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悪の手先の風上にも置けぬ  作者: なおほゆよ
第1章 悪の手先編
22/95

引き裂かれる出会い

Write18


レインボーブリッジ


レッド「言葉も届かぬ人の世に、かけがえなき絆を見いだして、繋ぎ止めるが我が勲章!!おまえに判るか!?悪将軍!!!!まもるんジャー…レッ!!!!!

!!!!…………………………………………………………………………………………………ド」


櫻井「無駄にためたな…」


ブルー「………」


イエロー「おれはいつだって…いつまでだって…シスコンであり続けると誓う!!だからおれの元へ舞い戻って来てくれ!!我が女神、妹よ!!!!」


下等「あの人通報した方が良くない?」


櫻井「っていうかまもるんジャーイエローって言ってないぞ」


下等「ほんとだ。ただのシスコン発言になってる」


櫻井「会う資格がないっていうのがわかった気がする…」


下等「なんの話だ?」


櫻井「いや、なんでもない」


ピンク「………」


グリーン「ぼ、ボクは、ま、まもるんジャー、グリーンなんだなぁ」


下等「前から言おうと思ってたけどさ…」


櫻井「なんだ?」


下等「グリーンのキャラってどうなってんの?」


櫻井「あれはな、作者がグリーン以外の四人のキャラは決めれたけどグリーンだけが決まらなくてけっきょくキャラが決まってないっていうキャラにしたんだ」


下等「その結果すべりまくっちゃってるってわけか…」


レッド「五人そろって…」


悪将軍「待っていたぞ!!まもるんジャーよ」


レッド「決めゼリフくらい言わせろよ、硫黄のにおいしかしない温泉みたいなにおいがする悪将軍」


悪将軍「言っておくがおまえらの決めゼリフを待ってる読者はいないぞ」


下等「もっともな意見だな」


森「無駄口たたいてないで集中したほうがいいですよ、こっちは命がけなんですから…ゴホッ!」


櫻井「日傘さして風鈴もってる人に言われたくない」


下等「日傘はまあわかるんだけど…なんで風鈴も持ってんの?」


森「橋本さんが…どうしてもって…」


下等「ここに来て妙なキャラ付けしだしたな…あの人」





悪将軍「さてと…いつも通り、人質を殺されたくなかったらおとなしくしろっと言いたいところだが…今回は人質がいない…」


櫻井「そりゃあレインボーブリッチなんて車しか通らんからな」


下等「走ってる車を止めてなかの人をひっぱり出すなんて無茶な話だからな」


森「そうですよね。なんで悪将軍はレインボーブリッチなんて襲撃しようとしたんでしょうか…。バカなんですかね?悪将軍って」


悪将軍「そういうわけで今回はさっそくドロンでさらばさせてもらおうか…」


ピンク「ドロンって…古!!」


イエロー「また能力で消えやがったな、悪将軍め…。どうするんだ?レッド」


レッド「帰ろう」


グリーン「よ、よかった。か、帰れるんだなぁ」


ブルー「…待って…」


レッド「どうした?ブルー」


ブルー「ふせて!!!」


レッド「え?」


ドンッッ!!!!





