表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/18

Misson:12 始動

その日の午後は、学生兵の顔合わせと今後のスケジュールについて説明があった。


今年入隊した学生は30名程で、主に高校生が中心だった。


そのため顔合わせですぐに皆打ち解けた。


啓介も隣校の遊び仲間を見つけ、少し不安だったこれからの生活も順調に行きそうな気がした。






そして今後の事について説明を受ける。


学生兵がここで訓練を受ける期間は一月ほどだ。


その間に基本的な兵士としての技術を身に付ける。


戦争の歴史や、銃の扱い方、部隊での活動方法と様々な事を学ぶが、大半は基礎体力の向上だ。


毎年この体力づくりについていけなくて脱落するものが続出するらしい。


啓介は体力には自信があるほうなので、自分がどれだけ出来るのか試してみようと思った。





説明が終わり、啓介達は一旦部屋に戻った。


既に日は暮れ、そろそろ夕食の時間になろうとしていた。


「さっそく今日から訓練か。」


狩野は配布されたタイムスケジュールを見ながら呟いた。


「えっ!マジ?」


啓介が嘘だろ、と同じく冊子を見た。


夕食の後たっぷり三時間の講義が待っていた。


「すごい日程・・・。」


滝沢は啓介と同じ冊子を開きながら呟いた。


今後一か月の予定は朝から晩まで訓練だ。


基礎体力作りから射撃訓練まで。

内容の分からない演習1や屋内2などまである。


啓介のさっきのやる気はどこへやら、この先思いやられる内容にベッドに突っ伏した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