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悪の手先の風上にも置けぬ  作者: なおほゆよ
第1章 悪の手先編
15/95

お願いだからボーリングの話で部をまたがないで欲しい

Write11


アルカパ「で、武器はどこですか?」


トラコン「…適当な重さのボール選んで」


アルカパ「重いですね…火薬が詰まってるから当然ですね」


下等「…早く選んで」


アルカパ「待ってください!そんな雑に運んだら爆発しちゃいますよ!」


トラコン「下等、アルカパの目を覚ましてあげて」


下等「もう実際にやって見せた方が早い」





トラコン「そんじゃあ俺から始めさせていただきます」


アルカパ「死なないでくださいね!先輩」


下等「アルカパの目を覚ましてあげて」


トラコン「まかせろ!」


バコオオオン!!


トラコン「よっしゃ!ストライク!」


アルカパ「ストライク?野球のですか?」


下等「ナイスストライク!」


アルカパ「先輩!あと連続で8ストライク取れば攻守交代ですよ!」


トラコン「ほぼパーフェクト取れってか!?」


下等「よっしゃ!次は俺だな!」


トラコン「頑張れよ!言っとくけど英語言ったら死刑だからな!お前は」


下等「普通に楽しませろよ!」


アルカパ「なるほど…ボウリングっていうのは英語をしゃべったら死刑になる戦争なんですね?」


トラコン「残念ながら1%もかすってもないよ、森ちゃん」


カコン!


下等「やべ、一本しか倒れなかった」


トラコン「ドンマイ!言っとくけど俺のストライクに続かなかったら死刑だからな!」


下等「もう無理じゃん!」







トラコン「次はアルカパの番だよ」


アルカパ「とうとうこの時が来ましたか…」


下等「頑張って!」


アルカパ「先輩…もしものときは携帯に遺書が書いてるんで…読んでください」


トラコン「なんで!?」


アルカパ「ロック解除番号は1192なんで、よろしくお願いします」


下等「なんで鎌倉幕府!?」


アルカパ「それでは…行ってきます!」


ブウウウウウウ!!!!!