イエロー「レッド!!」


グリーン「ど、ど、ど、どうしよう。レッドが、う、撃たれたんだなぁ」


ブルー「気をつけて!!また撃ってくる!!」


ピンク「イエロー!おまえの瞬間移動で、レッドを安全なところへ!」


イエロー「わかった」





櫻井「なんだ!?どうなってんだ!?」


下等「多分能力で透明人間になった悪将軍が逃げると見せかけてレッドを撃ったんだ、拳銃かなんかで」


森「ここにいたら…ゴホッ!ゴホッ!…巻き込まれます…ゴホッ!」


下等「そうだな、早くずらかろう」


櫻井「待て!森ちゃんの様子が…」


森「ゴホッ!ゴホッ!ゼーハー!ゼーハー!ゴホッ!ゼーハー!」


下等「こんなときに!!」


櫻井「おれが背負ってく。乗って!森ちゃん」


森「すみま…ゴホッ!ゴホッ!…せん…ゼーハー!ゼーハー!ゴホッ!ゼーハー!」





ブルー「ピンク、悪将軍がどこにいるかわかるか?」


ピンク「ある程度は…」


ブルー「それでもいい、教えてくれ」


ピンク「悪将軍が能力で透明になった位置から…多分動いてない…でもそれを知ってどうする気なの?」


ブルー「全力でこいつをぶちかます」


ピンク「やめろ!!!おまえの能力はそれ以上使うな!!!」


グリーン「そ、それは無茶なんだなぁ」


イエロー「どうなったんだ?」


ブルー「戻ってきたか、イエロー。…あとは頼むぞ」







森「先輩、降ろしてください。大分楽になりました…」


櫻井「いや、無理しない方がいい」


森「いいから、降ろしてください!」


櫻井「…そこまで言うなら…」


下等「伏せろ!!ブルーがグレネードランチャーをこっちに向けてきたぞ」


櫻井「え?」




ピンク「やめろ…」


ブルー「………」


ピンク「やめろーーーーー!!!!!!!」




ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!


森「きゃあああああああああ!!!!」







ピンク「しっかりして!!!先生!!!」


ブルー「………」


ピンク「イエロー!!!早く先生を…ブルーを運んで!!」


イエロー「………」


ピンク「早くして!!!イエロー!!!」


イエロー「…あれは…マヤ…」


ピンク「なに言って……森…ちゃん?」


イエロー「…マヤ…マヤヤヤヤアアアアアアアアァァァァァ!!!!!!!!」






下等「…大丈夫か?ふたりとも」


櫻井「なんとか直撃は避けたが、すごい爆風だった…大丈夫?森ちゃ…」


森「はい、大丈夫です」


下等「森ちゃん…」


森「どうかしました?」


櫻井「覆面が…」


森「え?覆面…取れて…る…」


下等「…櫻井。…森ちゃんから離れろ」


櫻井「なに…言ってんだよ、おまえ?」


下等「いいから早く来い!!!もう無理だ!!森ちゃんは顔を見られた!」


わかってるよ、それぐらい…でも


櫻井「離せ!!見捨てるのか!?森ちゃんを」


そんなことできないんだ、おれ


下等「違う!!受け継ぐんだ!!森ちゃんの意思を!」


受け継ぐ…


森「櫻井先輩!!!」


櫻井「…森ちゃん?」


森「早く行ってください。まきぞいは、ごめんです」


森ちゃんは…それでいいの?


櫻井「それでいいの?森ちゃん」


森「はい。でもひとつお願いがあるんですけど…聞いてくれますか?」


櫻井「…うん」


森「わたしで…最後にしてくださいね」


櫻井「…最後…」


イエロー「マヤヤヤヤアアアアアアアァァァァァ!!!!!!!」


森「…お兄…ちゃん?」


三谷さんが森ちゃんの元に走って行く


イエロー「待ってろ!すぐに行くから!」


でも、だめだよ


森「…来ないで…」


イエロー「やっと会えた…」


もう…遅いんだ


森「来ないで!!!!!!!!」


櫻井「だめだ!!三谷さん!!!!」


5年ぶりの再会


ようやく繋がれた兄妹の手は




ドカアアアアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!





爆炎のなかに消えて行った








アナウンサー「私はいま、レインボーブリッチ上空にいます!」


アナウンサー「視聴者の皆様!ご覧下さい!あのレインボーブリッチが相次ぐ二度の爆発により、一部が崩壊してしまいました!!」


アナウンサー「あ!あれは…カメラさん!寄れますか?」


アナウンサー「なんと!あの爆発の中、悪将軍はまだ生きています!!しかし爆発に巻き込まれたためか、負傷してる模様です!」


アナウンサー「まもるんジャーイエローは…。残念ながらまもるんジャーイエローの姿は見受けられません!爆発に巻き込まれて崩壊した橋とともに川に落ちて

しまったのでしょうか!?」


アナウンサー「いまレインボーブリッチにはまもるんジャーピンクとグリーン!ショッカーが二人、そして悪将軍です!!」


ヘリコプター運転手「これ以上ここに留まるのは危険です!!!引き返しましょう!!!」


アナウンサー「え?もう私の出番終わり?」





櫻井「…森ちゃん…三谷さんまで…」


下等「早くここから離れるぞ。ここも崩壊するかもしれない」


櫻井「…なんでおまえそんなに冷静でいれるんだよ…」


下等「悲しむのは…全部が終わってからでもおそくない…。でも、今は今しかできないことがある」


櫻井「…おまえ、すごいな…こんなときでも動じないんだな…」


下等「ほら、早く立て!おまえにしかできないことがある」


櫻井「…わかってる…でも、わけわかんなくなってきた…」


下等「…そういうときはな…喝を入れればいいらしいぞ、こんな風に」


バキッ!!(右ストレート)


