第1話:いぬ山その1
基本、最後のオチ重視で書くんで最後まで読んでくださいm(__)m
プロローグ【※いぬ山】
オレはルパン三世に憧れて泥棒になった。
緑のスーツ(宮崎カラー)とワルサーP38(ブラフ用のモデルガン)をトレードマークに
馬鹿みたいに漢の美学をつらぬいて
そして・・
悪党に捕まった・・・。
きっと趣味的に殺されるんだって諦めかけたとき助けてくれた人がいた。
オレ達の業界の生きた伝説
怪盗紳士の称号をもつ
ダニー・オーシャン
本家本元のルパンの称号をもつ男に救ってもらったんだ感動的だった・・・。
それだけでも奇跡なのに
彼はオレに殺し文句を言ってくれた。
「お前は見込みがあるから俺と夢を見ないか?」
って、だからオレはオーシャンさんの最初で最後のたった一人の弟子になったんだ・・・。
不法侵入Lv∞
外は幸先がよく雪が降っていた。
きっと、彼の痕跡を覆い隠してくれるだろう・・
「オレは師匠の夢を受け継ぐ伝説の怪盗紳士オーシャンのたった一つの黒星を・・・・。
弟子の誇りにかけて攻略してみせる・・」
彼はそう、決意すると
要塞の様な白亜の御殿を見上げた・・。
愛車の旧式ベンツから厳かに降りる・・・
オーシャンから名前を受け継いだ彼の行動は洗練されていた、猫の様に鋭敏で無駄が無い
彼の理想としたルパン三世の様にスマートだった、トレードマークの赤服がマイナスポイントだったが技術がそれを超越していた。
青い部屋の護衛の目を絶妙のタイミングですりぬける
それもひとえに、オーシャンの夢が光り輝いていたからだろう。
オーシャンは多くに慕われていた
だから、彼の夢に賛同してくれる内通者が、こと細かに情報を提供してくれる。
しかし、この御殿のセキュリティは世界最高峰、神がかり的な技術がなければすぐさまアウト・・
存在を気づかれたら即ゲームオーバー
シビアだが彼は信念のために危険な綱渡りをする。
・・・・・・・
・・・・
・・
・
なんどもヒヤヒヤする場面をきりぬけ彼は賭けに勝った。
きっと彼は運命に愛されていたのだろう・・
目的の寝室に辿り着いた
米国大統領の子供が眠る寝室に・・・。
スヤスヤと眠る可愛い寝顔を見て、白ヒゲの彼は優しく微笑むとプレゼントを枕元に置く。
「メリークリスマス」
小声で呟いた・・・
・・・
・・
・
ただの自己満足かもしれないが彼は誇らしさで胸が一杯だった。
終わり
多分、バレたと思いますがいぬ山ねこは現実主義者です・・・ファンタジーが本のジャンルで一番好きなので結構、困ってます(T_T)