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悪の手先の風上にも置けぬ  作者: なおほゆよ
第1章 悪の手先編
24/95

別れ道の手前で

Write20


グリーン「残念だよ、元仲間と戦うハメになるなんて…」


三谷(謎の男)「………」


グリーン「一応聞いてみるけど…君の妹、森カネテを渡してくれないかな?そうすれば君の命は保証するけど」


三谷「渡すわけないだろ」


グリーン「そうか…残念だな、君を殺したくないんだけどね」


三谷「………」


グリーン「と、言いたいところだけど…君の瞬間移動の能力で場所を変えないか?ここで戦ってこの建物が崩壊でもしたら君も困るだろ?」


三谷「………」


グリーン「安心しなよ、マークを書く時間はやるし、場所も君が決めていいからさ」





櫻井「な、なんで、森ちゃんが…それに、三谷さんも…」


下等(電話)『おそらく…死体が見つからなかったから、どこかで生きてるって判断したんだろ。身元がわかったショッカーを警察がほっとくわけないからな』


アナウンサー(テレビ)『警察ではこの二人の指名手配犯の有力な情報には多額の賞金を贈与することを同時に発表しました』


櫻井「じゃあ、どうして三谷さんも!だってあの人は…」


下等『…あの人は?』


櫻井「まもるんジャーイエローなんだよ!!」


アナウンサー『このことについてお話をうかがうため、国際テロジャーナリストの新田さんに起こし頂いております。こんにちは、新田さん』


新田『こんにちは』


アナウンサー『さっそくですが、このことからどのようなことが伺えますか?』


新田『警察は本気ですね。なんせ10年も未解決の事件ですから』


アナウンサー『しかしですね、この森カネテの写真を見る限りでは、この子はまだ小学生ですよ?小学生がテロ行為なんてあり得るのでしょうか?』


新田『残念ながら可能性はなくないですね。貧困国では10歳のゲリラなんてザラにいますからね』


アナウンサー『そうですか…まだこんなに小さな子供なのに…』


新田『ほんとですよね…まだこんなに小さな子供なのに…ハァハァ…』


アナウンサー『…新田さん?』


新田『ボクの考えではこの三谷光っていうこのロリコンクソ野郎がこの子供にテロ行為を促したのでしょう』


アナウンサー『あの…テレビなんで言葉を選んでください』


新田『まったく…ボクがこの子供のそばにいてあげられていたらもっと可愛いがってあげたのに…ハァハァ…』


アナウンサー『あの…これテレビですよ?しかも生放送』


新田『失礼。実はボクは幼女には目がないんで』


アナウンサー『あの…全国ネットでそんなことぶっちゃけられても困るんですけど…』


新田『とにかくですね、ボクがなにを言いたいかというと、ロリに罪はありません!!したがって、三谷光は死刑!森カネテはボクが保護します!!』


アナウンサー『ジャーナリストじゃねぇよ、コイツ。ただのロリコンだよ、コイツ』


新田『この三谷光ってやつはどっかの荒野で野垂れ死んでしまえばいいのに』


アナウンサー『コイツ呼んだの誰?』






どこかの荒野


森「…お兄ちゃん」


三谷「離れてろ、マヤ」


森「…うん、わかった」


グリーン「…二つ、聞いてもいいかな?」


三谷「…なんだ?」


グリーン「どうしてわざわざ妹さんがいるこの場所を戦場に選んだんだ?」


三谷「全力で戦える場所がここしかなかったからだ」


グリーン「なるほど。…で、もう一個質問」


三谷「なんだ?」


グリーン「君の能力ならボクだけをどこかに飛ばすことはできただろ?どうしてそうしなかった?バカなのか?君は」


三谷「お前らとは、どうせ戦うことになる。そのときにまとめて戦えば、俺は負ける。だが、一対一なら話は別だ」


グリーン「だから…その考えがバカだって言ってんだよ」




ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!!!

ドカアアアアアン!!!!


グリーン「むやみに手榴弾なんて投げても無駄だよ」


ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!!!

ドカアアアアアン!!!!


三谷「2メートルの巨漢の割には素早いな」


ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!!!

ドカアアアアアン!!!!


グリーン「見た目なんて当てにならないもんだよ」


ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!!!

