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悪の手先の風上にも置けぬ  作者: なおほゆよ
第1章 悪の手先編
29/95

せめて君だけは…

write25


プリンスオーダホテル地下シェルター


下等「…と、まぁ、こんなもんだな、オレがショッカーになって知ったことは」


部長「…ひとつ聞きたい」


下等「なに?」


部長「まもるんジャーに助けられたことがあるっていうのは本当か?」


下等「ああ、二回ほどな」


部長「そうか…」


思った通りだ…


部長「行くぞ、下等」


下等「行くってどこに?」


部長「いいから行くぞ、この戦いを終わらしに…」


やっぱり…あなたなんですね?


お父さん





プリンスオーダホテル


工場長「久しぶりだね、神崎君」


部長の父「お久しぶりです。来ていただいて光栄です、郷田さん」


郷田(工場長)「こっちこそ呼んでもらってありがたいよ…こんな老いぼれなん

か呼んでもらって…」


部長の父「まだまだ老いぼれてなんかいませんよ」


郷田「お世辞はいらんよ。髪が抜ける日々に歳を感じる…」


部長の父「…お仕事の方は?」


郷田「誰かさんのせいで働くハメになったピンポン球工場もつぶれてな…いまは

貯金でなんとかやりくりしとるよ」


部長の父「すみません…」


郷田「謝るなと言ったろ。…そういうおまえはどうなんだ?」


部長の父「まぁ…相変わらずですね」


郷田「相変わらず、か…。…後悔してないのか?あのこと」


部長の父「してませんね」


郷田「そうか…それならいいんだが…」


ドガアアアアアアアアアアン!!!!!!!(爆発音)


部長の父「なんだ!?」


郷田「電気も消えてしまったぞ!!」


パーティーの客「キャーーーー!!「なにが起こったんだ!?「おい!!どうな

ってんだ!?」


ホテル従業員「おちついて指示に従って避難してください!!」


郷田「何事だろうね?」


部長の父「わたしから離れてください、郷田さん。巻き込みをくらいますよ?」


郷田「えっ?」


ドガアアアアアアアアアアン!!!!








地下シェルター


下等「どうした?部長。行くんじゃないのか?」


部長「シェルターの入り口が開かない…外でなにかあったのか?」


下等「なにかって?」


部長「さあな。さっきも言ったがここは外部から遮断された空間だからわからん


下等「…窒息とかしないよね?」


部長「大丈夫。空調システムは生きてるから…とりあえず空調システムだけは作

動させとくか…」


下等「どのくらいで開くかな?」


部長「いまから緊急用予備電源装置を使ってみるが…けっこう時間かかるぞ」





パーティー会場


部長の父「…やっぱりおまえか、三谷」


三谷「この暗闇の中…よく避けれたな?」


部長の父「殺気を感じたからな」


三谷「殺気?」


部長の父「ようするに…」


レッド(部長の父)「伊達に10年もヒーローやってないってことだ」


三谷「…わざわざ変身するのかよ」


レッド「タキシードじゃ戦いにくいからな」


三谷「なるほどね」


レッド「ようやく暗闇に目が慣れて来た…パーティーの客はみんな避難したよう

だな」


三谷「これで心置きなくやれるな」


レッド「来い!三谷!」


三谷「じゃあ、これでもくらいな!」


ポイッ!(手榴弾を投げる音)


レッド「無駄なことを…」


スパッ!


三谷「爆発しない?…なんでだ?」


レッド「手榴弾の導線部分だけを切らせてもらった」


三谷「な、なるほどね。…あんたみたいなやつのことを言うんだぜ?化け物って







地下シェルター


部長「………」


カタカタ(パソコンをいじる音)