櫻井「…いてぇ」


下等「悪将軍は負傷して動けないからおれが運ぶ。おまえは…」


櫻井「…時間を稼げばいいんだな」


下等「…ほんとに効果あるんだな、喝って」


櫻井「おれで試すなよ」


そうだ、これで最後にするんだ






これは…誰がもたらした悲劇なの…


なんのための犠牲なの…


いったい…だれのせいなの?


ショッカーに背負われて逃げる悪将軍が目に入る




おまえのせいか



ピンク「アクショオオオォォォグウウウウゥゥゥン!!!!!!」


逃がさない!


いま終わらせるんだ!わたしの手で



それなのに…


どうしてあなたがそこにいるの?


ピンク「どいて、櫻井」


櫻井「ごめん、それはできない」


ピンク「はやくどいて!!!」


信じられなくなる


この現実を、自分の正義を、大好きなあなたも、すべて


だからこれ以上じゃましないで


わたしはいまの自分が恐い


いまなら



あなたさえも殺してしまいそうで



ピンク「なんでじゃまするの…」


櫻井「言えない…でも、おれを信じて」


もう、無理だよ…


わたしは…


まもるんジャーピンクはもう


止められない


ピンク「うあああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」


闘おう


わたしはまもるんジャーで


あなたはショッカーなんだから


そういう運命なんだから…








大振りで振られたライフル


大丈夫、避けられる


ピンク「うあああああああぁぁぁぁ!!!!!!!!」


怒りで


悲しみで


冷静でいられないんだ、佐藤さんは


櫻井「もうやめようよ。こんな戦い、意味がない」


佐藤「…うるさい」


櫻井「意味がない!」


佐藤「うるさああああああい!!!!!!」


突然スピードが変わったライフル


まずい、直撃する…


グリーン「はーい、そこまでー」


ピンク「じゃましないで!!」


危なかった…


グリーン「もう悪将軍は逃げちゃったんだから、今日はここまで」


グリーンが止めるのがあと一瞬遅かったら…


ピンク「………」


死んでた…かもしれない…


グリーン「ほら、櫻井さんも、腰をぬかしてないで。はやく逃げた方がいいよ」


そうだ、はやく逃げないと


ピンク「どうして逃がすの!?」


グリーン「じゃあここで殺しちゃうの?」


ピンク「…それは」


グリーン「それに彼は言ってるじゃないか、自分を信じてって」


ピンク「…そんなの…」


グリーン「信じてみないか?、彼を」


ピンク「もう信じられないよ!!!!」


カチャ!(ライフルをかまえた音)


グリーン「なにやってんの?」


ピンク「いまからでも遅くない。あいつを、櫻井を撃つ!!」


せめて…わたしの手で


グリーン「そっか…それなら…力ずくで止めさせてもらうよ」


ドガッ!!


ピンク「グッ…」


グリーン「君が彼を撃ってどうなるのかな?」


ピンク「……わかってる…そんなこと…でも」


グリーン「でも?」


ピンク「…なにがどうなってるか…なにもわかんなくて……もうなにも…だれも…」


信じられないよ…






ショッカーアジト


158「おつかれ…さまでした…」


櫻井「………」


158「聞きましたよ、森ちゃんのこと」


櫻井「………」


面接官「そっとしてやったほうがいい」


158「はい、そうですね」






家に着いて安心したせいか…


突然、いままでの、森ちゃんとの思い出が…


いっきに流れ込んで来た


楽しかった分


泣いた


もう、みんなで、五人でいられないんだな…


もう、みんなで笑い合えないんだな…


もう…みんなで海に行けないんだな…


約束、守れないんだな



許せない


悲しみが、底はかとない憎しみに替わり…そして


その憎しみの対象のすべてが


一人の人間に向けられた


おれは許さない、悪将軍を



絶対に許さない


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