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一話「新しい生活の始まり」

 この世界には「家系能力」というものが存在する

炎を操るもの、氷を操るものーーその性質は多様

しかしこれは単なる強さではない

時に支配の道具として使用され

人の価値を決める基準として扱われる

それが家系能力であり、この世界の一つの可能性だ。

僕の名前は衛遊ライト。

今年、天位高専に進学することになった

「ここが天位高専...僕が夢に見た...」

僕は生唾を飲み込んだ、未来の自分を想像することなんてできなかった

ここを卒業している人は誰もが有力な人物として名を残す

だから僕はここを選んだ。自分の可能性を超えるために


「入学式の場所はここか...」

迷わずに来れたことにひとまず安堵し

緊張や不安が一気に押し寄せてくる

そんな気持ちを抱えながら扉を開けるーー

異常なほどに静かだった。

会話もざわめきも、はたまた服の擦れる音もない

その空間は僕にはあまりにも重すぎた...

ただそんな不安とは裏腹に、思いのほかすぐに入学式は終了した

そうだな、一つ感じるものがあったとしたら主席の話が長かったことだろうか


そんなこんなありながら自分の教室につくことができた。

担任の名前は「追憶ヒスト」歴史の教師らしいがそんな感じは特にしない

「どうも!ヒストでぇす!こんな感じでテンションおかしいとよく言われますが

授業は普通に行うのでその辺は安心してくださいね」

騒々しい教師だ...静かに思う、中には引いている生徒もいるんじゃないか?

「唐突ですが、この学校で生きていくためには戦うしかありません!

ランクバトルタイム、縮めてRVTがこの学校にはあります」

「バトルか...とりあえず戦えばいいのか!」

一人の生徒が楽しみを抑え込むように叫ぶ

「いえ、バトルと言っても基本的に拡張領域という

バリア内での戦闘となります、外の生徒に被害は及ばないので安心を」

その後の話は頭に入ってこなかった「戦闘」ーー自分とは無縁

ともいえるようなことにあまり興味が湧かなかった


授業が終わった後は談笑が教室を飛び交った。

この学校に僕の友人はいない...そもそもいたっけな

何もすることがなく廊下に飛び出し歩き続けた

「痛っ...」

鈍い感触が体に響く

「おいおい、お前、新入生か?」

顔を上げるが、言葉が出てこない

「先輩にぶつかってくるとはいい度胸してるな?

それも謝罪も無しか?」

「すみません、あまり前を見ていなかったもので...」

無情にも先輩は聞く耳を持たず

「前を見ていなかった?それで済まされることか?

そうだな、新入生ってことは、pt...持ってんだろ?

明日のRVTの時...覚悟しとけよ新入生」

不敵に笑いながら先輩は去って行った

.....助かった...か?

不安が心を覆いつくす。

「どうするべきだ.....」

逃げられる道はないか頭をフル回転させる

「ないな...それよりも肩が痛ぇ...」

手を肩にかざす、痛みが消える...もう慣れたものだ

だが心に引っかかる気持ち悪さは消えず残る

「こいつの回復は無理か...」

空を仰ぐ...

「とんでもねぇ場所に来たな...本当に」

ここまで読んでいただきありがとうございます。


とんでもないことに巻き込まれた主人公ですが、

まだまだ物語は始まったばかりです!


よろしければこれからも読んでいただけると嬉しいです。

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