか?」
和「いっしょに来るか?じゃねえよ!!。まずいつ帰って来た!?」
優也「五分前」
和「そして息つく暇なくハワイ!?」
沙百合「しょうがないじゃない。自由と冒険とフラダンスが私たちを呼んでるん
だから」
和「呼んでねえよ!!。むしろ家庭相談所がおまえらを呼んでるよ!!」
優也「なんだ?なにが問題なんだ?言ってみろよ、和子」
和「もうそのセリフ自体が大問題!!」
沙百合「この暑さのなかでそんな大声出せるまで元気に育つなんて…ママ思わず
涙が出ちゃうわ…」
和「オレもおまえらの人間性に涙が出る」
優也「おまえはオレらにどうして欲しいんだ?」
和「どうして欲しいって…そりゃあ、もっと親らしくさあ…」
沙百合「親らしく…なに?」
和「こう…家事とかさ、仕事とかしてさ…。ウキクサだってまだ幼いんだし…と
にかく、もっと家にいてくれ」
優也「…そうか…そうだな、すまなかった。いままで放任しすぎて…」
沙百合「そうね。もっと親らしいことしなきゃね…」
和「そうそう」
優也「よし、じゃあさっそく行って来るぞ」
和「えっ?どこに?ハワイに?」
優也「違う違う、ハローワークだ」
和「行動はやいな、ほんとに…」
コンビニ
優也「いらっしゃいませ」
和「いままではさんざん遊び回ってた割に行動がはやいのは認める」
優也「袋はいりますか?」
和「ハローワークでさっそく仕事が見つかったのもよかった…」
優也「ありがとうございました」
和「でもなんでここおおおおおおおおお!?!?!?!?」
優也「なんだ?今度はなにが不満なんだ?」
和「うるせーよ!!なんで親子で同じコンビ二でバイトせなあかん!?」
優也「しょうがないだろ?いまの日本は想像以上に就職難でオレもビックリだ、
バカヤロー」
グルグル「うるさいぞ、しゃべってないで働け、レジが混んでる」
和「すみません、お客さん」
恵「いいんですよ、気にしないでください」
和「って、恵さんじゃん」
恵「いや~、近くを通りかかったのでちょっと冷やかしに来ました」
和「はい、次のお客さん、こっちのレジ開きましたよ」
恵「うそですうそです。ちゃんとこの五円チョコを買いに来たんです」
和「それも十分な冷やかしになるのでは?」
恵「あとすみません、いま財布に一万円札しかないんでおつりお願いします」
和「めんどくさ!!この子思った以上にめんどくさ!!」
優也「その子はだれだ?おまえの彼女か?」
和「いや、ニトログリセリンの彼女」
恵「その紹介ひどくないですか?ふつうに」
優也「あぁあぁ、ニトログリセリンの彼女ね…どういう意味?」
和「世の中には爆発物を所持してないと生きていけない人種もいる」
恵「そういうの人種差別っていうんですよ」
和「しょうがないじゃん。ってかまさかいまも所持してないよね?」
恵「バカにするのもほどほどにしてください。ほら、この通りちゃんと所持して
ますよ」
和「ねえ、その五円チョコあげるから帰ってくれない?いますぐ」
グルグル「…ふう、ようやく客足も収まってきたな」
優也「ひさしぶりに働いたから疲れたな…」
グルグル「しっかしおどろいたな、おまえの親が働きだすなんて」
和「まぁね」
優也「いや~疲れたな…どうだ?たまにはバカンスにハワイでも行かないか?」
和「まだ一日も働ききってないくせになにをぬかす?」
優也「まぁだが…働くことも悪くないな」
和「おぉ、脱ニート宣言?」
優也「いや、ニートはやめられん」
和「だれかの親とは大違いだな」
グルグル「それはオレの親のことを言ってるのか?」
