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神のゲーム  作者: 神崎 真也
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自分の運命

目覚まし時計が鳴ると直前に目覚まし時計を、止めて起きた。いつも通り学校へ行く用意をして学校へ向かっていると後ろから、

「ハル待ってよ」と可愛らしい声が聞こえた

ハルと言うのは俺、栗松 晴也 (くりまつ はるや)のニックネームである。

振り向いてみると幼馴染の神楽坂かぐらざか さきだった。

神楽坂 咲とは幼稚園の時からの幼馴染で元気で明るく学校でもモテモテの女子高生である長い黒髪を左右に揺らしながら走ってきた。

「家に迎えに行くから待っててっていつも言ってるじゃん」と少し怒りながら言ってきた「ごめん、ごめん。忘れてた」と誤魔化しながら謝り、学校へ一緒に向かった。

栗山高校に入学して2ヶ月が過ぎるて、友達が増えて楽しい学校生活を送っている。

学校に着き、自分の席に座った時に隣のクラスから咲が慌てて来た。

「どうしたんだよ?」と不思議そうに聞くと「今日の放課後、屋上に来てくれる?大事な話がある事を忘れてた」と笑いながらいったおれはそれを承諾して呼び出しした理由が授業中に考えた。だが、答えが全く分からずしらない間に授業が始まっていた。

結局分からないまま、放課後になってしまい約束通りに屋上に行った。

咲は景色を見ながら待っていた。

「待たせてごめん。大事な話ってなんだ?」と聞くと、咲から驚く言葉を言った。

「大事な話なんだけどハルは後、1年以内に死ぬよ」と真面目な顔をして言ってきた。

「え、」と信じきれない顔をして聞き返した「咲、からかってるのか?」と笑いながら聞いた。

「いや、違うよ。これからゲームが始まるんだけど命をかけてゲームをするの。その時に死ぬことになってる。」と真剣に答えた。

「ゲームってなんだよ!」と動揺しながら聞いた。

「それもそうだね、最初っから説明するから長くなるけど我慢してね」

「私がハルと出会ったのはゲームの製作者からの依頼だったの。ハルがゲームで優勝出来るようにサポートするのが私の役目、一年以内に死ぬことになってるハルの運命を変えるために私がいるってこと」

「ちよっとまて、製作者がおれを優勝させるために依頼してきたって、俺を優勝させるんだったらゲームをする意味ないし、そもそもなんでおれが選ばれたんだ?」と不思議そうに聞き直した。

「選ばれた理由は今は答えられないけど、ゲームをしていくうちにわかると思うよ。優勝させてないといけない理由は参加者の1人が殺されて参加者の権利が殺人者に移動しちゃったんだよ。製作者からも予想が出来なかったんだよね。」

「なんだよそれ!てか、殺されても権利は引き継がれるのかよ」

「はい。製作者は殺人や交通事故などは分かるのですが、参加者を殺した人間の行動は分からなかったのです。人間なのかも分からないやつに優勝させる事は何としても止めなくてはならないので私が依頼を受けたということです。」と長々と説明をした。

おれは、冗談だと思って軽く流して聞いていた。「なるほどー、で、これからどうなるんだ?」と笑いながらいった。

「もう少ししたら非通知から電話がかかってきて色々教えてくれると思う。」と真剣に答えた。俺は咲の言うことが信じられず「先に帰るわ」と言葉を残し屋上から降りた。

学校の門を出た時だった。携帯に着信音がなり見てみると、非通知だった。

また、からかってるのだろうと思ったおれはなんの躊躇もなくでた。

「もしもし、どちら様ですか?」

「この度はゲームに選ばれましておめでとうございます。ゲームの開始をお伝えするために電話をかけさせていただいております。

ゲームの内容はメールに詳しく書いておりますのでご確認ください。命をかけたゲームなので頑張ってください」と言っていきなり電話が切れた。

おれは急いで掛け直すが電話は繋がらず、焦っているとメールが届いた。


ゲームの内容についてお伝えします。

このゲームは命をかけてしていただきます。

参加者は6名で最後に1人になれば優勝です。

優勝者には製作者より願いを一つ願いを叶えさせていただきます。参加者全員を殺して優勝してくださいね。最後に参加者同士は誰だか分からないようになっているので自分の力でお探しください。

(ヒント、ゲームの参加者はプレゼントとして能力を与えてます。それぞれバラバラの能力なのでお楽しみにしといてください)


怖くなった俺は家に急いで帰り部屋にこもって夜を過ごした。


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