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悪の手先の風上にも置けぬ  作者: なおほゆよ
第2章 過去話編
41/95

心を荒ませながら幼馴染の話を書いている


write37



茜「起きろおおおお!!!!かずううううううう!!!!!!」


ドシャッ!!(かかと落とし)


和「ブフェ!!」


茜「任務完了」


和「おまえ…毎朝、毎朝…」


茜「ふつうそこはありがとうございますでしょう?毎朝毎朝可愛い女子に起こし

てもらえるなんて…幸せモンだね、あんたは」


和「こっちはいい迷惑だ…」


茜「…『いい迷惑だ』だと?あんたわかってるの!?毎朝、毎朝幼なじみに起こ

してもらうなんていうシュチュエーションをどれだけ多くの人が望んでるのかを

!!」


和「そんなこと言われても…」


茜「こんなラブコメみたいなシュチュエーションを読んでるだけで現実とのギャ

ップを思い知らされて思わず泣いてしまう作者がどんな思いでこの件を書いてる

と思ってるの!?」


和「いや、知らんけど…」


茜「軽く涙目なのおおお!!作者はわたしを媒介に叫んでないと涙で画面が見え

なくなるのおおおおおお!!!!!だからわたしは朝っぱらから騒がしいのおお

おおおおおお!!!!!!!!!!」


和「じゃあ書かなきゃいいのに、この件」


茜「それでも心のなにかを満たすために書いてみたいのおおおおおおおおおおお

おお!!!!!!!!!!!!」


和「近所迷惑、そろそろ黙れ」


櫻井萍(6歳)「まあまあせっかくの幼なじみ設定なんだからさ…文句言ったら

多摩川に埋めるぞ、コラ」


和「実の弟にまで作者が感染してる…。ってか6歳児になに言わせてんだ?作者


茜「ほら、とっとと朝飯食え。今日は朝っぱらから土下座しに行くんだから」


和「ああ、入学式の件の奴ね」


茜「朝から精力つける献立にしといた、土下座のために」


和「どんだけ体を張る土下座をさせるつもりだ?」





通学路


グルグル「おお、高校生になってもやっぱり相変わらずふたりで登校すんの?」


茜「下僕は近くに置いてこそ意味ある存在でしょ?」


和「そーですねー」


茜「それはそうと、あんたはリムジンでご登校とかしないわけ?」


グルグル「車で登校なんて…若いのになぜそんなに生き急ぐ必要がある?歩きく

らいのスピードでいいんだよ」


和「ジジイか?おめえ」


茜「ところで…例のアレ、どうだった?」


グルグル「ああ…あれか…ダメだった、オレの財力を持ってしても…」


茜「そう…と、なると…なかなかの手練ね、あいつら」


和「なんの話だよ?」


茜「昨日の…ショッカーってやつらのことよ」


グルグル「調べさせてみたが…なんもわかんなかった」


和「スーパーボンボンもお手上げってなると…もう手出しのしようがないな」


グルグル「…そうだな」


茜「あんたはボスと話したそうじゃない、なんて言ってた?」


和「えーっと…正直…ガクブルだったからなんもおぼえてない…」


茜「それでも主役の兄貴なの?」


グルグル「あんま主役とか言うな。そして主役はもっとチキンだ」


茜「あんたも言ってるぞ」


和「ただ…見逃してもらうときに『次はないぞ』って言ってた。これ以上関わっ

たら今度こそ命落とすかもしんないし…これ以上関わるのはやめようぜ」


グルグル「まあ…それもそうだな」


和「それはそうと…土下座はどうするの?」


茜「ああ、それね…。それは…」




学校 校門(通学時)


和(土下座)「これは…なにか違うのでは?」


茜(土下座)「バカねえ、人生で一度しかない高校の入学式を邪魔したんだから

、校長一人の前ですみませんって土下座したってだれも許してくれないの。みん

なの前で土下座しなきゃ意味ないの」


和「邪魔したのはおまえなんだからひとりでやれよ…」


茜「しっかり誠意を込めなさいよ。少なくとも額は地面につけてなきゃダメ」


和「高校生活2日目にしてなにやってんだ…オレらは…」


グルグル(土下座)「いまのオレは中山卓じゃない。ただの土下座してる石像、

石像なんだ、オレは…」


和「どれだけ言い聞かせたって現実は入学式の次の日に全校生徒の前で土下座し

てる新入生」


工藤(土下座)「っていうかなんでオレも…」


和「そりゃあさ、女の子を見つけるために男子トイレに入って、焼却炉に向かっ

た男子も入学式抜け出したじゃん」


工藤「だから…工藤だって…」


恵「…あの…」


茜「あ、嫁、元気か?」


恵「…なにやってるんですか?」


工藤「…見ての通りだ」


恵「もしかして…熱が出たから額を冷やすために地面に頭をつけてるんですか?


