2話 味覚の狂者!天音は甘ねぇ
目が覚めるとそこは知らない天井だった
「あれ、ここは、、、
天音は!?
「落ち着け小僧、味覚の狂者は無事だ」
「天音は!天音はどこだ!?」
「あの女なら隣の部屋で寝てる
起きて早々元気なやつだこと」
「オドーレス、味覚の狂者が目覚めたわ、」
「お!サイレントさんよ、ついにあいつが目覚めたか
よかったな小僧挨拶してこいよ」
「天音!」
俺は急いで天音の元へ走った
「天音!」
「唯人、ここは?、あの後なにがあったの?」
「ここは俺にもわからない、奴らが学校を襲ったあと
俺と天音は奴らにここへ連れてこられたらしい」
「お前ら二人は何が何だか分かってねえようだから説明させてもらうぜ」
「お前ら二人は狂者って言って神に選ばれは存在なんだ
俺らはそいつらを集めてる」
「とかに女、お前だ
お前は味覚の狂者って言って中でも特別な能力者だ
お前の力に関しては代々強まってる
だかお前の真の実力を発揮するにはお前の味覚を刺激する必要がある
そこでだ
こいつを呼んだ
入れ
ガチャ
「初めまして私はボール城沖縄です」
「こいつは世界的に有名な料理人だ
こいつにお前の味覚を刺激するような料理を作ってもらおうってこった」
「まあぐだぐだ話してても意味がねえ
とりあえずそこの女はこいつの料理をいろいろ食え
男は俺と来い特訓だ」
なんだかんだで半日が過ぎた
「天音!料理はどうだった?」
「うーん、どれも微妙なんか美味しくないわけじゃないんだけどびびってこないっていうか、」
「そっか、なら俺が料理作ってやるよ!」
「ほんと?!唯人のご飯なんて久しぶり!」
「なんだか昔を思い出すな、昔はこいつのためによく
たこ焼き焼いてやったっけな、」
「ちょっと待っててくれな」
「うん!」
俺は冷蔵庫からシフォンケーキとプリンを出す
「とはいえ、俺もあんま料理得意ってわけじゃないからなぁ
とりあえずケーキの上にプリン乗っけとくか!」
「天音〜できたぞ」
「うわ〜おいしそう!」
「食べていい?」
「いいぞー」
もぐもぐもぐもぐ
「びびっ!これは、」
天音が宙へ舞う
「この料理は甘ねぇ!」
「天音!どうしたんだ?!」
「ついに覚醒したか、これが味覚の狂者の能力
サイレントさんよぉこいつ抑えなきゃここら一帯消しとんじまうぞ」
「そうだな、」
またまたサイレントさんは目にも見えない速度で
天音を気絶させた
「おい小僧その料理忘れんなよ
そいつはこの女を生かす唯一のトリガーだ」