ドカアアアアアン!!!!


森「どうして瞬間移動を使わないの!?お兄ちゃん」


ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!


グリーン「もしかして妹さんは知らないのかい?君の能力の制限を」


森「制限?」


グリーン「三谷君の瞬間移動の能力はね、彼が書いた特別なマーク、通称ワープマークから別のワープマークにしか瞬間移動ができないんだよ」


三谷「………」


グリーン「でもワープマークの間なら、人でも物でも瞬間移動させられる」


三谷「戦闘中に説明なんて余裕だな」


グリーン「読者を置いていくわけにはいかないだろ?それに、いざとなればボクの能力を使えばいいからね」


三谷「…なんだっけ?お前の能力って?」


グリーン「わざわざ敵に教えるわけないだろ?」


三谷「そりゃあそうだ」


ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!!!

ドカアアアアアン!!!!


グリーン「いい加減やめたらどうだ?爆発音だけじゃ読者は飽きちゃうよ?」


ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!

ドカアアアアアン!!!!!!

ドカアアアアアン!!!!


三谷「そうだな、終わりにしよう」


バサアアア!!!(紙切れが飛ぶ音)


グリーン「大量の紙切れなんか飛ばしてどうすんのさ?」


三谷「ただの紙切れなんかじゃない。全部ワープマーク付きの紙切れだ」


グリーン「…それで、どうすんのさ?まさか全部の紙切れに手榴弾をワープさせる気かな?君も巻き込まれるよ?」


三谷「問題ない。お前がしゃべってる間に足元に逃げ(ワープマーク)を作っておいたからな」


グリーン「げっ!」


三谷「じゃあな、キャラ未確定野郎」


バコオオオオオオオォォォォン!!!!!!!!!!






森「お兄ちゃんどこ!?大丈夫!?」


三谷「大丈夫だ、マヤ」


森「よかった…」


三谷「マヤこそケガはないか?」


森「うん、大丈夫」


三谷「よかった…。でもまだグリーンが近くで身をひそめてるかもしれないから離れてろ」


森「大丈夫だよ、お兄ちゃん」


三谷「なんでだ?」


森「わたしが…グリーンだから」


三谷「えっ?」


グサッ(刃物を突き刺す音)


森「ゴメンね、三谷君」


三谷「な、なんで…」


森「言ったじゃん、ボクは…」


グリーン(森)「まもるんジャーグリーンだって」


三谷「変身、能力…だと」


グリーン「そう、それがボクの能力。正確に言えばちょっと違うけど」


(ホンモノ)「お兄ちゃん!!」


グリーン「お、本物の登場だな」


三谷「…逃げろ、マヤ」


森「で、でも…」


三谷「いいから!!!」


森「…わかった」


グリーン「逃がさないよ」


三谷「…まだ勝負は終わってねえよ」


グリーン「もうやめときなよ、それ以上無理したら死ぬよ、君」


三谷「この期におよんで…敵の心配かよ」


グリーン「そりゃあ、貴重な適合者だからね」


三谷「…お前、あの爆発を受けたのに無傷なのかよ…」


グリーン「そんなわけないだろ?。でもね、ボクにはね、体の構造を簡単に変えてしまえるほどの細胞変化能力がある。キズを治すことくらいできるさ」


三谷「…無敵じゃねえか」


グリーン「そうでもないさ。さて、おしゃべりはここまでにして…そろそろ続きを始めようか」






三谷「ガハッ!」


グリーン「ここまでだね」


三谷「…はぁはぁ」


グリーン「一応最後に聞いておくけど…森カネテを我々に渡せ、そうすれば命は保証する」


三谷「…渡すわけ…ないだろ」


グリーン「そりゃそうだ…じゃあ、サヨナラだ」


三谷「待ってくれ。…元仲間のよしみで…一つ頼みがある」


グリーン「…なに?」


三谷「マヤの姿で…とどめを刺してくれないか?」


グリーン「…妹に殺されたいのか?君は」


三谷「…俺は、何度もマヤを裏切って…傷つけた。そんな罪悪感でいっぱいなんだ…。だから、マヤになら、殺されてもいい」


グリーン「…わかった、いいよ」


三谷「…いいのか?」


グリーン「言っただろ?君を殺したくないって。でも、それはできない。ならせめて、君の願いは叶えたい」


三谷「…そうか」


グリーン「君の能力と違って変身って疲れるんだよね。まぁ、でも元仲間のよしみだ」


三谷「…ありがとう」


グリーン「それじゃあ…」


(グリーン)「サヨナラ、お兄ちゃん」


(ホンモノ)「はああああぁぁぁ!!!!!!!!」


ドガッ!!!(体当たり)