下等「オレもひとつ聞いていい?」


部長「なんだ?」


下等「あのとき、ショッカーのアジトで…なにを見たの?」


部長「………」


カタカタ


下等「無視?」


部長「…おまえは知らなくてもいい」


下等「でも気になるぞ」


部長「それなら…知らない方がいい」


下等「…なんで?」


部長「なんでもだ」


下等「だからなんで!?」


部長「いいから!!!…おまえは知らない方がいい」


下等「部長…」


部長「………」


下等「でもさ、オレだって薄々はわかってんだ」


部長「………」


下等「覚悟はもう、出来てる」


部長「………」


下等「だから教えてくれ。…あのとき…なにを見たのかを」


部長「…わかっ…」


森「お話最中のところすみません」


下等「えっ?」


森「お久しぶりですね、ふたりとも」


下等「森…ちゃん…」






パーティー会場


まもるんジャーレッドの能力、武器召喚


それはたったひとつの刀をその手に呼び寄せる


たったそれだけの能力


なのになぜ…こんなにも強い!?


倒すどころか


傷ひとつ付けられない!!


レッド「暗闇にもだいぶ目が慣れて来たな…」


三谷「そんな強いのにどうして10年も悪将軍を倒せないんだかな…」


レッド「あいつだって強い」


三谷「うそつきが…」


レッド「………」


三谷「あんたは悪将軍を倒せなかったんじゃない。倒さなかったんだろ?」


レッド「……そろそろ終わりにしようか」


三谷「そうだな。終わりにするか」


レッド「秘策ありか?」


三谷「まぁな。暗闇には目が慣れたんだろ?」


レッド「…まさか!?」


ピカッ!!!!


レッド「せ、閃光弾だと!?」


三谷「グリーンには効かなかったが…あれをやるか」


バサアッ!!(紙切れをばらまく音)


レッド「クッ…なんのつもりだ!?」


三谷「さすがにこの数は刀一本じゃ防ぎ切れないぜ」


レッド「…なんだ?この紙切れは?」


三谷「食らえっ!!!」


ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








地下シェルター


森「探しましたよ…まさかこんなところにいるとは思いませんでした」


部長「どうやってこのシェルターに…」


森「空調システムで換気していたおかげで入って来れました」


部長「どういう意味だ?」


森「………」


下等「っていうか…どうしてここに?」


森「部長…いえ、神崎薫さん。あなたを誘拐しに来ました」


下等「はっ?」


部長「…どうしてだ?」


森「…ただ人質が欲しいだけです。それじゃあ行きましょうか」


下等「ふざけんな!!」


カチャッ!(銃を突きつける音)


森「後輩でも容赦ないですね、下等先輩」


下等「部長を人質にするっていうのはどういう意味だ!?」


森「質問には答えません。おとなしく誘拐されてください」


下等「答えろ!!」


カチャッ!


森「野蛮ですね。いきなり人の眉間に銃を突きつけるなんて…」


下等「いきなり誘拐するなんて言うやつに言われたくないね」


森「…それもそうですね。でも、相手が悪かったですね、下等先輩」


下等「は?……な!銃が…」


部長「小さくなった!?」


森「さあ、行きましょう、部長」


部長「…これがおまえの能力か?」


森「………」


部長「なるほどな…この能力で自分自身を小さくして空調システムから入って来

たのか…」


森「…うるさいですね…少し黙ります?」


下等「させるか!!」


ドガッ!(蹴り)


バゴオオン!!(森ちゃん壁に衝突)