和「いいよ、そんなあからさまな気遣いしなくても…」


工藤「いや、こいつのことだから本気で言ってる」


和「…天然なの?恵さんって」


恵「ち、違いますよ。ほんとはみなさんアレですよね?アリの観察してるんです

よね?」


和「…生粋だな、このひと」


グルグル「いや、校門で全校生徒の前で土下座してるのと、アリを観察してるの

、どっちがあり得るかって聞かれたらアリの観察のほうがありえるんじゃないか

?」


和「なぜおまえがフォローする?」


グルグル「土下座してると思われるくらいならアリの観察をしてると思われた方

がマシだ」


工藤「どっちもどっちだろ…」






土下座終了


茜「あんたたちはどうする気?」


和「なにが?」


茜「部活よ、部活」


グルグル「部活か…特にこれに入りたいっていうのは…」


和「同じく」


茜「嫁はどこかに入る気なの?」


恵「特には…」


和「恵さんもか…。女の子を見つけるために男子トイレに入って、焼却炉に向か

った男子は?」


工藤「もうよくね?それ」


和「悪いな、名前をおぼえるのは苦手だ」


工藤「その割には恵の名前はおぼえてるんだな」


グルグル「こいつはアレだ、女子の名前を憶えるのに頭のメモリースティックの

8割を要してるんだ」


工藤「容量小さいな、オイ」


和「と、いうわけでオレは野郎の名前なんておぼえてる暇はない、わかったか?

女の子を見つけるために男子トイレに入って、焼却炉に向かった男子」


工藤「…工藤でおぼえる方が容量小さくすむと思うのはオレだけか?」


茜「わかってないわね。こいつは頭の容量が小さい割にわざわざおぼえにくい名

前でおぼえるくせがあるのよ」


恵「なるほど…バカなんですね、和さんは」


和「はっはっは、君に言われたくないね」


グルグル「で、けっきょくのところ女の子を見つけるために男子トイレに入って

、焼却炉に向かった男子は部活どうするんだ?」


工藤「なぜおまえも感染した?。部活は考え中だ…」


茜「よし、なら部活見学しよう!!」





ドジョウすくい部の部室


部長「我々ドジョウすくい部は!!!!究極のドジョウすくいをめざし、日々研

究を重ねている!!!!」


ピシャ!!(部室の扉を閉める音)


和「よし、他の部活見に行こうぜ」


恵「え?いいんですか?ドジョウすくい部見学しなくても」


工藤「必要ない。これ以上関わってもろくなことはない」


恵「でも…わたしも究極のドジョウすくいを目指してみたいです!!」


グルグル「おまえが見学しようなんて言うから一名へんなのに目覚めちまったじ

ゃねえか」


茜「しょうがないでしょ!!ドジョウすくい部なんてあったら見学したいと思う

でしょ!?ふつう」


和「もういいから次の部活行こうぜ」




ウフフ部


部長「ウフフ、ウフフ部にようこそ。ウフフ、この部ではね、ウフフ、ひたすら

ウフフって言い続ける…」


ピシャ!!


和「…見なかったことにしよう」


グルグル「そうだな、忘れよう…」


恵「ウフフ、そうですね、忘れることにしましょう、ウフフ」


工藤「…恵?」


恵「ウフフ、どうしました?ウフフ」


グルグル「おまえがウフフ部を見学しようなんて言うから一名感染しちまったじ

ゃねえか」


茜「しょうがないでしょ!!ウフフ部なんてあったら見学したいと思うでしょ!

?…ウフフ」


和「おまえも感染してるぞ!!オイイイイイイ!!!!!」




予言部


部長「我は予言しよう…この部室の扉がすぐ閉められることを…」


ピシャ!!


和「…予言…当たったな」


グルグル「ああ、ドンピシャで当たったな」


恵「ウフフ、我も予言しよう…この学校にはろくな部活がないと…ウフフ」


工藤「…恵?」


和「…だんだん不気味になって来たぞ、この子」


グルグル「おまえが予言部を見学しようなんて言うから…」


茜「しょうがないでしょ!!予言部なんてあったら見学したいと思うでしょ!!