グリーン「ぐえっ!!」


三谷「マヤ…こっちに」


(ホンモノ)「うん」


三谷「じゃあな、グリーン」



グリーン「あ~あ、逃げられちゃったよ、瞬間移動で」


グリーン「それにしても…効いたな、森ちゃんの体当たり」


グリーン「そっか、三谷君の妹ってことは…あの子も適合者なのか!」


グリーン「それよりも…どうやって帰ろうか…。ここってどこの荒野なの?」







9月11日


メール『9月12日、8時30分アジト集合。作戦決行日、各自準備を。面接官より』



下等「明日だな、とうとう」


櫻井「ああ」


部長「…ずいぶん、さみしくなったな、この部活も」


下等「そうだな…」


部長「これでもし、お前らがいなくなったらわたし一人だけになるな…」


櫻井「部長…そんなの、もしの話でしょう?」


部長「そうだな…もしの話だな…。だからまだ、一緒にいられるよな?」


下等「当たり前だ」


部長「…約束だぞ」


櫻井「うん」


携帯『幸せなら手を叩こっ!タン!タン!幸せなら手を叩こっ!タン!タン!幸せなら態度で示そうよ、幸せなら手を叩こっ!タン!タン!』


櫻井「…非通知?」


櫻井「もしもし?」


携帯『桜田北高校の近くの公園に今すぐ、一人で来てください』


櫻井「えっ?」


携帯「ツー、ツー、ツー」


櫻井「…切れた」


下等「誰から?」


櫻井「わかんね。一人で近くの公園に来いだって」


下等「告白か?」


櫻井「…そんな感じじゃなかった」


部長「行ってあげたら?」


櫻井「そーする」







近くの公園


フードの少女「待ってました」


櫻井「その低身長…その小ささ…そのミニマム感…まさか、森ちゃん!!?」


森(フードの少女)「お久しぶりです 、先輩」


櫻井「よかった…生きてたんだ…」


森「すみません、櫻井先輩。再開を喜んでる時間はないんです。今日はこれを渡しに来ました」


櫻井「…お守り?」


森「はい、肌身離さず持っててくださいね。必ず効果がありますから。それじゃあ、わたしはもう行きます」


櫻井「ま、待って!せめて下等と部長には会ってあげて!いま学校にいるから…」


森「…すみません、あのふたりには…会えません」


櫻井「…どうして?」


森「櫻井先輩は信じられないと思いますが…下等先輩と部長、ふたりは、わたしたちの敵です」


櫻井「えっ?」


森「それじゃあ、明日、勝ってくださいね、約束ですよ?」


櫻井「待って!どういうこと!?」


森「今日わたしと会ったこと、誰にも言わないでくださいね」


櫻井「待って!森ちゃん!!」







悪将軍「体調はどうだ?ゼロ」


ゼロ「…良好」


悪将軍「そうか…明日から行けるか?」


ゼロ「おそらくは…」


悪将軍「そうか…頼んだぞ」


ゼロ「…了解」








突然ですが、We are the family




櫻井「………なにこれ?」


森「説明しましょう!!」


櫻井「…森ちゃん!?なんでここに!?」


森「最近この小説はマジメな話ばかりで飽きて来るんですよ、作者が」


櫻井「読者より飽きが早い作者ってなに!?」


森「と、いうよりもですね、作者は限界を感じてるんですよ、この会話文中心型の表現方法に」


櫻井「まぁ、戦闘描写なんてほとんど爆発音でやってるからね」


森「会話文も徐々に説明口調になってますしね。そんなこんなで作者は正直ですね……疲れてるんですよ」


櫻井「まぁ、主人公っていう立場から言わせてもらうなら死ぬ気で書けって言いたい」


森「そもそもですね、この小説は作者の自己満足のための小説なんですよ。だから萌え要素にイマイチ欠けてるんですよ。だからマルチイマジネーションなんですよ」


櫻井「むしろ自己満足の小説なら萌え要素は増えるんじゃ…」


作者「ここで萌え要素を書いても虚しいだけ。だからこの小説のモットーは『笑い≫萌え』なんだよ」


森「それでですね、作者は今笑い話を書きたいんです、ものすごく。例えそれが本編の空気をぶち壊すことになっても」


櫻井「まさに作者のエゴだな…」


森「で、どんな話を書くかというとですね…わたしたちショッカー研究部の5人が家族設定の話を書こうと思います」


櫻井「家族設定…」


森「ちなみに家族構成はこんな感じです」


息子(主人公)