和「まぁね」
太陽
またの名をお日様
英語でいうとサン
日曜日
英語で言うとサンデイ
つまり太陽の日
そう、今日、つまり日曜日とは太陽記念日なのだ
だから太陽に感謝しなければいけない
だからその偉大なる光を浴びてゴロゴロしないといけない
だからオレは寝に行くんだ
和「だから誰もオレを止められない」
茜「べつに止める気なんてないわよ」
和「まぁ、そういうわけでいくわ、オレ」
茜「いってら~。…そういえば、あんたのお気に入りの寝床の近くで雨の中地面
に寝転んでひとりで高笑いしてた不審者が出たらしいから気をつけてね」
和「そ、そうか、気をつけるわ…」
茜「なに?そのあせりは」
和「べ、べつにあせってなんかねえべ!!」
ウキクサ「ほんと気をつけろよ、翌日の朝刊とかに載らないように」
和「そこまでのことはしねえよ」
お昼寝床
和「日曜日っていうのは太陽記念日なんだ、つまりオレはお日様に睡眠という祈
りを捧げなければいけない。だからそこをどけ、おっさん」
おっさん「…おまえもしつこいな…」
和「しつこいなじゃねえよ!!こっちはおまえと違って不審者扱い覚悟してここ
に来てんだぞ!!」
おっさん「そりゃそんなに怒鳴ってたら不審者扱いされるわな」
和「誰のせいで怒鳴ってると思っとるんじゃ!!この‡\$’#%?!#!#”
’|!”#”%#_>#!!!!!!!!」
おっさん「なに言ってるかわからん」
優也「やけにうるさい不審者がいるなあと思ってたら…まさか我が息子だったと
は…」
和「え?なんで親父がここに?」
優也「散歩だ、散歩。で、なんでおまえはそんな怒鳴ってるんだ?」
和「なんでってそりゃあ、このおっさんが…」
優也「おっさんっておまえ……川上?。川上じゃねえか!?」
おっさん「………」
和「え?知り合い?」
優也「久しぶりだな!!なにやってんだ?こんなところで?」
おっさん「悪いけど…人違いだ」
優也「え…」
おっさん「そういうわけで、帰らせてもらう」
優也「いやいや、そんなわけねえべ、川上だろ?」
おっさん「………」
優也「おーい!!川上!!」
和「行っちゃった…」
優也「えー…川上だと思ったんだけどな…」
和「誰なの?その川上って」
優也「大学時代の旧友」
和「へ~…ってか大学行ってたんだ…」
優也「行ってたぞ、そこそこ良い大学に」
和「初耳だな…」
優也「そうだっけ?その大学では3賢者の一人として有名だったんだけどな…」
和「…なんの賢者だよ?。…ところでさ、その川上ってひとは結婚してる?」
優也「…ああ、一応な。きれいな奥さんだったぞ、まぁ沙百合ほどではないがな
」
和「ふ~ん…」
優也「それにしても…いまのは絶対川上だと思ったんだがな…」
和「ふ~ん、ニートと関わりたくなかったんじゃん?」
優也「言えてるな」
和「じぶんで言うな」
沙百合「ひさしぶりにご飯でもつくってみようかしら」
茜「わたしやるけど?」
沙百合「いいの、いいの。茜ちゃんはわたしの勇士を見てくれればいいの」
茜「ならまかせるけど…」
沙百合「ウキクサ、お昼なにがいい?」
ウキクサ「たまごかけご飯」
茜「ハードル低…」
沙百合「たまごかけご飯ね…まかせて、わたしの腕にかかればそんなもの屁でも
ないわ」
茜「たまごかけるだけだもんね」
沙百合「じゃあまずは手を洗わないと…」
バガジュッ!!
茜「…バガジュ?」
沙百合「まだ洗いが足りないわね」
バガジュッ!!
沙百合「もうひとバガジュ必要ね…」
バガジュッ!!