…ウフフ」


グルグル「………」


和「部活の一覧表とかないのかね…」


工藤「あるぞ、見るか?」






部活一覧表


運動部


ワンダーホーゲル部


文化部


ドジョウすくい部


ウフフ部


予言部


ブルマ部


テトラポッド部


お祓い部


オカルト部


妄想部


変態部


変人部


変幻部


和「ろくな部活ねえな、オイ!!」


グルグル「最後の三つに限ってはなにが違うのかわかんねえな」


和「っていうかほとんどの部活がなにやってるのかわかんねよ」


茜「どうする?とりあえず一番マシそうなオカルト部でも見てみる?」


工藤「やめろ、これ以上恵を不気味にするのは」


恵「ウフフ、我は予言しよう…ウフフ…」


グルグル「…そうだな…」


和「個人的にはブルマ部をのぞいてみたいが…」


恵「ウフフ、我は予言しよう…そこに女の子はいないと…ウフフ…」


和「やっぱり?」


工藤「いっそ運動部はどうだ?」


グルグル「ダメだ、ワンダーホーゲル部しかない」


和「どんな学校だよ!!。まあ入学してるオレが言うのもなんなんだけどさ…」


工藤「いいんじゃないか?ワンダーホーゲル部でも」


茜「ダメよ、わたし高所恐怖症なの」


工藤「…昨日ヘリからダイブしてたくせに?」


恵「ウフフ、我が予言は当たった。この学校にろくな部はない…ウフフ…」


グルグル「全国のワンダーホーゲル部に謝れ」


和「…とりあえず、お祓い部行ってこの子お祓いしてもらおうぜ」






茜「…我ながら…とんでもない学校に来てしまった…」


和「どうするよ?部活」


茜「ここまで部活が見つからないとなると…もう作るしかないかな…」


グルグル「作るねえ…」


和「例えば?」


茜「う~ん…じゃあ変態観測部で」


和「具体的な活動内容は?」


茜「そんなの知らないわよ。言ってみたかっただけよ」


グルグル「で、どんな部活がお望みで?」


茜「う~ん…やっぱりそこに青春がないと…それと甲子園に行ける部活がいいわ

ね」


和「野球部しかなくね?それ」


茜「よし、野球部を作ろう」


グルグル「よし、じゃねえよ」


和「おまえはこの小説の方向性を1080度変える気か?」


グルグル「三周しただけでなんも変わってないぞ、それは」


茜「じゃああんたらは部員を集めて来て。わたしはドラッカーのマネジメント読

んで来るから」


和「マネージする気満々だな、オイ」





工藤「…なぜオレは…この学校に入学して来たんだ…」


グルグル「そんな落ち込むなよ、まだ入学2日目だぜ?」


和「そうだよ、入学2日目で全校生徒の前で土下座したんだぜ?オレら」


グルグル「もう言うなよ、それ…」


工藤「それで…恵を見なかったか?」


グルグル「さっきうちのお姫様が誘拐してったが…」


和「野球部作るために大型書店に向かってたぞ」


工藤「野球部作るために大型書店?」


グルグル「マネージするそうだ、オレらのこと」


工藤「…なんじゃそりゃ…」






××大型書店


恵「なにを探してるんですか?」


茜「甲子園への切符」


恵「ああ、ドラッガーのマネジメントのことですね?」


茜「…なぜいまのでわかる?」


恵「わたし読んだことありますよ、ドラッガーのマネジメント」


茜「へ~、どうだった?」


恵「感動しましたね、とくにボブがエリザベスに告白したところは」


茜「…経済学の本よね?あれって」


恵「でもエリザベスはジェーム吉川のことが好きだったんです、ほんとは」


茜「なぜ外国人著者の本に吉川が出て来る…」


恵「だからボブはエリザベスを我が物にするため、邪魔者のジェーム吉川を……