ペット


ドラえ○ん


櫻井「ドラえ○ん?」


下等「…っていうかおれ、ペットフラグだろ、これ」


森「この話は今の本編の関係を無視して書きます」


櫻井「あ、おれ夫婦フラグ立った」


下等「ペットよりはマシだろ?」


森「それでは役割を決めましょう」


森「まずはわたし、森がドラえ○ん役をつとめます」


櫻井「なんか冒頭で地球破壊爆弾とか出しそうで怖いんだけど」


下等「むしろ自分がペット設定の地球なんて破壊してほしい…」


櫻井「まだ断定はしてないだろ?」


森「続きまして、父役を櫻井先輩」


櫻井「やっぱそう来たか…」


森「続きまして、佐藤先輩に息子役をやってもらいます」


櫻井「あれ?母役じゃないの?」


下等「…っていうかそれって、息子じゃなくて娘じゃね?」


森「そしてペット役に…部長」


櫻井 下等「えっ?」


森「母役が下等先輩です」


櫻井「…こいつと夫婦関係…」


下等「やばい、想像しただけで吐き気が…」


作者「おれも…」


櫻井「二秒で離婚したい」


森「それでは『突然ですが、We are the family』はじまり、はじまり」





下等(母)「離婚しましょ」


櫻井(父)「こっちは離婚届にハンコ押して準備万端だよ、ボケぇ!!」


これがドラえ○ん争奪大戦争…のちにドラ戦となって語り継がれた物語の始まりである


兵隊長(顧問)「サトウ13世王子に敬礼!!」


佐藤(王子)「…ドラえ○んは?」


兵隊長「はっ!!ただいま修理室にて治療を行っています」


いや、始まりはもっと前


Devil Over Red Automatic Ending Man Original Number


通称、ドラえ○ん


彼…いや、これが我が家に来た時から始まっていたんだ…


佐藤「ドラえ○ん!!ここにいるのか!?」


森(ドラえ○ん)「どうしました?佐藤王子」


佐藤「…お父様とババァがとうとう別れることになった。…ここから逃げるよう」


森「…どうしてですか?」


佐藤「このままだと、君をめぐって戦争が始まる」


わたしの父、サクラーイ皇帝陛下と


その妻であるプリウス プルトニウムプラスチックスプリンセスプレゼントプロヤキュウ プーさん王…女?は



未来から来たというこの殺戮兵器を利用して


全世界の99%を支配して


巨大帝国、ガンダーラを築き上げた


森「でも逃げるって…どこの逃げるんですか?」


佐藤「それは…」


しかし、帝国ガンダーラも今、終わりを迎えている


王と王…女?の離婚


ふたりの別れは目に見えていた


というか結婚が奇跡だった


佐藤「…わからない」


部長(ペット)「王子、ならばこのわたくしめにお任せください」


佐藤「ペット…」


ふたりの必然的離婚により


ガンダーラは二つに別れる


そしてそのふたつの大国で戦争が始まる


それはもう時間の問題だ


この…


森「戦争…始まるんですね…」


ドラえ○んをめぐって


部長「さあ、王子!ドラえ○ん!こちらへ」


わたしは必ずここに戻ってくる


今度はこの帝国の王…いや、全世界の王として


大丈夫、わたしならできるさ


なぜなら、今ドラえ○んはわたしの手の中にあるのだから


佐藤「…行こう、ドラえ○ん」


今度はわたしが…


森「そうですね…わたし、覚悟を決めました」


お前を利用する番だ






佐藤「…ここまで来ればひとまずは…」


部長「ドラえ○ん、この辺の様子を見たい。四時限ポケットからタケコプターを出してくれないか?」


森「いいですけど…充電が必要ですよ?」


部長「なんで?」


森「わかってないですね。タケコプターは四時限ポケットに入ってます。つまり、四時限の扉を開かないといけません。それには莫大なエネルギーを消費します」


部長「めんどくさ!!」