部長「下等…」


下等「…はぁはぁ…」


森「…忘れてましたよ」


下等「………」


森「あなたも適合者でしたね、下等先輩」






パーティー会場


三谷「……さすがにこれなら…」


レッド「まさかこのオレに二本目の刀を抜かせるとはな…」


三谷「…に、二刀流だと…」


レッド「………」


三谷「刀を二本召喚できるなんて聞いてないぞ」


レッド「とっておきは隠すもんだろ?」


三谷「公式ホームページにも載ってないぞ」


レッド「あれは中途半端な情報を与えて敵を油断させるためのフェイク。まぁ、

おまえは自分で包み隠さず全部書いてたけどな」


三谷「あれはそういう意味だったんだな…」


レッド「さあ、今度こそ終わりだ、三谷光」


三谷「…時間稼ぎはこれくらいで十分だな」


レッド「時間稼ぎ?」


三谷「大切な人っていうのはそばにいてあげないと…」


レッド「…まさか薫を!?」


三谷「それじゃあ、娘さんちょっとお借りします」


レッド「待て!!!!薫を探さないと…」







地下シェルター


下等「カハッ…」


部長「下等!」


森「まだ邪魔する気ですか?」


下等「そりゃあね…」


森「そうですか…じゃあもう、歩けなくするしかないですね」


部長「なに言ってるんだ!!森」


森「知ってます?人間って脊髄を傷つけられると二度と歩けないそうですよ」


メキメキ


下等「カハッ…」


部長「やめてくれ!!言うことは聞くから!!」


森「だめです。こうするしかないんです」


メキメキ


部長「やめてくれ…」


メキメキ


部長「やめろおおおおおおおお!!!!!」


バキッ!!








地下シェルター


部長「しっかりしろ!下等!」


下等「これはやばいな…足にちから入んねえ…」


三谷「どうだ?マヤ。見つけたか?」


森「はい」


部長「…三谷…」


三谷「ほんとうまくだまされたもんだ、神崎薫」


部長「だます?…なんのことだ?」


三谷「さっさと連れて行くか…あれは…下等勝か…」


下等「誰だよ…おまえ」


三谷「初めまして、妹が世話になってます」


部長「森の兄だ」


三谷「まさかおまえまでここに居るとはな…やっかいな適合者は殺しておかない

とな」


森「待って!!お兄ちゃん!!。彼はもう歩けないから使い物になりません!!

だから殺す必要は…」


三谷「わかってくれ、マヤ。これは戦争なんだ」


森「ダメです!!約束なんです!!」


三谷「ごめん、無理矢理でも連れて行くよ」


森「離して!!お兄ちゃん!!」


三谷「じゃあな、下等勝君」


森「下等先ぱあああああああい!!!!!!」


下等「………」


部長「下等!カトオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!

!!」


まったく…世の中っていうのはどうも不条理なもんだ


適合者だからって、それだけの理由で殺されるのかよ…オレは


恨むぜ、親父




ドガアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!