…どうしたんでしたっけ?忘れました」


茜「いやいや、そこ忘れちゃダメでしょ」


恵「でもたしかその後ジェーム吉川は性転換する道を選ぶんですよね」


茜「なにがあったあああああ!?!?!?!?!!?ジェーム吉川になにがあっ

たああああああ!?!!?!?!?!?」


*ドラッガーのマネジメントにジェーム吉川は出て来ません、たぶん


茜「いや、言わんでもわかるでしょ」


恵「ジェーム吉川になにがあったかは樹に聞いてください、知ってると思います

から」


茜「樹…工藤のことか…そういえばさ…」





和「そういえばさ、仲いいよね、おまえら」


工藤「なんのことだ?」


和「だから、女の子を見つけるために男子トイレに入って、焼却炉に向かった男

子と恵さんだよ」


工藤「ああ、恵とオレのことか?」


グルグル「おお、スルーした」


工藤「いつまでもかまってられん」


和「それで、付き合ってたりするのか?工藤と佐藤さんは」


工藤「…野郎の名前を憶えるのは苦手なんじゃないのか?」


和「バカヤロー、スルーされるくらいならもうふつうに呼ぶよ、オレだって」


グルグル「じゃあなぜオレはいまだにグルグルなんだ?」


和「だからそれ以外に中山卓を言い表す言葉がないんだって」


グルグル「中山卓があるだろ!!」


和「それはそうと、ふたりはどういう関係で?」


工藤「…ただの幼なじみ」


グルグル「あんま『ただの』幼なじみとか言うな、作者が泣くから」


工藤「っていうかおまえらもずいぶん仲良く見えるぞ」


和「まあ、仲がいいっていうか…」


グルグル「お姫様と一等兵みたいな関係だな」


工藤「なんじゃそりゃ?。それはそうと…恵はどこの書店に行ったんだ?」


和「××書店だが…行くのか?」


工藤「ああ、心配だから見に行く」


グルグル「心配って…書店に本買いに行っただけだぞ」


工藤「昔っからそそっかしいから心配で…」


和「でももう高校生だぞ?買い物ぐらいで心配すんなよ」


工藤「わかってないな、恵ははじめてのおつかいに出たら視聴率が倍になるくら

いのハプニングスターだぞ」


和「…そんな?」


工藤「っていうか放送できるようなものじゃなくなる」


和「だからそんな?」


グルグル「そういえば…うちの姫もなかなかのハプニングスターだよな?」


和「…なんかオレも心配になって来た」




××大型書店


店員「ありがとうございました」


茜「少ないお金で買っちゃったわね…」


恵「でも甲子園の切符と思えば安いもんですよ」


茜「そうね…これで甲子園に行けると思えば…」


*それで甲子園に行けるほど高校野球は甘くないです


茜「だから言わんでもわかるって…」


*うるせーな、この場に突っ込める奴がいないからわざわざ*で突っ込んでんだ

よ。いちいちかまってくんな


茜「ならいらんことすんな」


恵「さっきから誰と会話してるんですか?」


茜「わたしたちから見たら…神かな?」


恵「すごいですね、神様と会話できるなんて」


茜「そんなことないわよ。わたしを媒介に叫んでないと涙で幼なじみも描けない

ただの彼女いない歴17年の童貞だから」


恵「………」


茜「それより、学校に戻ろ、部員が待ってるだろうし」


恵「そうですね…」


バコオオオオオオン!!!!(爆発音)


茜「な、なに!?」


悪将軍「皆様にはお買い物中失礼ですが…人質になってもらいます」




××大型書店前


ガヤガヤ(ひとごみ)


和「…なんだ?このひとごみは」


工藤「…いやな予感がする…」


ウウゥゥウゥウウ!!!!!!!(サイレンの音)