アルカパ「な、なんですか?これは?」


トラコン「ファウルラインを超えたな、森ちゃん」


アルカパ「ま、まさか…もう敵に見つかった!?」


下等「俺らがやってたの見てたよね?森ちゃん」


アルカパ「床が滑ります…まさか…敵のワナ!?」


トラコン「そろそろ一緒にいて恥ずかしくなってきた」


アルカパ「きゃっ!!」


下等「あ、コケた」


アルカパ「まずいです…こんな戦場のど真ん中でコケてしまうなんて…一生の不覚です」


トラコン「まぁ、確かにボウリング場のど真ん中でコケるのは一生の不覚だな」


アルカパ「さ、櫻井先輩!た、助けてください!櫻井先輩!櫻井先輩!」


トラコン「そんなところで人の名前を連呼するのやめてくれない?恥ずかしいんだけど…」


アルカパ「助けて!幼女強姦犯先輩!」


トラコン「だからそれは俺じゃないからね!!!」


メグみょん「大丈夫ですかー!!ご主人様ー!!」


下等「ぎゃあああ!!!こんなときにトラブルメーカーが来たあああ!!!」


アルカパ「あ!店員さん!『お帰りなさいませ!!ご主人様!!』、助けてください!」


トラコン「こんな状況でも挨拶を忘れない森ちゃんってすごいと思う」


メグみょん「今助けに行きますからね!!!」


トラコン「床滑るんで気をつけてくださいね」


メグみょん「それくらい知ってますよ!きゃっ!!」


下等「ならどうしてコケるんだよ!!?」


メグみょん「く…一か八かで履いて来たハイヒールがこんなところで足を引っ張るなんて…」


トラコン「いや、足引っ張ってるのはあなたの万人にも理解出来ないような独創的発想力です」


アルカパ「さすがは櫻井先輩!こんなときでもハイクォリティなレド例…尊敬に値します」


トラコン「不本意な尊敬をありがとうございます…ってか、いつの間に森ちゃんはここに帰還してたの?」


アルカパ「店員さんがコケてる間にです」


メグみょん「た、助けてください!」


下等「結局あんたは何しに来たの?」






トラコン「カクカクジカジカってことなのボウリングのルールは、わかった?」


森「は、はい」


下等「とうとうカクカクジカジカなんて言葉を使うときが来るとはな…」


トラコン「正直使ってて恥ずかしい」


森「あの~先輩達にお願いがあるんですけど…」


下等「なに?」


森「今日の私の失態を忘れていただきたいんですが…」


トラコン 下等「「無理」」


森「ですよね」


トラコン「言っておくけど今日だけで2回壊れてるんだからね、森ちゃん」


下等「俺をボコボコにしたときのことだな」


森「うぅっ…厄日です 、今日は…」


トラコン「以後森ちゃんが壊れたときはアルカパモードと名付けよう」


森「…それはこれから壊れることがあることを前提に言ってません?」


トラコン「多分あるよ、作者が気に入っちゃもん」


下等「じゃあ俺の名前がちょくちょく替わるのも気に入られちゃったからちょくちょく替わるのか…」


作者「いや、別に」


下等「じゃあとっとと戻せよ!」


作者「戻すタイミングを失った」


トラコン「ちなみに俺のトラコンは?」


作者「正直気に入ってるからもう少し続けたい、そして流行らせたい、流行語大賞取りたい」


トラコン「無理だ、下等が聖徳太子になるくらい無理だ」


森「ナイスレド例です!先輩!」


トラコン「ゴメンね、センス無くて」


作者「正直レド例も気に入ってる、流行らせたい、そして紅白歌合戦に出たい」


下等「出れない方に命を賭けてもいい」


トラコン「安いな、俺なんて3万円賭けてもいいぞ」


下等「あれ?そんな安いの?俺の命って」


トラコン「そんなことよりもボウリング続けようぜ」


下等「あれ?そんな簡単に片付けていいことなの?俺の命って」


森「そうですね、続けたほうがいいですよね、まだ第一レーンも終わってないんですから」


下等「そうだね、でもほとんど森ちゃんのせいだからね、それは」







第一レーン 森ちゃんの二投目(一投目はファウル)