携帯『幸せなら手を叩こっ!タン!タン!幸せなら手を叩こっ!タン!タン!幸

せなら態度で示そうよ、幸せなら手を叩こっ!タン!タン!』


メール『明日10月17日、午後6時、アジト集合』


櫻井「明日か…急だな」


アナウンサー『ニュースです。プリンスオーダホテルで爆発テロが起きたとのこ

とです』


櫻井「テロ?ショッカー以外でテロなんてめずらしいな…」


アナウンサー『ホテル従業員によりますとテロ首謀者は国際指名手配犯である三

谷光とのことです』


櫻井「三谷さんが!?」


アナウンサー『死者はいまのところ確認されていませんが、行方不明者が二名い

るとのことです』


櫻井「どうして三谷さんが…」


アナウンサー『首謀者はまだつかまっていません』


櫻井「…大丈夫かな…森ちゃん…」





10月17日


学校


櫻井「部長も下等も来てないな…」


メグみょん「おはようございます!!」


クラスの男子「お/おは/おはようございます//」


櫻井「いいかげん照れるのやめろよ…」


クラスの男子2「で/でも/照れるもんはしょうがないんだからね//」


櫻井「あんまり照れてばっかだと作者に『使いにくいな、こいつら』って思われ

て出番が減るぞ」


クラスの男子3「じゃあ、照れんのやめる」


クラスの男子4「オレも出番減らされたくないからやめる」


クラスの男子5「照れたほうがおもしろいなって思ってやってただけだからやめ

る」


櫻井「切り替え早いな、オイ」


メグみょん「そろそろ席についてくださーい!!」


クラスの男子「///」


櫻井「けっきょく照れてんじゃねーか、オイ」


クラスの男子「照れてなんかないんだからね//////」


メグみょん「早く席についてくださーい!!」








顧問「………」


クラスメート「顧問?」


顧問「みんなに言っておかなければいけないことがあります」


櫻井「………」


顧問「昨日…プリンスオーダホテルで起きたテロ事件を知ってますか?」


クラスメート「ニュースでやってたやつか」


顧問「その事件で行方不明者が二名でたよね?」


櫻井「そういえばそんなこと言ってたな…」


メグみょん「まだ見つかってないんですよね?」


顧問「はい。それで…その二名っていうのが…下等君と神崎君なんだよ…」


櫻井「えっ…」


クラスメート「下等と部長が!?」


顧問「まだ見つかっていないだけ…その可能性も十分あるんだけど…」


櫻井「大丈夫ですよ」


クラスメート「櫻井?」


櫻井「あのふたりに限ってそれはないです」


クラスメート「まぁ…それもそうだな。大丈夫だよな」


櫻井「今日の6時までには戻ってきますよ…絶対に…」






午後5時半


ショッカーアジト


携帯『この携帯はただいま電波が届かないところに…』


櫻井「…あと30分」


橋本「どうした?」


櫻井「下等がまだ来てないんです」


橋本「なにかあったのか?」


櫻井「行方不明なんです、あいつ」


橋本「…大丈夫なのか?」


櫻井「大丈夫!あいつは絶対に来る」


だって…来なきゃ死ぬんだから…





午後5時45分


櫻井「………」


橋本「あと十五分しか…」


櫻井「まだ15分もあります」


橋本「…そうだな」





午後5時55分


櫻井「下等…」


面接官「そろそろ車に乗って」


櫻井「ギリギリまで…ここにいさせてください」


面接官「わかった。6時になったら乗ってくれ」


櫻井「ありがとうございます」






面接官「5…4…3…2…1…櫻井君、時間だ」


櫻井「…そんなわけありませんよ…その時計…時間あってるんですか…」


面接官「櫻井君?」


櫻井「あいつのことだからどうせ近くで道に迷ってるんだよ。オレ探して来ます


面接官「櫻井君!!」


櫻井「………」


面接官「時間なんだ…」


櫻井「…下等の…バカやろお…」


158「櫻井さん」


櫻井「なにやってんだよ…あいつ…」


158「生きましょう、彼のためにも」


櫻井「…はい…」






どこかの森


紆余曲折を経て…


悪将軍「クソっ!!ショッカーども!!撤退だ!!」


ブルー「待て!!悪将軍!!」


悪将軍「人質の救出が先じゃないのか?ブルー」


ブルー「わたしと戦え!!!」


悪将軍「…嫌なこった」


ブルー「消えた…」


いつもならここで逃げられる


でも…今日のわたしは違う


ブルー「人質の救出は頼むよ、レッド」


レッド「待て!!人質を先に…」


ブルー「そんなこと言ってるからいつまでも続くんだよ!!!!!」


レッド「ブルー……」


ブルー「10年…おまえはなにをやってきたんだ?」


レッド「わかってる、でも…」


ブルー「わたしに指図するな!!!」


グリーン「ふっ、でもどうするんだい?悪将軍は透明になって姿が見えないんだ

よ?」


ブルー「ただ見えないだけ、わたしには関係ない」


そう…関係ないんだ、わたしには


グリーン「ふっ、そういえば…そうだったね」


ブルー「…そこだな、悪将軍」


バン!!!(ライフル発砲音)