茜「だからバガジュってなに?」
沙百合「さてと…準備完了ね」
茜「けっきょくバガジュってなに?」
沙百合「あ…あれ?て…手が…バガジュしすぎて動かない」
茜「だからバガジュってなに!?」
沙百合「そ、そんな…ここで挫折なんていや…あとは卵をかけるだけなのに…」
茜「というかそれ以外になにがある?」
沙百合「こんなところで…終わるわけには…」
ウキクサ「はらへった」
茜「もうわたしが作っていい?」
沙百合「ダメ!!優也だって働きだしたの、それなのにわたしだけなにもできな
い無能なニートでいるのはいやなの!!」
優也「無理すんな、沙百合」
沙百合「で、でも…」
優也「おまえはニートなんかじゃない。おまえが頑張ってるのはオレが誰よりも
知ってる」
沙百合「あ、あなた…」
優也「ハワイで悪党に絡まれてバガシュして改心させたのもおぼえてる、東南ア
ジアの戦地でバガジュして戦争を終わらせたのも知ってる、アメリカで大統領に
土下座で頼まれてバガジュしてベルリンの壁を壊したのも知ってる」
和「バガジュすげえな、オイ」
優也「だから…もういいんだ。あとはオレと夜のバガジュをしてくれれば」
和「そこで下ネタ!?」
沙百合「ありがとう、あなた…」
優也「いいってことよ」
和「…けっきょくバガジュってなに?」
茜「手を洗うときに使って、やりすぎると手が動かなくなる。そして世界平和に
つながる」
ウキクサ「下ネタにも併用可」
和「はば広いな、オイ」
学校
茜「そういえば…最近聞かないわよね…」
和「なにを?」
茜「ジェーム吉川」
和「ああ、それね」
グルグル「そりゃそうだ、いま入院してて活動中止してるし」
工藤「そう、末期ガンで入院してる」
茜「…末期ガン?」
恵「まぁ、ジェーム吉川なら無事戻ってくるでしょうけど」
茜「…何者なの?ジェーム吉川って…」
恵「ニューハーフです」
グルグル「『まもるんジャー音頭』の作詞作曲者」
工藤「ヘプゥピマプゥチィテ王国の王子のプロポーズを断った人」
和「チェンバル後藤の友達のいとこの上司の同僚の息子」
茜「ごめん、性別すらよくわかんなんだけど…」
グルグル「この前テストに出たじゃねえか…」
茜「テストに出るってことは…歴史上の人物?」
工藤「さっき末期ガンで入院中って言っただろ」
茜「そうだったわね…。じゃあ、何歳なの?ジェーム吉川って」
和「何歳って…そりゃあ…」
恵「三歳児です」
茜「まさかのウキクサ以下!?」
グルグル「そんなのも知らないのか…」
茜「でも待って、確か王子様のプロポーズを断ったのってずいぶん前じゃなった
っけ?」
工藤「1032年だな」
茜「それでも三歳児なの?」
和「そりゃあ…永遠の三歳児だし」
茜「…千年前くらいの話なのに?」
工藤「しょうがないだろ、人類の始祖であるアダムが知恵の実を食べたときにジ
ェーム吉川は三歳児の実を食べたんだから」
茜「それどんな実?」
和「おっと…もうそろそろバイトに行かないと…」
グルグル「もうそんな時間か…」
工藤「しっかり働けよ」
恵「爆発物は危ないんで持って行っちゃだめですよ」
和「身をわきまえた発言をしようぜ」
コンビニ
優也「おら、きびきび働け、クビにするぞ」
和「なんで親父が仕切ってんだよ?」
優也「そりゃあ店長に昇格したからな」
和「はぁ?なに言ってんだよ?」
優也「いや、だからこの店の店長に昇格したんだよ」
和「働いてまだ一週間しか経ってないくせに寝言言ってんじゃねえ」
グルグル「和」
和「ん?」
グルグル「ほんとに店長なんだよ、あのひとが」
和「…どうした?おまえまでメイドにかまいすぎて頭おかしくなったか?」
店員「店長、この新商品どこに置きます?」
優也「ああ、それはレジの近くに置いといてくれ」
店員「わかりました」
和「………」
グルグル「な、ほんとだろ?」
和「いや、待て。なんで就歴七日の男が店長になってる?これを暴挙と言わずな
にを暴挙と言う?」
グルグル「それがだな…あの人が働き出してから店の収益が増えてな、その功績