森「ここから投げたらいいんですよね?」


トラコン「そうだよ」


森「あの白いのがピンなんですよね?」


下等「そうだよ」


森「あれを倒せばいいんですよね?」


トラコン「そうだよ」


森「でも……よく見るとピンって可愛いですね…」


下等「…森ちゃん…早く投げて」


森「…できません!」


トラコン「なして!?」


森「どうしてあんなに可愛い子にこんな重いものぶつけないといけないんですか!?」


下等「も、森ちゃん?」


森「そんなこと…私には…」


アルカパ(森)「できません!!」


トラコン「アルカパモード来たああああああ!!!!!!」


アルカパ「どうしてみなさんは容赦無くピンを傷つけることが出来るんですか!?」


トラコン「いや…そういうスポーツだし…」


アルカパ「そういうスポーツ?何かを一方的に傷つけることをスポーツと呼んでいいんですか!?」


トラコン「…いいんじゃない?」


アルカパ「私は認めません!!これは国家レベルで許された公式のいじめです!!!!」


下等「…一理あるな…」


トラコン「あるかぁぁああ!!」


アルカパ「こんなもの今すぐ廃止しないといけません!…そうだ!!署名運動をしよう!!」


トラコン「ちょ!森ちゃんどこ行くの?」


アルカパ「善は急げです!さっそく署名運動を始めてきます!」


下等「行っちゃったな…」


トラコン「どうする?ボウリング続ける?」


下等「まぁ、せっかく来たんだもんな…続けよか」


トラコン「はぁー、野郎と二人でボウリングかぁ、つまんないだろうな…読者的にも」


下等「俺だって同じ気持ちだよ」


トラコン「じゃあさ、俺が思いっきりボウリング球投げるからさ、お前ピンになってくれない?」


下等「それは正真正銘のいじめだと思う」







学校 教室


下等「先生、とつぜんですが…愛ってなんだと思います?」


先生「…お前を精神科医に連れてってやることだと思う」


下等「いいんですか?そんなので」


先生「いいんじゃねぇの?」


下等「久しぶりの登場の第一声なのにいいんですか?そんなので」


先生「いいんじゃねぇの?」


下等「せっかく俺が久しぶりでも登場がしやすい質問をぶつけてあげたのに?」


櫻井「どのへんが?」


先生「そんなことよりも下等、お前反省文は書いて来てんのか?」


下等「もちろん書いて来ましたよ、俺のこころに!」


櫻井「もうちょっとマシな言い訳しろよ」


下等「なので残念ながら先生には読んでいただくことはできません!」


先生「たしかに読めないな…脳やら心臓やらを解剖でもしないと」


下等「え!?」


先生「櫻井、木工室からチェーンソー持ってこい」


櫻井「先生、さすがにそれは無茶だと思いますが…」


先生「下等生物をしつけるには体に刻み込むのが一番だ」


櫻井「それもそうですね」


下等「なんで今ので納得してんの?お前」


ギュルルルルウウウーー!!(チェーンソーの音)


下等「せ、先生、さすがに冗談ですよね?」


先生「あの世でじっくり反省文書くんだな」


下等「助けてくれ!櫻井!」


櫻井「ゲル状になって生きてたお前なら大丈夫」


先生「じゃあな、下等」


ギュルルルルウウウーー!!


下等「ギイヤヤヤアアアアーーー!!!




っていうのがオチになると思んだよね」


櫻井「…どんな展開だ、オイ」


下等「そんなわけで意味不明な質問からのこころに書いて来たっていうトンチ作戦は無理だと思う」


佐藤「…何話してるの?」


櫻井「こいつが先生に反省文書けって言われてるのに書いて来なかったからその言い訳を考え中」


下等「なんかいいアイデアない?先生の反省文を逃れる方法」


佐藤「…退学するとか…」


下等「なんで一番最初にそれが出てくんの?」


佐藤「…いっそ退世するとか…」


下等「そんな言葉聞いたことないんですけど!」


佐藤「…とりあえず死んで欲しいとか…」


下等「今本音出たよね!?」


佐藤「…さっさと退世しろ」


下等「もはや願望以外の何者でもない!」


櫻井「ただの殺意だな」


佐藤「…最後に…下等」


下等「なに?」


佐藤「…先生に迷惑かけるな」


下等「いや、迷惑かけるなって言われても…」


佐藤「うるさい!!!!!」


櫻井 下等「「!」」


佐藤「いいから…迷惑かけるな…」


下等「は、はい」


生徒「え?今の佐藤さん?」


生徒「初めて聞いたんだけど、佐藤があんなにでかい声出すの」


生徒「なに?何があったの?」


櫻井「………」





下等「気を取り直して…俺はどうしようか?」


櫻井「もうめんどくなって来た…」


下等「もうちょっと考えてくれよ」


櫻井「それなら記憶喪失になった設定で行けば?」


下等「記憶喪失か…ありきたりだな…」


櫻井「んじゃあ、記憶喪失になって自分の正体がわからなくなったもともとはカマドウマの国の王子プリウス プルトニウムプラスチックスプリンセスプレゼン

トプロヤキュウ プーさんだった設定で」


下等「王子なのにプリンセスって入ってるぞ」


先生「おはよ、朝のホームルームは…めんどいからパス、じゃ、頑張れよ」


櫻井「先生、本当の久しぶりの登場がそれでいいんですか?」


先生「いいんだよ、めんどいし」


下等「先生、教えてください!僕は一体誰なんですか!?」


先生「…急にどうした?」


下等「僕は忘れてしまったんです、何もかも…」


先生「あっそ」


櫻井「もう少しくらいかまってあげてもいいんじゃないですかね?」


先生「めんどい…どうせ反省文の言い訳だろ?」


下等「な、何のことですかね?」


先生「反省文書けよ…じゃ、ほかに用はないな…ホームルーム終了」


櫻井「…元気なかったな、先生」


下等「そういえば前にもあったな、先生が元気なかったとき」






部活


佐藤「………」


櫻井(なぜかさっきからずっと佐藤さんににらまれてるんだけど…俺なんかやったかな?)