グルグル「…パトカー来た…」


和「すみません、なにがあったんですか?」


通行人A「昨日のショッカーっていうテロ組織がここで人質とって立てこもってる

んだって」


グルグル「…マジか…」


和「でもあいつらが人質に取られたとは限らんだろ」


工藤「…電話してみる」




××大型書店


携帯『プルルルルルルルル!!!!!!!!』


恵「あっ…携帯が…」


悪将軍「携帯は全部回収しろ!!」


ショッカー「了解」


悪将軍「…おまえも早く携帯を出せ」


茜「…持ってないわよ、そんなもの」


悪将軍「いいから出せ」


恵「ほんとに持ってないんです、このひとは」


悪将軍「…ならいい」


茜「ねえ、なんでこんなことやってんのよ?なにがしたいの?あんたたち」


悪将軍「…口には気をつけろ、小娘」


茜「………」





××大型書店前


工藤「…出ない」


和「…ということはいっしょにいる茜も…」


グルグル「………」


和「…グルグル、ヘリの用意を…」


グルグル「もう呼んだ」


工藤「…オレも乗せてくれ」


和「工藤」


工藤「頼む…」


和「命がけだぜ?」


工藤「わかってる」


和「そうか…なら乗れ」


グルグル「『なら乗れ』じゃねえよ、オレのヘリじゃ、ボケぇ」






××デパート屋上


グルグル「…これは危険な役だ、敵に顔が知られてる和にはできない…おまえが

やってくれ」


工藤「…わかった」


和「オレは?」


グルグル「おまえはオレといっしょに行動しろ」


和「わかった」


グルグル「これを渡しとく、隠し持っとけよ」


工藤「わかった…行って来る」


和「死ぬなよ、女の子を見つけるために男子トイレに入って、焼却炉に向かった

男子」


工藤「だから…工藤だって」




ショッカー「悪将軍様」


悪将軍「なんだ?」


ショッカー「人質を一名、取り逃がしたようです」


工藤「………」


恵「樹…」


茜「なるほど…人質に紛れ込もうってことか…」


ショッカー「人質として捕らえておきます?」


悪将軍「いや…ここで殺そう」


工藤「え……」


茜「なっ!」


恵「そんな…」


悪将軍「離れてろ」


カチャ(銃をかまえる音)


茜「ちょ、ちょっと!!いきなり殺すなんてないじゃない!!」


悪将軍「口には気をつけろと言ったはずだ、小娘」


恵「こ、殺さないでください!!」


茜「そうよ、第一、殺してあんたにどんな得があるの!?」


悪将軍「言ったはずだ、次はないと」


恵「えっ…」


工藤「…まさか…バレてる?」


悪将軍「ああ、おまえらが昨日のやつらの仲間っていうことはとうに知れてる。

どうせおまえは盗聴器かなんかを隠し持ってるんだろ?」


工藤「………」




和「おい、バレてるぞ、グルグル」


グルグル「クッ…甘かったか…」



悪将軍「さあ、そこをどけ」


カチャ(銃をかまえる音)


ショッカー「………」


悪将軍「どうした?早くどけ」


ショッカー「…できません」


工藤「えっ……」


ショッカー「ひとを…見殺しになんてできません…」


工藤「………」


ショッカー「もうやめましょう!!こんなことは」


悪将軍「どうしても…そいつから離れる気はないか?」


ショッカー「…はい」


悪将軍「そうか…なら離れるなよ」


ショッカー「えっ…」


ドガアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!





茜「そんな…爆発した…」


恵「樹…いつきいいいいいいいいいい!!!!!!!!」


茜「…仲間じゃ…ないの?」


悪将軍「………」


茜「なんか言えよ…答えなさいよ…」


悪将軍「口に気をつけろ、小娘」


茜「…なんなのよ…あんた…」


悪将軍「オイ、ショッカーども。こいつの仲間を捜し出せ、この建物内にいるは

ずだ」


ショッカーたち「………」


悪将軍「早くしろ!!さっきのやつみたいになりたくないならな」


ショッカーたち「…了解」


工藤「…はぁはぁ…やめ…ろ…」


恵「樹!!」


悪将軍「まだ息があったのか…。爆発の瞬間に突き飛ばされて直撃を避けたか…


カチャ(銃をかまえる音)


恵「やめて…」


茜「…恵?」


工藤「…クソっ…」


悪将軍「死ね」


恵「やめてえええええええ!!!!!!!!!!!」


悪将軍「なっ…」


ドガッ!!(恵が体当たりした音)


悪将軍「ガハッ……」


バゴオオオオオオン!!!!!!!(悪将軍が壁に激突する音)




茜「悪将軍を…ぶっとばした…」


恵「はぁはぁ…」


悪将軍「…こいつは…おどろいたな…」


工藤「…恵…おまえ…」


悪将軍「…まさか…こんなところで…適合者に出会うとは…」


茜「適合者?」


悪将軍「しかも…スキをつかれたな…ここは…逃げるか…」


工藤「やつらが…逃げる…」


恵「逃さない!!」


工藤「恵…」





恵「はぁはぁ…」


バリバリバリバリ(ヘリの音)


恵「ここまでだ!!悪将軍!!」


悪将軍「…まさか…追って来るとはな…」


恵「逃さない!!」


悪将軍「いや、逃してもらおう、こいつらがどうなってもいいならな」


櫻井(気絶)「………」


グルグル(気絶)「………」


恵「なっ…」


ショッカー「どうします?こいつら」


悪将軍「連れて帰ろう、あいつも手出しができないだろうし」


恵「その人たちを放して!!」


悪将軍「放すわけないだろ?」


バリバリバリバリ


恵「悪将軍!!!」


悪将軍「じゃあな、正義の味方さん」


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