が認められて店長になったんだ」
和「そんな収益が増えたからって…たまたまかもしれないだろ」
グルグル「たまたま収益が10倍にはならんよ」
和「…10倍?」
グルグル「そう、10倍」
和「…なんで?」
グルグル「おそらくだが…おまえの親は働くことの天性の素質があるんだろうな
」
和「それどんな素質?」
グルグル「たまにいるんだよ、働き出した瞬間にうちに目覚めたる才能を発揮す
るやつ」
和「うちの親父が?」
店員「店長、ほんとにいいんですか?こんなに大量にダチョウの卵を注文して…
」
優也「大丈夫だ、オレはダチョウの卵ブームが来ると読んでるから」
和「すんごいピンポイントな予想するんだな…」
テレビ『臨時ニュースをお伝えします』
和「ん?なんだ?」
テレビ『ただいま全世界でダチョウの卵が不足しています、そこで国際連合は緊
急に大量のダチョウの卵が必要になったため、ダチョウの卵ひとつにつき100
0万円で買い取りを行うとの方針を発表しました』
和「………」
優也「ほらな、来ただろ、ブームが」
和「マジか…。ってか大量のダチョウの卵が必要ってどんな状況なの?国際連合
」
グルグル「ブームは始まったばかりだ、どんどん値段が上がるぞ」
お客さん「頼む!!そのダチョウの卵を2000万円で売ってくれ!!」
お客さん2「いや、オレは3000万出す!!」
和「ダチョウの卵に3000万…」
グルグル「すごい人気だな」
お客さん3「オレッチは5000万出す!!」
お客さん4「ならワイは8000万や!!」
優也「5億だ」
お客さん「…は?」
優也「ダチョウの卵ひとつのつき5億、あとはびた一文まけない」
和「…無茶だ…5億なんて…」
お客さん「…オレは買うぞ!!」
お客さん2「オレも!!」
お客さん3「ワイもや!!」
優也「まいど」
和「…これがバブルってやつか」
グルグル「な?おまえの親父才能あるだろ?」
和「才能ってかそんなレベルじゃないと思うが…」
櫻井家
和「ただいま」
沙百合「おかえり。今日はわたしがご飯作るわ」
和「茜は?」
沙百合「バイトで忙しいんですって」
和「またグルグルの家か…」
沙百合「たまには母の味っていうのを味わってもらわないとね」
和「前回は失敗に終わったもんね、卵かけご飯」
沙百合「今回は失敗しないわ、だってお湯をかけて三分待つだけだもの」
ウキクサ「カップラーメンだね」
和「…さっき母の味を味わってもらうとか言ってなかった?」
沙百合「なに言ってるの?我が家の母の味はインスタントよ」
和「カップラーメンぐらいなら自分で作るけど…」
沙百合「ダメよ、わたしが作るから」
優也「久しぶりだな、沙百合のカップラーメン」
和「なんだ?その作り手によって差がでるような言い方は」
沙百合「できたわ、カップラーメンよ」
和「今回は作れたんだ」
沙百合「当たり前よ、わたしのことなんだと思ってるのよ?」
和「卵かけご飯を失敗する人」
沙百合「ゆーやー、息子がわたしのこと尊敬してないよー」
優也「大丈夫だよ、思春期の子供の照れ隠しだよ」
和「そうだね、たぶん終わることのない思春期だね」
沙百合「そういうことはわたしのカップラーメンを食べてから言いなさい」
和「なんだ?その自信は?」
沙百合「食べてみればわかるわ」
和「ふ~ん…」
ズズー!!(麺をすする音)
和「………」
沙百合「どうよ?これでも同じセリフが言えますか?」
和「そうだね、たぶん終わることのない思春期だね」
沙百合「ゆーやー、息子が…」
優也「よくやったよ、おまえは」
和「ってか全然普通のカップラーメンなんですけど…」
沙百合「あー、『全然』って使い方が違うんですけどー、同じ日本人として恥ず
かしいんですけどー」
和「オレも身近にニートがいて恥ずかしいんですけど」
沙百合「ゆーやー」
優也「よしよし、いい子だ」
沙百合「ねえねえ、優也は日本語間違えるのとニートのどっちが恥ずかしいと思
う?」
優也「ニートっしょ」
沙百合「ウキクサー」
ウキクサ「近寄るな、ニート」
沙百合「今のが一番効いた…」