森「部長、ボウリング廃止組合の署名運動やっているんですけど、署名してくれませんか?」


部長「ボウリング廃止組合?」



森「実はですね…」


佐藤「………」


櫻井「下等」


下等「なんだ?」


櫻井「なぜか佐藤さんがめっちゃこっち見てるんだけど」


下等「とりあえず土下座すれば?」


森「…っと、いうわけでボウリングは廃止すべきだと思うんです」


部長「…櫻井、下等」


下等「何用で?」


部長「お前らが一緒にいたのに、どうして森ちゃんが変な思考に目覚めたんだ?」


下等「そんなこと言われてもな…」


佐藤「………」


櫻井「…俺はなにをやったんだろうか?」


下等「本人にきいてみたら?」


櫻井「なんかこわいから無理」


森「佐藤先輩は署名してくれますよね?」


佐藤「………」


森「佐藤先輩?」


佐藤「えっ?…なに?森ちゃん」


森「いや…その…ここに署名をして欲しいんですが…どうかしたんですか?幼女強姦犯先輩がどうかしたんですか?」


櫻井「いい加減その呼び方やめてくれない?」


佐藤「………」


櫻井「あ、あの…佐藤さん…なにかわたくしにご不満なとこがあるんでしょうか…?」


佐藤「…櫻井」


櫻井「はい」


佐藤「…何か話して」


櫻井「えっ?ええっと…何かって何を?」


佐藤「…いいから…何か話して」


櫻井「ええっと…それじゃあ…空って青いですよね?」


佐藤「………」


部長「………」


森「………」


下等「………で?」


櫻井「海も青いですよね?」


佐藤「………」


部長「………」


森「………」


下等「………だから何?」


櫻井「俺の顔っていま青くなってない?」


佐藤「………」


部長「………」


森「………」


下等「………そうだね」


櫻井「それはきっと空の青さや海の青さに関係はなくて、きっと…僕が産み出してしまったこの場の白けた空気のせいなのかもしれない」


佐藤「………」


部長「………」


森「………」


顧問「………」


下等「………で、オチは?」


櫻井「普通の高校生にオチのある話を即興で話させることは一種の罰ゲームだと思う」


佐藤「………」


部長「………」


森「………」


下等「………からの?」


櫻井「その言葉ってもはや悪意に満ちてると思う」


佐藤「………」


部長「………」


森「………」


下等「……つまり?」


櫻井「もうこれ以上引っ張らないで欲しい」


部長「お前は滑らない話の一つや二つ出来ないのか?」


櫻井「じゃあ、もう少しくらいマシなリアクションをしてください」


森「佐藤先輩は櫻井先輩に何をさせたかったんですか?」


佐藤「…ダメっぷりを…見たかった」


森「そうですか…ところで、佐藤先輩はどうして私と手をつないでいるんですか?」


佐藤「…ダメ人間を導くのは…私の運命」


下等「妹にしたくなるよね、森ちゃんって」


森「絶対いやですね、それは」


下等「…そんな即答しなくても…」


森「あ!私用事があるんで今日はもう帰ります」


部長「その前にこれに名前を書いてくれないか?」


櫻井「なんですか?これ」


部長「部員が人外を加えたら五人になったからショッカー愛好会を部活にするための書類」


下等「人外って誰のことなんだろ?」


櫻井「さぁな…俺と部長と佐藤さんと森ちゃんじゃないことは確かだ」


下等「あれ?もう答え出てない?」


森「これでいいですか?」


森 予


部長「ああ、ありがとう」


森「それじゃあ、お先に失礼します」


佐藤「…モリヨ?」


櫻井「これでモリカネテって読むんだって」


佐藤「…変わってるね…」



佐藤「…森……マヤ」


櫻井「え?」


佐藤「…何でもない」


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