森「っていうかぶっちゃけ、タケコプターを含む多くの秘密道具は修理中なので…いまは地球破壊爆弾しか入ってません」


部長「使えな!」


森「そして作者は…飽きて来ました…と、いうわけで」


突然ですが、We are the family


To be continued(気が向けば)



櫻井「…なにこれ?作者ふざけすぎでしょ?」


下等「っていうか冒頭で家族崩壊してるぞ」


櫻井「そしておれらの出番少ねぇぞ」


佐藤「…わたしはあんなに腹黒くない」


部長「わたしの役はほんとうにペットだったか?」


森「行く先々で殺戮兵器として利用されるんですね、わたし。…可哀想に……。じゃあ、そろそろ本編に戻りましょうかね」


櫻井「切り替え早!!」








9月12日


顧問「突然だけど、今日、9月12日はレオ・シラードっていう偉い学者が交差点で信号待ちをしている時に核分裂の連鎖反応のアイディアを思いついた日なんだ」


クラスメート「…なんですか?その無駄知識は?」


顧問「注目してほしいのは交差点の信号待ちっていうところなんだ」


クラスメート2「なんですか?人生の分岐点はどこに転がってるかわからないから油断をしないようにって話ですか?」


顧問「……出席とります…」


クラスメート2「やべっ。図星だった…」


顧問「あれ?下等君と櫻井君がいないね…」


クラスメート3「…先生に毒を盛った容疑で逮捕された…とか」


クラスメート4「やっちまったな、あいつら」


クラスメート5「教え子が教師を毒殺…テレビ載るな、これ」


クラスメート6「死んではいないけどな」


クラスメート7「じゃあ、わたしたちにもインタビュー来るね」


クラスメート8「ねぇ、わたし今日の化粧のり大丈夫?」


クラスメート9「俺の声が全国に届くのか…発声練習をせねば…」


クラスメート10「じゃあ、櫻井たちは今、裁判っていう大きな分岐点に立ってるわけだ!」


クラスメート11「ほんとにいつ来るかわからんな、分岐点」


クラスメート12「これがドロドロ恋愛の結末か…」


クラスメート13「けっきょく誰の恋も叶わないのね…」


クラスメート14「気にしちゃダメだよ、部長。大丈夫よ、男なんて星の数だけいるから」


部長「…さっきからなんの話をしてるんだ?お前ら」


クラスメート15「…なにってそりゃ…お前らの恋愛劇だよ」


部長「…いい加減な妄想にも限度ってもんがあると思うが…」


クラスメート16「…違うの?」


部長「そりゃな」


クラスメート17「…どこらへんから違う?」


部長「おそらく最初から」


クラスメート18「…誰だよ?こんないい加減なこと言い出したのは」


クラスメート19「少なくともお前もその一人だよ」


クラスメート20「誰だよ?女の争いで混沌の闇に落ちたなんて言ったやつ。絶対中二病だろ、そいつ」


クラスメート21「やめろよ、言ったら言っただけ俺たちに帰ってくんだぞ?」


クラスメート22「なんだよ?ヘキサゴンラブって。センスないにもほどがあるだろ」


クラスメート23「もうなにも言うなよ。恥ずかしさで死にたくなるだろ」


クラスメート24「なんだよ、裁判っていう大きな分岐点って。分岐点が来てたのは俺らの方だろ」


クラスメート25「いっそ死ぬか?みんなで」


クラスメート26「いいよ。みんなでなら怖くないし」


部長「いやいや、思いとどまれよ、そこは」


クラスメート27「ところで、なんであいつらは休んでんだ?」


部長「…ただのサボりだ」


クラスメート28「ただのサボりをどれだけ勘違いしてたんだ?俺たちは」


クラスメート29「穴があったら入りたい」


クラスメート30「穴があったら墓にしたい」


部長「まぁ、ただ…大きな分岐点ではあるがな…」


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