ウキクサ「オレは能無しが嫌いなんだよ」
和「アレ?その能無し嫌いに嫌われてるオレってなに?」
優也「同士だろ」
和「高校生活に勤めてるよ、バカヤロー」
小話~愛と希望と夢を乗せて~
森「櫻井先輩、小話の時間ですよ」
櫻井「…そだね」
森「オヤ?なにか言いたげな顔してますね」
櫻井「まぁね。言ってもいい?」
森「いいですよ。なんですか?」
櫻井「あの…オレと佐藤さんの出会い…アレでいいの?」
森「ああ、恵さんの手紙の返事をほっといてナンパした件ですね。なにか問題で
も?」
櫻井「いや…だってさ…こういう始めからヒロインが主人公のことが好きってい
う設定の場合さ、なんか昔、出会ったときになにか理由があって好きになったっ
ていう件があるじゃん?それなのに…なにアレ?」
森「自分でナンパしといてなにぬかしてるんですか?」
櫻井「いや、アレはオレじゃない!!断じてオレではない!!絶対作者の悪ふざ
け!!」
森「自分が犯した罪を他人になすり付けようとする…最低ですね」
部長「最低だぞ、櫻井」
佐藤「…最低//」
作者「最低」
櫻井「おまえにだけは言われたくないわ、ボケぇ!!」
森「というか…第二章が始まってもう14話目ですよ、どうします?」
櫻井「どうするってなにが?」
森「ですから…ギャグばっかりでストーリーが全然進んでないんですよ」
櫻井「そんな進んでないの?」
森「だって考えてみてください。第一章の14話っていったら佐藤先輩が櫻井先
輩の正体を知って絶縁する話なんですよ。それなのに…第二章はなにをやりまし
た?」
恵「遠足に行きましたね」
グルグル「体育祭をやった」
工藤「球技大会が中止になった」
茜「料理対決をやった」
和「肋骨を三回折った」
森「少なくともこの五つはなくてもストーリーに支障は出ません」
和「オレ三回も折ったのに?」
森「と、まぁこんな感じでほとんどギャグしかやってないんですよ」
櫻井「…まぁ、いいんじゃないの?」
森「いいわけありません。櫻井先輩はこのままで行った先にあるもがなにか知っ
ていますか?」
櫻井「なに?」
森「マンネリ化です」
櫻井「それは阻止しないとね」
森「というわけで…そろそろなにかしらのアクションを起こさなきゃいけません
」
櫻井「なら起こせばいいんじゃないの?」
森「櫻井先輩は作者の気持ちをまったくわかってないですね、主役のくせに」
櫻井「うん、だってわかりたくもないもん」
森「作者はですね、例えば14話での佐藤先輩と櫻井先輩の絶縁する件を書くと
きにですね、もうこれを書いたら後戻りできないなっていう気持ちになるんです
よ」
櫻井「後戻りできないなっていう気持ち?」
森「そうです。ゲームで例えるならラスボスの前で『ここから先に進めばもう戻
れません、それでも進みますか?』っていうのをやってる感じです」
櫻井「なんかやり残したことないかな?って感じ?」
森「まぁ、そうですね。なにか書いておいた方がいいことなかったけな?って感
じです」
櫻井「あの作者がそんなこと考えてるの?」
森「一応、ストーリーの大まかな流れは決まってますから」
櫻井「一応考えてるんだね、作者」
森「一応、ですけどね」
櫻井「まぁ、普通のことだけどね」
森「さてと…いまので今回作者が言いたいことは全部言ったんですけど…ほかに
なにか言いたいことあります?」
櫻井「う~ん…そういえば、オレも佐藤さんも森ちゃんも部長も第二章で登場し
たけど…あいつは?」
森「あいつ?だれのことですか?」
櫻井「いや、だからかと…」
森「先輩、彼の名を言ってはいけません…もう忘れましょう…」
櫻井「なんでみんなそんな忘れたがるの?」
佐藤「…地球の汚点だから…」
櫻井「…ってかさ、あいつの代わりに出て来た…俊ってだれ?」
森「…それを聞いちゃいますか?」
櫻井「うん、だって気になるもん」
森「まぁ、それはじきにわかります。ってことでそろそろ小話も終わりにしまし
ょうか」
櫻井「けっきょく教えてくれないの?」
森「ネタバレになりますからね」




