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私は幼馴染みに恋をしている。

初めての作品です。

私、乃々佳は幼馴染みの花梨に恋をしている。彼女とは、小学校一年生の時に初めて出会った。その当時はもちろん恋なんてものは分からなかったけど、胸が高鳴るような、そんな気持ちになったのを今でも覚えている。それから今までずっと花梨に恋をしている。でもこのことを花梨には伝えられない。この思いを花梨には伝えてはならない。そんなことをすれば、きっと彼女と距離ができてしまうから。彼女はきっと辛くなるだろう。だから、この気持ちは伝えられない。彼女には悟られてはいけないのだ。この恋は私の中で、大切にしまわなくてはいけないのだから。それがきっと、花梨にとっても、私にとっても必要だし、良いことなのだから。




あたし、花梨は幼馴染みの、乃々佳に恋をしている。明確に恋と気づいたのは、小三の夏だ。二人で一緒に夏祭りに行ったとき、乃々佳のよさに気づき、今の今までずっと恋をしている。あたしはずっと乃々佳に告白をしようと思っていて実行できていない。なぜなら乃々佳はおそらく男の人が好きだから。乃々佳は中学校に入ってから、男の人に告白されている。成功したという話は聞かないが、それでも、告白されると嬉しそうにあたしに話してくれる。告白を断るときはいつも乃々佳は

「ごめん、私、好きな人がいる」

と言うらしい。きっとその人も、男の人なのだろう。だから、あたしに勝ち目はない。それでも、あたしは乃々佳の彼女になりたい。だから、あたしはいつか、絶対に乃々佳に告白をする。








「ねえ、見て花梨。また同じクラスだよ。今年もよろしくね。」

「うん、今年もよろしく。奏」

この子は、奏。あたしの親友だ。あたしが、乃々佳に恋をしていることを唯一知っている友達だ。あたしの恋を応援してくれているし、結ばれるように動いてくれるあたしの優しい友達であり、親友だ。

「あ、そういえば乃々佳も同じクラスっぽいよ。」

なるほど、今年も同じクラスか。あたしと乃々佳は小学校一年生からずっと同じクラスだ。おそらく、これは運命によって定められているのだろう。ちなみに今、この場には乃々佳はいないが、奏と、乃々佳の仲も悪いわけではなく、昨年(高一の頃)は、三人でグループを作っていたくらいには仲が良い。また、いつもだったら、三人で一緒に登校している。ただ、今日は乃々佳はいない。なぜなら、乃々佳は今日寝坊したらしい。乃々佳を迎えに家に行ったら、乃々佳ママが、まだ起きていないと言っていたので、しかたなく、二人で登校することになった。さっき、「今日は」と言ったが、本当は今日もである。最近、乃々佳が一緒に登校することが少なくなっている。どうして、急に一緒に登校しなくなったのだろう。





「今日も一緒に行かないの?」

「行かない。」

「何で?花梨ちゃんたちとけんかでもしたの?」

「してないけど。なんとなく、そういう気分にならないだけ。とりあえず、もう行くね。」

「ちょっと待ちなさい、乃々佳。ちょっと!!」

私は母さんの言葉を無視して、家を出た。とはいえ、母さんの心配する気持ちも分かる。ずっと一緒に登校していたのだから。でも、一緒に登校しなくなったのにも理由がある。

気まずくなってしまったからだ。昔はあまり気まずさなんか感じなかった。しかし、最近になって、花梨が私に対して、凄く積極的にアプローチしてくる。もちろんそれは私の勘違いかもしれない。いや、きっと勘違いだろう。花梨が私のことを好きなはずがないのだから。だから、そんな期待はやめよう。そんなのはきっと偶然なのだから。

皆様、初めまして。ふいきと申します。いつの間にやら私は幼馴染みを好きになっていたようです。(いつ好き)一話を読んでいただき、誠にありがとうございます。後書きというのは初めて書くのでどういったことを書けばよいのか、分からないため、ぜひ、コメントで教えてください。お願いします。それから、ブックマークなどをしていただけると作者が次の話を書くモチベーションにつながります。ブックマーク、コメントしてください。お願いします。

※訂正箇所があればコメントに書いていただけると助かります。

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