悪将軍「…よくわかったな」


ブルー「わたしに透明化は通じない」


悪将軍「なるほどな…ゼロ!211番(櫻井)!!おまえらの出番だ!!」


ゼロ「了解」


櫻井「………」


ブルー「ゼロ…生きてたのか…」


グリーン「1…2…3…ふっ、こっちと同じ三人だね」


レッド「わかったよ…。オレが悪将軍と戦う、グリーンはゼロを、ブルーはもう

ひとりを」


グリーン「ちょっと待ちなよ。このボクがゼロと?ふっ、ありえないね」


レッド「時間を稼ぐだけで十分だ」


グリーン「…しょうがないな」


レッド「頼むぞ、ふたりとも」


ブルー グリーン「「了解」」









レッド「ここなら誰の邪魔も入らないだろう」


悪将軍「ひとりで戦う気なのか?レッドよ」


レッド「見ての通りひとりだからね…」


悪将軍「二刀流…最初から全力で来る気か?」


レッド「下手な駆け引きはしない…おまえも全力で来い!悪将軍!!」


悪将軍「そうだな…ならばこちらもハナから全力で行くぞ!!!」


レッド「銃の二刀流…あいかわらずだな」





ゼロ「………」


グリーン「君はさ、ボクと戦う気はあるかい?」


ゼロ「………」


グリーン「ボクはね、戦いたくないんだよ。だって意味ないだろ?この戦いに」


ゼロ「………」


グリーン「だからもう一度聞くよ。君はボクと戦いたいかい?」


ゼロ「オレは…必要があれば戦う」


グリーン「じゃあやめよう、戦うのは」


ゼロ「…なんのつもりだ?」


グリーン「なんのつもりって…ボクはただ平和主義なだけだよ。それじゃあ、ボ

クは帰る。君もはやく悪将軍のもとに帰ってあげなよ?」


ゼロ「…なんだ?あいつ」






バン!!バン!!(銃の音)


キンッ!!キンッ!!(刀で防ぐ音…ってかこいつだけ強すぎじゃねえ?)


悪将軍「さすがは我がライバル…やりがいがある」


レッド「どうも」


悪将軍「よくもまあ刀で防げるもんだ。まさか弾が見えてるのか?」


レッド「そんなすごいことはできねえよ。銃口の向きからわかるんだよ」


悪将軍「それも十分すごいだろ…」


レッド「でもまあ…攻撃を防げても…なかなか距離をつめられねえな」


悪将軍「くくく…どうやら勝負あったようだな、レッド」


レッド「え?…まじか…」


ゼロ「………」


悪将軍「早かったな、ゼロ」


レッド「さすがにこれは…逃げるしかねえな」


ゼロ「…追うか?」


悪将軍「いや、かまわん。逃がしてやれ」


ゼロ「了解」






ブルー「かまえろ」


櫻井「………」


ブルー「かまえろ!!櫻井」


櫻井「…下等が死んだ」


ブルー「なっ!」


櫻井「部長はいま行方不明。森ちゃんは指名手配犯」


ブルー「行方不明…」


櫻井「それでオレたちは…殺し合おうとしてる…」


ブルー「………」


櫻井「なんでこんなバラバラになっちゃったのかなあ…なにがいけなかったのか

なあ…」


ブルー「わたしには…もう関係ないことだ」


櫻井「…そっか…過去のことなんて関係ないことなのか…」


ブルー「………」


櫻井「オレはそんなこと思えない…。だって…悲しいもん!めちゃくちゃ悲しい

もん!」


ブルー「………」


櫻井「教えてよ!!どうやったらそんなにも簡単に過去は過去、今は今って割り

切れるの!?」


ブルー「………」


櫻井「オレは忘れらんない。みんなで過ごしたことを…みんなで笑ったことを!

!」


ブルー「…戦おう」


櫻井「いやだ」


ブルー「戦おう」


櫻井「いやだ!」


ブルー「戦え!!!!!」


櫻井「…どうして?」


ブルー「おまえが悪の手先で…わたしが正義の味方…それだけのこと」


櫻井「それだけのことで?」


ブルー「…でも…わたしには…それがすべてだ!!」


櫻井「そんなことない…そんなことないよ…」


ブルー「そっちから来ないなら…こっちから行くぞ!!」


迷わせるな、これ以上


ブンッ(ライフルを振る音)


マズい、避けられた…


櫻井「………」


やられる…


ダキッ!(抱きしめる音)


佐藤「えっ…」


櫻井「いやだよ。戦うなんて…」


佐藤「…な/なんの//…」


櫻井「だって…好きだもん…佐藤さんのこと…好きだもん…」


……………ありがとう…嬉しい…


櫻井「もうこれ以上失いたくないんだ、誰も」


わたしもあなたのこと…好き


櫻井「いっしょにいよう?これからも…」


わたしもいっしょにいたい…でも…


ブルー「ごめんね」


バン!!!!!


わたしの居場所はもう…そこにはないの

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